【運営者が語る】Webマーケティングスクールの費用相場と選ぶ際に重視したい5つのポイント

Webマーケティングスクールの受講を検討していくなかで、悩みの1つに挙げられるのが受講費用です。

基本的に、Webマーケティングスクールの受講には、入学金と受講料金が発生する場合が多く、2〜3ヶ月の受講で数十万円必要。

しかし、Webマーケティングスクールを比較すればするほど、カリキュラムやサポート体制の違いから、どれがお得なスクールなのか状況判断が難しいですよね。

「費用が安すぎてもカリキュラムに不安」

「高額なスクールだと品質は良さそうだけど、本当に転職や副業に活かせるのだろうか」

このように、考えれば考えるほど悩みはつきません。

本記事では、Webマーケティングスクールの費用でお悩みのみなさんに、スクール運営者目線から、受講費用の決まり方、そしてスクールを選ぶ際のポイントを解説します。

Webマーケティングスクールの費用について理解を深めることで、本当にスキル習得につながるのか、転職や副業を後押ししてもらえるのか、スクールの価値を想像しやすくなります。

ぜひ、費用とWebマーケティングスクールがもたらす価値とのバランスを考慮し、自分に合ったスクール選びをしてみてください。

Webマーケティングスクールの費用はどのように決まるのか

Webマーケティングスクールは、通学・オンラインなどの受講形式や学べるプロダクト、講師の質などで費用が変わります。

ここでは、Webマーケティングスクールにおける費用の決まり方について、スクール運営者目線からお届けします。

通学対応の教室の有無

Webマーケティングスクールには、大きく分けて「通学」と「オンライン」2つの受講形式があります。

現在では、新型コロナウイルス感染症の影響もあって、各スクールともオンライン受講が一般的。

ですが、パソコン操作や基礎知識を、講師に手取り足取り指導してもらえる通学授業も非常に人気があります。

通学授業に対応しているスクールの場合には、当然ですが、教室の家賃や水道光熱費なども予算となりますのでオンライン完結型のスクールよりは受講費用がかかります。

オンライン完結であれば、こうした教室の家賃などは発生しませんから、その分お安いというわけです。

もちろん、通学対応のカリキュラムであってもオンラインと同等の費用で済む場合もありますので、一概には言えませんが、1つの目安として参考にしてみてください。

人件費

続いて、人件費についてです。

Webマーケティングスクールにおいての人件費とは、講師の人数や質に関係しています。

たとえば、講師が現役のマーケターなのか、それとも第一線からは退いているのかで、費用が異なる傾向です。

具体的には、Webマーケティングスクールのなかには、スクールの卒業生が実務経験を積まずに、そのまま講師になるケースもあり、こうような場合には人件費も抑えられますよね。

一方、講師が現役マーケターで、最新トレンドなどにも詳しく、より実践的なカリキュラムに対応できる人材の場合には、より価値が高まり人件費がかかります。

当然、質の高い講師を多く雇えば、その分、受講費用も高額になりやすいでしょう。

このように、講師の質や契約する人数によっても、受講費用は変動します。

カリキュラム

次にカリキュラムについてです。

Webマーケティングスクールには「受講生統一のカリキュラム」や「受講生に合わせて作成するオーダーメイドカリキュラム」などがあります。

統一カリキュラムの場合、どの受講生に対しても同じ教材が使われているため、学べる内容が同一である分、受講費用を抑えられます。

一方、受講生に合わせたオーダーメイドの場合、たとえば受講生がInstagram広告だけを学びたいなど、要望に応じてカリキュラムを作成するため、どうしても価格が上がりやすいです。

どちらが良いかは、受講生の置かれている状況にもよるため、一概には言えませんが、以下のようなメリット・デメリットがあります。

カリキュラム種別メリットデメリット
統一カリキュラム体系的に費用を抑えて基礎知識を習得できる転職や独立、副業、インハウスなど事情によってカリキュラムを変更できない
オーダーメイドカリキュラム特定のプロダクトを習得したいなど、受講生の要望に応じて柔軟に対応できる受講生に合わせたオーダーメイドカリキュラムですので、受講費用が高くつく

「将来独立を考えているから、Webマーケティングの基礎知識から実践的スキルまで習得できるオーダーメイドが理想的」

「基礎知識だけを身につけ、費用を安く抑えたい」

このように、受講生の事情に合わせて、カリキュラムを検討してみてください。

指導方法

Webマーケティングスクールには、講師からマンツーマンで指導を受けられるスクールと1人の講師が複数の受講生を指導するタイプがあります。

マンツーマン指導の場合、受講生のつまずきや進捗にいち早く気づくなど、手厚い指導を提供できる分、受講費用がかかりやすいのが特徴。

一方で、1人の講師が複数の受講生を指導するタイプでは、効率よくカリキュラムを進められるため、マンツーマンよりも受講費用を抑えられます。

こちらも、どちらが良いかは受講生の置かれている状況によっても異なるため、一概には言えませんが、以下のメリット・デメリットを整理してみてください。

指導方法メリットデメリット
マンツーマン・受講生のペースに合わせて、知識やスキル習得を支援してもらえる
・課題やつまずきに寄り添ってもらえる
・不明点などのレスポンスがスピーディー
・手厚いサポートを受けられる反面、費用がかかる
・講師との相性が悪いと、効率の良い学習につながらないことも(通常、講師変更もできる)
・切磋琢磨できる仲間がいない
複数指導・受講費用を抑えられる
・仲間と切磋琢磨しながら学習できる
・一人ひとりのつまずきにあまり時間をかけてもらえない
・自分のペースで学習しにくい

このように、それぞれの指導方法にメリット・デメリットがありますので、費用だけをみて比較をせず、自分がどのような指導を受けたいのかも重視してみてください。

学べるプロダクト

Webマーケティングと一口に言っても、SEO・アクセス解析・SNS・Web広告と学べるプロダクトはさまざま。

当然ですが、受講するコースにプロダクトが充実しているほど、教材費も増えますし、指導する講師の対応範囲も広くなります。

このようなケースでは、どうしても受講費用がかかりやすいです。

また、基礎的な内容だけでなく、実務を想定した実践形式のカリキュラムの場合には、より専門的な内容を提供できる分、費用は高くつきます。

逆に、SEOだけ、Instagram広告だけなど、プロダクトを絞って専門的に学習を進める場合は、価格を抑えられることも。

あなたが幅広くWebマーケティングを学びたいのか、明確なプロダクトに絞って学びたいかで、費用が異なることを理解しましょう。

広告費

Webマーケティングスクールの集客戦略の1つとして、Web広告やチラシ、アフィリエイトプログラムなどが挙げられます。

当然ですが、出稿する媒体が多いほど、広告費がかかりますので、ある程度、受講料から費用を確保しなければならないスクールもあるでしょう。

一方で、集客に最小限の費用を投下する、口コミで新規顧客が広がるスクールの場合には、広告費を抑えられ受講費用もリーズナブルになりやすいです。

受講期間

Webマーケティングスクールのなかには、同じカリキュラムにおいても「4週間コース」「8週間コース」と受講期間が分かれているケースがあります。

基本的には、受講期間が長引くほど受講費用がかかり、短期間であれば価格も抑えられるイメージです。

受講費用をできるだけ抑えたいからと、短期間コースを選択する気持ちもわかりますが、受講者のほとんどが学生や社会人ですから、学業や仕事との両立を踏まえて検討してください。

Webマーケティングスクールの多くは「週◯時間確保してください」など、学習時間の目安が掲載されていますから、それに沿って学習時間を捻出します。

費用も大切ですが、非現実的な受講期間で挫折してしまっては意味がありませんから、慎重に検討してみてください。

転職支援制度の有無

Webマーケティングスクールには、面接対策や応募書類の添削、転職先の紹介など転職支援制度が充実したスクールもあります。

受講する目的によって異なりますが、転職を意識した受講なら転職支援制度の有無は、判断基準となるでしょう。

なお、転職支援制度や転職支援実績が豊富なWebマーケティングスクールほど、費用がかかりやすいです。

見方を変えれば、インハウス運用やフリーランスとして独立することを目的にしているのなら、転職支援制度は必要ありません。

スクールを受講する目的に応じて、最適なプランを選択してみてください。

ここまで、Webマーケティングスクールにおける受講費用の決まり方について、スクール運営者目線から紹介しました。

もちろん費用は大切ではありますが、あなたがWebマーケティングスクールに通う目的、将来達成したい働き方によって、プロダクトや講師の質、カリキュラムが決まります。

ですので、安ければ良いというわけではなく、達成したい目的に応じてスクールを選択してみましょう。

Webマーケティングスクールの費用相場について

https://stock.adobe.com/jp/images/digital-marketing-with-person-using-a-laptop-on-a-white-table/208453772?prev_url=detail

ここでは、Webマーケティングスクールの費用について、厳選して4社ほど紹介し、相場を解説します。

それぞれ特徴の異なるスクールですので、ぜひ参考にしてみてください。

Webマーケティングスクール受講期間費用特徴
マケキャンプ by DMM.com転職コース:3ヶ月学習コース:2ヶ月転職コース:657,800円(税込)
学習コース:385,000円(税込)
Web広告やデータ解析を中心に、未経験から3ヶ月で転職を目指す
Tech Academy Webマーケティングコース:4・8・12・16週間から選択可能4週間プラン:社会人174,900円(税込)学生163,900円(税込)
8週間プラン:社会人229,900円(税込)学生196,900円(税込)
12週間プラン:社会人284,900円(税込)学生229,900円(税込)
16週間プラン:社会人339,900円(税込)
学生262,900円(税込)
Web広告の基礎的スキル、Google アナリティクスの基礎知識などを習得可能
Wannabe Academy実務特化型コース:最長7ヶ月(受講期間3ヶ月+4ヶ月のサポート期間あり)入学金:66,000円(税込)
講座費用:264,000円(税込)
Web広告、Google アナリティクス分析などを習得でき、クライアントワークも学べる
デジプロ通学プラン:2ヶ月オンラインプラン:2ヶ月通学プラン:一括 330,000円(税込)
オンラインプラン:一括 385,000円(税込)
※どちらも入会金で別途33,000円(税込)が必要です。
※学生は、学生価格275,000円(税込)でどちらも受講できます。
・Web広告の基礎知識から運用まで即戦力人材の育成に力を入れている
・転職、フリーランス、インハウスと全てに対応
・オンラインのみならず全国5ヶ所(東京・名古屋・大阪・広島・福岡)で通学も可能
・転職支援あり

【運営者が語る】Webマーケティングスクールを選ぶ際に重視したい5つのポイント!

Webマーケティングスクールの費用相場を理解できたところで、より自分に合ったスクールを見つけるための選び方のポイントを解説します。

費用だけでなく習得したいプロダクトがあるか

単に費用だけを比較するのではなく、あなたがWebマーケティングを学ぶ目的に応じて、最適なプロダクトはあるのか確認しましょう。

たとえば、将来、Web広告運用者として独立したいから、広告プロダクトを網羅しているWebマーケティングスクールに絞り込むなど。

費用だけにとらわれ過ぎると、学習の目的やプロダクトへのイメージが薄れますので、ご注意ください。

学ぶ目的に合わせたカリキュラムが組まれているか

たとえば、基礎知識だけを習得したいのか、より実務で活かせる即戦力スキルを身につけたいのかで、カリキュラムは異なります。

即戦力スキルが学ぶ目的なら、実務フローに応じたカリキュラムが組まれているスクールを選ぶなど、工夫が必要。

また「実務フローまで学べる」「クライアントワークも習得できる」などの場合、よりカリキュラムが専門的になりますので、基礎知識のみを学ぶスクールよりも費用はかかりやすいです。

あなたの学ぶ目的を明確にし、カリキュラムを決定してみてください。

充実した学習サポートは得られるか

受講費用が安いWebマーケティングスクールのなかには「チャットでの質問回数に制限がある」「ビデオ通話でのメンタリングは週に◯回まで」など、制約がある場合もあります。

また、その日によってチャットに回答する講師が入れ替わるなどの条件もあり、事前に確認が必要です。

受講費用だけでなく、自分に合った学習サポートを用意しているWebマーケティングスクールを選んでみてください。

講師の質は問題ないか

受講費用が極端に安いWebマーケティングスクールのなかには、実務経験の全くない講師が在籍していたというケースもみられます。

特にスクールで学習した内容を、インハウスやフリーランスとして活かしたい場合には、経験豊富な現役マーケターなど、質の高い講師が必要。

費用を抑えることで、講師の質が低下しないか、慎重に見極めてください。

返金保証はあるか

慎重に検討した上で、Webマーケティングスクールを受講しても、場合によっては「講師が自分に合わない」「思っていたカリキュラムと違った」など相違が生まれることがあります。

ぜひ、このような状況を考慮して、返金保証付きのWebマーケティングスクールを検討することをおすすめします。

安さを重視して、返金保証のないスクールに通ってしまい、何もスキルが身につかず受講を終えてしまったといいうことがないよう、ご注意ください。

Web広告特化型のWebマーケティングスクール「デジプロ」の特徴とは

弊社は、Web広告特化型のWebマーケティングスクール「デジプロ」を運営しています。

特化型とあるように、Web広告の主要な以下プロダクトを網羅し、実務フローまで学べるため、現場の即戦力として活躍できます。

<対応しているWeb広告プロダクト>

・リスティング広告

・ディスプレイ広告

・Google 広告

・Yahoo!広告

・Facebook/Instagram広告

・Twitter広告

・データ分析

・Google Analytics

・Google Tag Manager

なお、デジプロの講師陣は、GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントにてMVPを複数回受賞したコンサルタントなど、実力のある教育専門の現役マーケターばかり。

業界最前線のスキルと情報を学べる上、実際に広告運用まで体験できるため、実務に直結したスキルを習得可能!

だからこそ、転職を目的にした受講生だけでなく、インハウス運用やフリーランスのスキルアップにも、多数の実績があります。

また、オンラインだけでなく全国5ヶ所(東京・大阪・福岡・広島・名古屋)の教室では、通学プランにも対応しています。

受講期間中は、いつでも講師に質問可能で、カリキュラム終了後は、転職サポートまで完備。

Google 広告の資格取得補助制度まで用意されているので、Web広告のエキスパートを目指せます。

市場規模が拡大しているWeb広告業界は、人手不足が深刻化し、今後さらに需要が期待できます。

転職だけでなく、インハウス運用、フリーランスを目指す方にもおすすめ!

さらに詳しいデジプロの特徴は、以下より。

>>Web広告プロダクトを網羅!実務に直結する運用スキルなら「デジプロ」へ