株式会社電通が発表した「2019年 日本の広告費」によると、2019年まで広告費の中心的存在であったテレビ広告が、インターネット広告に抜かされました。
今や、インターネット広告費は年々増加し、Web広告市場においても高い需要が見込まれます。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により、今後の働き方を見直す人が増えたこともあり、Web広告の転職市場も活発です。
おそらく皆さんのなかにも、完全未経験からWebマーケターへの転職を検討している方も多いのではないでしょうか。
未経験からWebマーケターへの転職を検討する場合「独学でスキルを習得するケース」と「Webマーケティングスクールなどで習得ケース」に分けられます。
このうち、体系的にスキルを習得できるスクール学習を検討される方が多いですが、なかには、Webマーケティングスクールがあわない方も。
そこで本記事では、Web広告特化型のWebマーケティングスクールを運営している弊社が、スクール受講が意味のない人について解説します。
独学かスクール受講かで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【傾向】Webマーケティングスクールに通っても意味がない人
これまで多数の受講生と接し、長年Webマーケティングスクールを運営してきた目線から、スクール受講が意味のない人の傾向について解説します。
Webマーケティングスクールに通う目的意識を具体化していない
第一に、Webマーケティングスクールに通う目的意識が具体化していない人は、学習のゴールが曖昧になり、挫折しやすいでしょう。
たとえば、あなたが転職を目的にWebマーケティングスクールを受講する場合、おそらく転職で有利になるスキルや転職支援などのサポート体制を軸にスクールを選びますよね。
しかし、スクール選びの段階で目的意識が明確でないケースでは「ひとまず費用が安いスクールに通ってみよう」など選定基準が曖昧になります。
また、Webマーケターへの興味が薄い段階でスクールに通っても、実践的なカリキュラムを前に、挫折してしまうかもしれません。
このように、Webマーケティングスクールに通う目的を明確化しなければ、実りある学習にはつながらないでしょう。
Webマーケティング講師に依存してしまう
Webマーケティングスクールを受講すれば、Webマーケティングの基礎知識から、ときには実践的なスキルまで効率よく体系的に学べます。
また、現役マーケターの講師へ直接質問できる回数無制限のチャットサポートなどもあり、疑問点はその場で解消可能です。
しかし、非常に恵まれた環境だからといって、自分でリサーチをせず、不明点を都度講師へ質問していたらどうでしょうか。
おそらく、自分で問題を解決する力、検証する力、計画する力が減少し、受講生のためになりません。
また、自分で考え、最適解を見つけ出す過程こそが、Webマーケティングそのものであり、この段階を依存してしまえばマーケターとしての成長もストップします。
もちろん、考え抜いて分からない課題は、講師に質問してもよいですが、初めから答えを求めてしまう姿勢はNGです。
自走できる人材こそが、Webマーケティングスクールでの学習を意味あるものに変えてくれます。
スケジュール管理が苦手である
Webマーケターは、複数のクライアントのWebサイトやGoogle アナリティクスなどのデータを共有してもらい、施策の計画・実行・検証・改善を進めます。
このように、PDCAサイクルに沿って施策を進めるため、各フローにおいては計画性が必要。
クライアントと相談しながら、投下するキャンペーンの時期や配信設定を決定していくのです。
そのため、そもそもWebマーケティングの学習段階で、スケジューリングが苦手であると、マーケターとしての成功が難しい場合も。
Webマーケティングスクールでの学習を意味のあるものへするためには、学業や仕事と両立しながら、学習時間をしっかり確保しましょう。
どうしてもスケジュール管理が苦手という方は、検討中のWebマーケティングスクールにおいて「週何時間」の時間を確保すればよいか相談してみてください。
Webマーケティングスクールの公式サイトに学習時間の目安が記載されている場合もありますし、無料カウンセリングなどで質問してみるのもよい方法です。
【傾向】Webマーケティングスクールに通う意味のある人
次にWebマーケティングスクールに通う意味のある人の傾向について、詳しくみていきましょう。
基本的には、Webマーケティングスクールに通う意味のない人と逆の行動を意識するだけで、効率のよい学習が可能です。
転職や副業、フリーランスなど目的意識が強い
Webマーケティングスクールに通う意味のある人の傾向として、皆さん強い目的意識を持っています。
たとえば「現職が斜陽産業だから、将来に強い不安を抱き、需要のある業界へ転職したい」など。
受講生によっては、すでにWebマーケティングでフリーランスをしていて、クライアントの言動からWeb広告の必要性を強く感じ受講にいたるケースもみられます。
このように、Webマーケティングスクールに通う目的が、転職やフリーランス、現職に活かすなど鮮明であればあるほど、強い動機が生まれ、継続学習につながりやすいです。
ぜひ、あなたがWebマーケティングスクールに通う目的を、今後のキャリアやライフプランなどから逆算して、考えてみてください。
インプットとアウトプットを効率よく行える
Webマーケティングスクールに通うことは、目標としているキャリアやライフプランを達成するための、手段でありゴールではありません。
そのため、優秀な人ほど目的達成に向けた知識のインプットとアウトプットを効率よく進めています。
たとえば、アクセス解析を学んでいるのであれば、平日習得したスキルをもとに、週末に自分のブログで傾向を分析してみるなど。
Webマーケティングは、トライ&エラーを繰り返すことで最適化されますから、普段からこのようなPDCAサイクルを回せる人は強いです。
ブログで導き出したアクセス解析レポートをポートフォリオとして活用すれば、他の応募者との差別化もでき、転職で有利にはたらくこともあります。
このように、Webマーケティングスクールで学んだスキルをそのままにせず、アウトプットすることも念頭におきましょう。
限られた時間を無駄にしない
Webマーケティングスクールの多くは、オンラインで配信した動画授業を、いつでもどこにいても視聴できるよう工夫されています。
そのため、意欲の高い受講生であれば、限られた時間を無駄にしないよう、通勤・通学の時間を利用して、昨夜学習したコンテンツを動画で復習するなど、有効活用しています。
出社前は昨夜の復習を、帰宅時間は今晩の予習をという具合に、時間に応じてインプットとアウトプットを繰り返すのもよい方法。
Webマーケティングスクールに通う多くの受講生が、学業や仕事と両立しているわけですから、時間を有効活用したいものです。
不明点をリサーチする自走力がある
繰り返しますが、Webマーケティングという仕事は、自らの力でクライアントの課題を発見し、改善策を提示、実行、効果検証を繰り返します。
そのため、未経験からWebマーケティングスクールに通う場合であっても、まずはカリキュラムで学んだ内容をもとに、自分の力で解決に向けた計画を練り上げる必要があります。
不明点を検索エンジンでリサーチし、どうしても分からないところだけ講師に質問するなど、自走力を鍛えましょう。
逆に、初めから答えを求めて講師へ質問するなど、依存的な姿勢では、Webマーケターとしての成長は難しいです。
Webマーケティングスクールを最大限活用できる
Webマーケティングスクールには、利用する受講生の目的に応じて「転職支援サポート」や「資格取得補助制度」などさまざまなサービスが用意されています。
貴重な受講費用を支払い、スクールで学んでいるわけですから、自分にあったサービスならフル活用すると、意味のあるスクール通いにつながります。
具体的には「Google 広告資格」取得補助制度を活用して、Web広告の運用スキルだけでなく、資格によるアピール力を追加するなど。
このようにWebマーケティングスクールに用意されたサービスを最大限活用することで、転職やフリーランス、インハウス運用問わず、人材価値が高まります。
Webマーケティングスクールごとに、提供しているサービスやサポートには差がありますので、慎重に比較してみましょう。
Webマーケティングの学習は独学かスクール受講か
ここまで、Webマーケティングスクールに通う意味のある人についてお届けしました。
皆さんのなかには、独学かスクール受講か迷われている方も多いと思いますが、スクール受講の目的や身につけたいスキルが明確な場合には、受講をおすすめします。
というのも、独学の場合、基礎知識までを体系的に学べる書籍や動画学習などはありますが、実務を意識した実践的なスキルまでは学習できないことが多いからです。
特に「Webマーケ職へ転職したい」または「フリーランスで独立したい」などのケースでは、より実践的なスキルを身につけた方が、転職や独立・開業に有利。
転職活動時、他の応募者との差別化にもつながりますし、実務未経験から独立した場合でも、クライアントワークに対応できます。
このようにWebマーケティングスクールを受講する目的が明確な場合には、検討してみてください。
一方、明確な目標が定まっておらず、プロダクトも決まっていないケースでは、焦ってWebマーケティングスクールを受講する必要はありません。
まずは、無料動画や書籍などで、少しでも気になるプロダクトがあれば、基礎学習を進めましょう。
そのなかで、より興味関心が強いプロダクトを絞り込み、本格的にスクールを受講してみるのもおすすめです。
Webマーケティングの全体像がつかめないうちに、スクール受講を決めてしまうと、カリキュラムとのミスマッチが生じやすいため注意してください。
意味のある学習を!Webマーケティングスクール「デジプロ」受講生の声
ここでは、Web広告特化型のWebマーケティングスクール「デジプロ」受講生の声を紹介します。
Webマーケティングスクールの受講を意味のあるものにするためにも、デジプロがどのように役に立ったのか、またはどのように活用したのか参考にしてみてください。
本業との親和性が高い!現役税理士がデジプロの必要性を実感
個人事業主や中小企業のスタートアップを税理士という立場から支援されている川口さんの事例です。
川口さんは、これまで会計やスモールビジネスについて役立つ情報ブログを運営しており、SEOなどブログ運用に関してはある程度知っていたそうです。
そのような状況で、ブログを運営していると、少しずつ問合せが増え、改めてWebマーケティングは営業効率が良いと気づいたといいます。
また、川口さんのもとにはお取引のあるクライアントから、集客や広告に関するお悩みが寄せられたそうで、川口さん自身が相談に乗れたら、本業との付加価値につながると考えたそう。
このような背景から、いくつかのWebマーケティングスクールを比較し、費用対効果が良さそうなデジプロをお選びいただきました。
最初は、IT系でも、マーケティング職種でもない素人の自分がついていけるのか不安だったそうですが、学習が進むにつれて、お試しでGoogleのリスティング広告を出稿できるまでになったそう。
現在は、ご縁があって広告運用の仕事もスタートされるそうです!
「税理士×Webマーケター」という目標に向かって、努力されているのが印象的でした。
面接で一言「即戦力だね」新卒で憧れのWebマーケターへ
独学でプログラミングを学び、地元・広島の企業でインターンとして働いていた下家さんの事例。
下家さんは、インターン先で、これからはWebマーケティングの需要が高まると言われたことをきっかけに、興味をもたれたそう。
また、下家さん自身がいろいろと情報を調べてみて、Webマーケティングなら幅広く活かせるスキルや知識を身につけられると感じたそうです。
地元広島でWebマーケティングスクールを探した結果、オフラインの講義を展開しているのがデジプロだけだったということで、当スクールを受講いただきました。
1回目の受講では、一方的な講義ではなく、コミュニケーションを重視していてとても良かったとお話くださいました。
また、講義を進めるうちに就職について深く考えるようになり、デジプロの転職サポート(応募書類の添削・面接対策)を通して、無事東京のWebマーケティング会社に内定が決定!
下家さんは、デジプロを受講したことで、会社の面接では「即戦力だね」とメッセージをいただけたことが印象的だったと言います。
現在では、内定者インターンとして働き、すでにFacebookのクリエイティブを担当しているそう。
下家さんの今後の目標は、以下記事より参考にしてください。
未経験からWebマーケターとして転職、フリーランス、インハウス運用を検討中なら、即戦力として実践的なスキルが学べるデジプロへ!
デジプロのカリキュラムや特徴は、以下のテキストリンクよりご覧ください。