【保存版】Webマーケティング未経験からの完全ロードマップ!転職を成功させるには?

デスクワークをしている女性

Webマーケティングについて興味が出てきたけど、未経験から転職は可能なのだろうか?

未経験からWebマーケターになるには、どのような道筋があるのだろうか?

最近では、「Webマーケティング」という単語を耳にする機会も増え、未経験者でWebマーケティングに興味を持つ人も増えてきたのではないでしょうか。

しかし、興味はあっても「未経験からではWebマーケターに転身するのは無理だろう」と感じている人も多いですよね。

実はそこまで難しいことではなく、きちんと情報収集をして準備をすれば、未経験からでも知識とスキルをもったマーケターとして転職可能です。

そこで本記事では、Webマーケティング未経験者から転職を成功させるための完全ロードマップをご紹介します。

今後、転職を考える人にも役立つ内容なので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

未経験からWebマーケティング業界へ転職できるのか?

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早速結論になりますが、未経験からでもWebマーケティング職への転職は「可能」です!

その理由は、Webマーケティングの市場規模の拡大とIT人材不足があげられます。

2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の影響で、従来のマスメディアよりも費用を抑えて広告を打ち出せ、より気軽に集客できるWeb広告を選ぶ企業が増えました。

また消費者目線で見ると、テレワークや外出規制の関係で、自宅でインターネットやSNSを使用する機会が増えました。

このような点から、WebサイトやSNSを使ったWebマーケティングに力を入れる企業が増えてきたようです。

一方、Webマーケティングを必要としている企業や個人が多いにもかかわらず、Webマーケターの数が少ないのが現状です。

株式会社電通が、2021年3月に「2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」という調査結果を発表しました。

「2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」|株式会社電通

出典:「2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」|株式会社電通

この調査結果によると、インターネット広告媒体費は2016年から増加し続けており、2021年もさらに増加する予測が立てられています。

社会のデジタル化が加速していることと、新型コロナウイルス感染症の流行が追い風となり、SNSやWebサイトに掲載するWeb広告の需要が高まっていることが理解できるはずです。

そして、市場の拡大に伴って必要となるのが、人材です。

Webマーケティング業界では、急速なデジタル化を背景に人材不足の問題に悩まされています。

以下は、マーケティング専門Webメディア「Agenda note」の調査で、リーダーと現場の両面においてマーケティング人材が足りていないという結果が出ています。

「マーケティング組織の組織づくり・人材育成に関する調査」|マーケティング専門Webメディア「Agenda note」/ 株式会社シンクロ

出典:「マーケティング組織の組織づくり・人材育成に関する調査」|マーケティング専門Webメディア「Agenda note」/ 株式会社シンクロ

このような人材不足の背景もあり、Web広告・Webマーケティングの転職市場が活発に動いています。

またそうした人材不足の結果、Web業界未経験の方でも、興味があり、やる気がある人を採用していこうと考える企業も多いでしょう。

たとえ未経験でも、市場規模と人材不足から転職成功のチャンスは大きいと言えるのではないでしょうか。

未経験からWebマーケティングに転職するルート

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ここでは、Webマーケティング職に転職するルートを4つ解説します。

それぞれに特徴やメリット、キャリア設計があるので、転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

広告代理店でWeb広告プランナーとして経験を積む

広告代理店は、クライアントから依頼を受けて、代わりに広告の出稿や運用・管理を行います。

Web広告プランナーになると、商品やサービスの認知から販売につなげられるように、クライアント企業のWeb広告戦略を担当します。

仕事内容は、以下の通りです。

  • クライアントへのヒアリング
  • 広告を掲載するメディアの選定
  • 広告枠の入札
  • 広告運用における数値データ管理
  • 広告予算の管理
  • 運用結果から効果測定・検証
  • 改善策立案

Web広告プランナーとして広告代理店に勤めると、まずはクライアントとコミュニケーションを取りながら、多くの案件に取り組みます。

広告運用のさまざまなパターンに関して、実践を通して経験を積めるでしょう。

その後のキャリアとしては、広告運用のチームリーダーやディレクターを経験し、フリーランスのWeb広告プランナーとして独立も可能でしょう。

Web制作会社のWebマーケティング部署へ転職する

Web制作会社は、クライアント企業から仕事を受注して、Webサイトなどの制作をし、運用や管理までを担当します。

制作会社のWebマーケティング部署であれば、クライアント企業の希望をヒアリングしながら、集客や売上を向上するための施策を考え行動できるでしょう。

  • サイトへの直接訪問を促す
  • SNSを活用する
  • Web広告を配信する

このような方法でユーザーとの接点を作るのが、Webマーケターです。

Web制作会社のマーケティング部署であれば、Web制作の一連の流れだけではなく、「Webデザイン」や「SEO」「アクセス解析」などにも関われます。

社内異動でWebマーケティング部署へ

現在働いている会社のなかで、Webマーケティング部署へ異動する方法もあります。

転職ではなく、あえて社内異動するメリットは、以下の通りです。

  • すでに自社のこと自社の商品やサービスのことを熟知している
  • 未経験からでも、今までの結果次第で年収が下がりづらい
  • 転職にかける準備が必要ない

たとえWebマーケターとして転職できても、転職先の会社の文化や企業体制に馴染めず、短期間で退職してしまうケースもあります。

それであれば、社内の状況もわかり、人間関係なども慣れているところで部署移動をしてキャリアを積めることはおすすめの方法ではないでしょうか。

また自社のマーケティング部に異動してキャリアを積めれば、今までの社内貢献や役職などもそのままに、活躍できる可能性があります。

現在働いている会社にWebマーケティング部署があることや、新規Webマーケターを公募していることが条件になりますが、選択肢の一つとして考えてみてください。

事業会社のWebマーケティング職に転職する

事業会社は、広告代理店やWeb制作会社と違い、自ら商品を製造・生産する会社です。

だからこそ、人材不足の影響を受けやすく、未経験からでもWebマーケターとして転職しやすいメリットがあります。

一方、事業会社は、一般的な転職サイトで求人を募集しているケースは少ないでしょう。

「未経験OK」で求人を掲載している会社は「初心者がマーケティングをしているのか」とクライアントから思われ、会社の評判を落とす可能性があるからです。

事業会社の求人募集は、転職エージェントを利用して掲載されていることが多いので、エージェントに相談をするようにしましょう。

事業会社での働き方は、以下があげられます。

  • 自社商品のPR
  • 販売戦略を考える
  • 消費者の購買データを分析し、商品販売に役立てる
  • 販売ルートや売れる仕組みの構築をする

事業会社では、誰もが耳にするような大手の会社もたくさんあり、大手企業の商品販売やサービス認知につなげる働き方をします。

また仕事内容は、細分化されていることが多いので、Webマーケターとしてより専門的なスキルを習得していけるでしょう。

成果には厳しいですが、Webマーケターとしてのスキルアップや直接的な商品販売に関わりたい人にはおすすめです。

そもそもWebマーケティングの仕事内容は?

ノートパソコン

完全未経験からWebマーケターとして転職をする場合、仕事内容までは深掘りできていない方も少なくありません。

職種により仕事内容が変わるので、深堀りできていないと転職後にイメージとのギャップが生じ、離職につながる可能性があります。

そうならないためにも、しっかり仕事内容を確認しておきましょう。

まず、Webマーケターとは、WebサイトやSNSなどのオンラインを使ったマーケティング活動をおこなう職種を指します。

目的は、商品やサービスの売れる仕組みを作ることです。

具体的な職種としては、以下があげられます。

  • Webマーケティングプランナー
  • 広告運用
  • SEOコンサルティング
  • コンテンツディレクター
  • 顧客管理
  • Webディレクター

一口にWebマーケティングと言っても、上記のようにさまざまな職種があります。

コンサルティングやディレクターは、Webマーケターのなかでも上位職になります。

ですので、未経験者はマーケティングプランナーや広告運用から仕事を始めることが多いでしょう。

Webマーケティングの年収について

Webマーケティング(SEO・SEM)<30代>の年収まとめ|転職会議


出典:転職会議

国内最大級17万件以上の求人を掲載している転職会議によると、Webマーケティング職の平均年収は439万円です。

20代前半の平均年収は346万円に対して、30代の平均年収は506万円となっております。

また30代でも最高年収が2,332万円、最低年収は200万円とかなりのひらきがあります。

  • 大手企業やベンチャー企業といった会社規模
  • 職種
  • 役職
  • 雇用体系
  • 地域

年収の差には、このような内容が関係し、一概にWebマーケター全員が平均約450万円ほどもらってるわけではありません。

頑張りによっては一般的に比べてかなりの高給を得られるので、モチベーションにもなるでしょう。

Webマーケティングのやりがいとは?

どんな仕事においても、キャリアアップやモチベーション維持のためにも、やりがいは大切です。

Webマーケティングのやりがいとして、以下の4つをあげてみました。

  • 結果が明確に分かる
  • 目標までの過程を楽しめる
  • 論理的思考スキルが身につく
  • ユーザー・クライアントの役に立てる

Webマーケティングの世界は、数値データをもとに仮説を立て、改善をしながら最終目標に向かいます。

目標のことをKGI・KPIといい、数値を用いて誰でも明確に分かる目標を立てるのが、Webマーケティング。

そのため、結果・成果が定量的に表示され、ゴールまでの道筋も立てやすく、やりがいを感じる人も多いです。

また自身またはチームで立てた仮説をもとに、PDCAサイクルを回し、ゴールまでの過程を楽しむのもWebマーケターのやりがいの一つでしょう。

PDCAサイクルを回すことで、物事を数値事実に基づいてとらえたり、失敗を活かしたりすることで論理的に考える訓練になります。

また論理的に考えることは、Webマーケターだけが使うスキルではなく、ほかの職種や独立をする際にも必要となるスキルなので、いつまでも役に立ちます。

そしてWebマーケターとして大切な視点は、ユーザーやクライアントのために仕事をするということです。

パソコン一つ使ってオンラインで仕事をして、論理的に考えることが多いですが、「誰かの役に立つ」という熱い気持ちがやりがいにつながります。

Webマーケターとして働く上で必要なスキル

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ここでは、Webマーケターに転身して働いていく上で必要な4つのスキルを解説します。

なお、初めからここで紹介するスキルを保有していなければいけないというわけではありません。

転職活動中に、徐々に身につけていくイメージで問題ないので、ぜひ確認してみてください。

基礎的なPCスキル

Webマーケターにとって、パソコンは必須アイテムです。

ですので、最低限でも基礎的なPCスキルは習得しておきたいところでしょう。

基礎的なPCスキルとは、「Word」「Excel」「Power Point」この3つを指すことが多いです。

また「Zoom」などのビデオ会議システムや、分からないことを検索するときに使う「ググる」も上手く使えるようになることをおすすめします。

「PCはどうしても苦手、スマホで十分」という人は、マーケターとして仕事することは難しいので克服しておきたいですね。

最低限のコミュニケーション能力

Webマーケティングの現場では1人で仕事を進めるというよりも、チームを組む、あるいはクライアントとともにゴールを目指すことが多いです。

そのため仕事を円滑に進めるには、コミュニケーションも大切なスキルの一つです。

Webマーケターはパソコン一つあればできる仕事も多く、個人プレイのイメージが強いかもしれませんが、実はコミュニケーション力が必要になります。

コミュニケーションが適切に取れないと、認識違いなどが発生し、クライアントに迷惑をかけるなど、トラブルが発生する可能性も高くなるでしょう。

結論優先で端的に物事を伝えるPREP法をはじめとしたフレームワークを参考に、円滑なコミュニケーションを習得してください。

Webマーケティングの基礎知識

いくら未経験からの転職だとしても、Webマーケティングに関する基礎知識は身につけておきましょう。

会社は学校ではないので、一から教えてくれるわけではありません。

自分で基礎知識を習得するために独学したり、スクールに通ってスキルを身につけたりすることで、転職時に企業へのアピールにもなります。

ロジカルシンキング

Webマーケティングの仕事では、「計画」「実行」「確認」「施策」というPDCAサイクルを回すために数値を用いて考えます。

PDCAサイクルを回すなかで、行動が論理的に問題ないのかしっかり確認する必要があるでしょう。

論理破綻しているのに、「実行」「施策」を進めても、ゴールにたどり着くことは困難です。

データ分析力とともに、ロジカルシンキングもWebマーケターとして重要なスキルなので、普段から論理的に話し考える癖をつけておくとよいでしょう。

Webマーケティングに資格は必要なの?

Webマーケティングには必ずしも資格は必要ありません。

ただ、資格を保有していると転職や転職後の業務に役立てられるメリットもあります。

役立つ資格は以下の5つです。

  • ITパスポート
  • Web検定
  • Google 広告認定資格
  • Web解析士
  • Webアナリスト検定

資格を保有するには、それなりの勉強をしないといけないので、基礎知識を身につけるためにも、本業と並行して学習を進めてください。

なお詳しい資格の特徴や概要については、以下記事よりご覧ください。

未経験からWebマーケティングへ転職するロードマップ

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ここでは、未経験からWebマーケティングへ転職するための、ロードマップを紹介します。

具体的にどのような道を進めばいいか分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。

学びたいプロダクトを決める

まずは、学びたいプロダクトを決めるところから始めましょう。

一口にWebマーケティングと言ってもSEO・Web広告・SNS運用など、さまざまな種類があります。

ここでは4つのプロダクトを紹介しているので、特徴などを確認しながら、学びたいプロダクトを決めてみてください。

SEO

SEOは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化という意味です。

GoogleやYahoo!といった検索エンジン上で、Webサイトの上位表示を狙い集客につなげることを目的としています。

検索結果は、上位表示されるほどユーザーが閲覧する確率が高くなり、それだけWebサイトへの集客につながる可能性が高くなります。

とはいえSEOは、Googleのアルゴリズムによって常にアップデートされており、「これを実践したら必ず上位表示できる」という正解はありません。

ですが、SEOの考え方やスキルが身につくことで、会社やクライアント企業の集客や商品認知につなげることが可能です。

Web広告

Web広告は、文字通りWeb上に掲載される広告のことで、WebサイトやSNS、メールなどの媒体を活用している広告です。

あなたも、Webサイトの閲覧時やYouTubeの視聴時に表示される広告が気になり、クリックした経験はありませんか?

このようなWeb上の広告運用を、Webマーケターが手がけています。

以下、Web広告の運用・管理で具体的に行うことをあげてみました。

  • プランニング
  • 媒体選定
  • 入稿
  • 分析
  • 改善

マーケターは、会社やクライアント企業の商品やサービスをより多くの人に認知してもらい、購入につながるような施策を考えます。

Web広告を利用するメリットは、マス広告のように不特定多数へ広告を掲載するのではなく、ターゲットを絞り興味がある人に届けられること。

また従来のマス広告に比べて掲載費用が抑えられるので、Web広告を導入している企業が増えています。

今後Webマーケターを目指す上で、Web広告運用は押さえておきたいスキルでしょう。

SNS運用

SNS運用は、SNSを活用して、ブランド認知や集客につなげるマーケティングのことです。

最近では、企業がSNSを活用するケースも多く、企業や商品の認知度を高めるためにWebサイトとSNSを連動させて集客をしています。

多数の人が使うSNSを活用することで、ユーザー分析に役立てられ、目的のターゲットにリーチしやすいという特徴があります。

主なSNSは以下の通りです。

  • LINE
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • TikTok

SNSによって特徴やユーザーの年齢層に違いがあり、活用する際はターゲットユーザーをしっかりと把握しておきたいところです。

アクセス解析

アクセス解析とは、Webサイトのコンバージョン率向上など目標達成のために、数値データからユーザー行動を読み取り分析することです。

実際にWebサイト運用やWeb広告運用をする際には、PDCAサイクルを回すために、どのくらいのアクセスが集まったかを解析する必要があります。

そしてアクセス解析をするために必要なのが、Google アナリティクスなどの解析ツールです。

アクセス解析ツールを活用することで、数字からユーザー行動を分析して課題をあぶり出すことに役立ちます。

Webマーケターとして転職をする際には、必ず業務のなかで使用する解析ツールに関する知識や操作方法を身につけておきたいところですね。

基礎スキルを習得する

学びたいプロダクトを決めたら、基礎スキルの習得に進みましょう。

Webマーケティング業界が、人材不足で需要が期待できるからと言って、完全未経験、熱意のみで転職できるほど甘くはありません。

企業は、即戦力となる転職希望者を求めます。

即戦力とまではいかなくても、基礎スキルを自ら習得することで、企業へのアピールにもなるでしょう。

基礎スキルを習得するには、「書籍学習」「動画学習」「スクール学習」の3つに分けられるので、以下で簡単に紹介します。

書籍学習

書籍学習は、一次情報として信頼性があり、初心者にはおすすめの学習法です。

さまざまなWebマーケティング関連の本が出版されていますので、基礎学習を網羅している書籍から購入してみましょう。

書籍学習のメリットは、低コストでありながら、先人達が経験した普遍的な内容を繰り返し学べることです。

また過去に大きな結果を出している有名マーケターの考え方や、大切にしている働き方などを学ぶこともでき、非常に参考になるでしょう。

逆にデメリットは、情報のアップデートが早いWeb業界において、内容が古くなっていることがあります。

動画学習

動画学習は、視覚と聴覚を使うので、書籍よりも効果的に勉強できます。

無料から有料のものまで、さまざまな教材がありますが、基礎だけを体系的に学ぶなら無料でも問題ありません。

各無料動画で気になるWebマーケティング分野を視聴し「より深く学びたい」と感じたら、有料に切り替えるなど、さまざまな利用法があります。

スマートフォンでいつでもどこでも手軽に勉強できる点がメリットでしょう。

しかし、動画や学習教材によっては、信憑性に欠けるものもあるので、事前にしっかり確認しておきたいところです。

スクール学習

最後に紹介するのはスクールでの学習です。

実際にWebマーケティングの現場で活躍している人が講師を務めるスクールもあります。

最新の情報を聞けたり、疑問点をその場で解決できたり、未経験から基礎スキルを習得するには最適でしょう。

なお、受講料や授業形式もそれぞれ特色が異なるため、より自分に合ったスクールを選ぶ必要があります。

ポートフォリオを作成する

ポートフォリオは、Webマーケターとして転職する場合や、独立して仕事を獲得する際に、会社やクライアントにとっての判断材料になります。

スキルの証明をするためにも、ポートフォリオを作成し、転職活動やフリーランスの独立へ活かすことが大切です。

ですが、「Webマーケターとして成果を持ってないけど、何をポートフォリオとしたらいいの?」と悩まれる方もいるでしょう。

そこで、ポートフォリオの例を以下に記載してみました。

  • 自分でブログを立ち上げ、100記事投下。その後Google アナリティクスをもとにアクセス解析レポートを作成してみる
  • 自分で作成した記事が、特定のキーワードで検索順位1位をとる
  • 少額で知人の店舗やWebサイトの広告を出稿し、Web広告を経験してみる
  • InstagramやTwitterを運用して、フォロワーを1,000人集めてみる
  • YouTubeを使って、オリジナルの動画を作成し、アカウントを育ててみる

大切なことはポートフォリオを作成して終わりではなく「なぜこのポートフォリオを作成したのか」「どのように分析をしたのか」「どのように改善したのか」などを、まとめること。

また、ポートフォリオとは別にあなたのスキルや経験年数を証明する「スキルシート」などを用意すると、転職を意識した場合には有効です。

転職活動をスタートする

ポートフォリオまで用意ができたら、いよいよ転職活動をスタートします。

具体的な転職活動には、以下の方法があります。

  • 転職サイトや転職エージェントを活用する
  • 企業ホームページから直接応募する
  • ハローワークを活用する

未経験からの転職の場合は、成功確率が上がる方法として、転職エージェントやハローワークのように人を介して転職先を見つけるのがおすすめです。

転職サイトや企業ホームページから直接応募する場合には、自分のペースで転職活動を進められるメリットがあります。

なお、企業情報や仕事内容、待遇などは、転職後に「こんなこと知らなかった」とならないように、しっかり情報収集をしておきましょう。

30代未経験でWebマーケティングへの転職は可能?

まず結論をお伝えすると、30代未経験からでもWebマーケティング職へ転職は「可能」です。

その理由は、Webマーケティングという市場需要と人材不足です。

ただし、30代となると企業も即戦力人材を求める傾向にあり、年齢面でも未経験での求人数が少なくなるのは事実です。

未経験者が全く採用されないということではありませんが、転職するにはそれなりの覚悟を持っておいた方がいいでしょう。

転職を成功させるために、しっかりとした基礎知識・実践的なスキルを習得して、未経験という弱みを補い、転職に挑んでみてください。

スキルの習得に関して、本コラムを運営するマーケティングスクール「デジプロ」の特徴を解説しております。

気になる方は、このまま読み進めてみてください。

未経験からWeb広告業界への転職なら「デジプロ」

デジプロ

デジプロは、超実践的なカリキュラムでWeb広告スキルを習得できる、Webマーケティングスクールです。

Web広告に特化した内容や現役のWebマーケターによる直接講義など、デジプロならではの特徴があります。

Web広告プロダクトを網羅し転職にも活かせる

デジプロでは、マーケティングのなかでもWeb広告に特化したカリキュラムを強みにしています。

具体的には、このような広告プロダクトを学べます。

  • リスティング広告
  • Google 広告
  • Yahoo!広告
  • Facebook広告
  • Twitter広告
  • ディスプレイ広告

それぞれの広告プロダクトを基礎から応用まで、実践フローに基づいて学習でき、データ解析や運用方法までもしっかり習得できます。

Web広告に関して、「知っている」レベルではなく、「運用できる」レベルの内容を学ぶので、転職の際も即戦力人材としてアピールできるでしょう。

現役マーケターが直接指導

デジプロの講師陣は、Webマーケティング業界で現役で活躍しているマーケターです。

GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントでMVPを複数回受賞したコンサルタントなどが在籍しています。

このようなプロのマーケターから、マーケティング業界の現状を知り、最新の情報をもとに講義を受けられます。

また講義だけではなく、生徒一人ひとりをサポートするパーソナルトレーナーの手厚いサポートも魅力の1つ。

継続的な学習サポートや、疑問点が浮かんだ際にはすぐに解消できる「質問し放題」もついています。

転職エージェントと業務提携し転職サポートにも対応

デジプロでは、転職サポートにも力を入れており、「書類添削」「面接対策」「求人紹介」がプランのなかに組み込まれています。

また2021年7月からは、マーケティング・クリエイティブ人材の求人に特化した転職エージェント「マスメディアン」との業務提携をしました。

それにより、手厚い転職サポート、求人紹介が受けられます。

デジプロの手厚い転職サポートによって、未経験分野への転職でも安心感が大きいのではないでしょうか。

全国11ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)

デジプロは、通学授業に対応している教室が全国11ヵ所にあります。

現在は、渋谷・大阪・福岡・千葉・神戸・大宮・横浜・広島・名古屋・北海道・仙台の11ヵ所で対面講義を実施しています。

Webマーケティングスクールはデジプロ以外にもありますが、その多くはパソコン一つで行うオンライン授業。

オンライン授業は、時間や場所に縛られず自由に講義を受けられるというメリットもあります。

一方で、疑問点をその場で解決しにくい、モチベーションの維持が難しいといった弱点もありますよね。

教室に通い対面で授業を受けることで、必要な知識をより効率よく学習できるでしょう。