Webマーケティングを学びたい大学生の方の中には、以下のような疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
「そもそもWebマーケティングって何?」
「Webマーケティングを大学生の内から学んでおくメリットが知りたい」
新型コロナウイルスの影響で、就活が不安な大学生の中には、Webマーケティングに興味を持っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、大学生がWebマーケティングを学ぶべき6つの理由や、身につけるための4つのステップを紹介します。
本記事をご覧いただければ、大学生がWebマーケティングを学ぶべき理由が分かり、就活が有利になります。
目次
そもそもWebマーケティングとは?
WebサイトやWebサービスを用いて、Webを中心に行われるマーケティングを「Webマーケティング」と呼びます。
つまり、Web媒体を使って、ものが売れる仕組みを作ることです。
代表的なWebマーケティングとしては、以下のようなものが挙げられます。
- SEO(ブログ)
- YouTube
- リスティング広告
- アフィリエイト広告
- バナー広告
- メールマーケティング
- SNS広告
- SNSアカウント運用
- 動画広告
上記の中で、大学生でも始めやすいWebマーケティングは、「SEO(ブログ)」・「YouTube」・「SNSアカウント運用」です。
また、Webマーケティングと似たような言葉で、「デジタルマーケティング」があります。
デジタルマーケティングとは、Webサイトからのデジタル情報と合わせて、リアルな活動データなども用いて行うマーケティング方法です。
つまり、あらゆるタイプの顧客の本音や興味関心・購買行動が高い精度で把握できるようになります。
就活が不安な大学生がWebマーケティングを学ぶべき6つの理由
現在、Webマーケティングスキルを身に付けている人の市場価値は高いです。
なぜなら、Webマーケティングスキルを身に付けているということは、「企業の利益を生める人材」と判断できるからです。
この章では、大学生がWebマーケティングを学ぶべき理由を6つ紹介していきます。
大学生の方で、Webマーケティングに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
Webマーケターが圧倒的に不足している
現在、Webマーケティング業界では、Webマーケターの人材が圧倒的に不足しています。
マーケティング専門Webメディア「Agenda note(アジェンダノート)」が行った調査によると、7割を超える企業で人材不足が起こっているのです。
また、マーケティングを教えられる人材は、9割以上の企業で不足しています。
そのため、大学生のうちから、Webマーケティングを学んでおくことで、新卒でも採用されやすくなると言えるでしょう。
参考:マーケティング組織の組織づくり・人材育成に関する調査|Agenda note(アジェンダノート
人材不足の一方でWebマーケティング市場は活況
圧倒的な人材不足の一方で、Webマーケティング市場は活況であり、需要と供給が追いついていません。
「テレビよりインターネットを見る時間の方が長い」若者が増えている現状で、Webマーケティングができる人の需要は非常に高いのです。
また、「株式会社電通」が2021年2月に発表した調査によると、2020年の総広告費は6兆1,594億円で、前年を大きく下回る結果となりました。
このような状況下でも、インターネット広告媒体費は成長を続け、全体で1兆7,567 億円(2020年)となりました。
今後もインターネット広告媒体費は成長を続けると見込まれ、2021年には1兆8,912億円まで拡大されると予想されています。
参考:2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析|株式会社電通
パソコン一台で完結し在学中でもスタートしやすい
Webマーケティングは、パソコンが一台あれば誰でも始められます。
大学生でも、在学中にアルバイトなどで貯めたお金でパソコンを1台買えば、簡単にスタートできます。
「Webマーケティングを始めたいけど、何をしたらよいのか分からない」という方は、まずはパソコンを買う所からスタートしてみてはいかがでしょうか。
Webマーケティングの運用スキルを身につければ就活にも活かせる
Webマーケティングの運用スキルを身につけることで、IT業界を問わず、さまざまな就職活動で活かせるようになります。
ホームページの作成やSNSアカウントの運用・ネット広告の配信などの運用スキルがあれば、企業側から重宝されることでしょう。
そのため、大学生の時からWebマーケティングを勉強しておくのが、おすすめです。
スキルを軸に副業やフリーランスなど幅広いキャリアを選択できる
Webマーケティングのスキルがあれば、副業やフリーランスなど、幅広いキャリアを選択できるようになります。
例えば、個人でアフィリエイトを始めたり、企業や個人のブログ運用を代行したりなどが挙げられます。
そのため、現在、大学生で時間が余っている方であれば、今の内にWebマーケティングを勉強することがおすすめです。
コロナ禍でネット集客へ転換した企業も多く引く手数多
新型コロナウイルスの影響により、ネット集客へ転換した企業も多いです。
実際に、「indeed」で「web マーケティング 未経験」で調べると、42,204件の求人数が公開されています。
「完全未経験OK」や「1からWebマーケティングについて教えてくれる」など、さまざまな企業が求人を出しています。
また、比較的、20〜30代の若い方が在籍している企業が多いので、分からないところがあれば聞きやすく、働きやすい環境だと言えるでしょう。
参考:indeed
大学生がWebマーケティングを身につけるための4ステップ!
ここまで、Webマーケティングについて解説してきましたが、「どのようにWebマーケティングを学べばよいのか分からない」という方もいるでしょう。
そこでここでは、大学生がWebマーケティングスキルを身につけるための4ステップを紹介していきます。
- ステップ①:学びたいWebマーケティング手法を決定する
- ステップ②:独学やスクール、インターンでスキルを習得する
- ステップ③:ポートフォリオを用意する
- ステップ④:ポートフォリオをもとに就活する
1つずつ順番に解説していきますので、Webマーケティングを身につけたい大学生の方は、ぜひ参考にしてみてください。
ステップ①:学びたいWebマーケティング手法を決定する
一口にWebマーケティングといっても、広告運用やSEO対策・SNS運用・アクセス解析・メールマガジンなど、複数の手法があります。
ここでは、それぞれどのような手法なのか概要を紹介していきます。
ちなみに、Web広告運用はインターネット広告費の増加とともに、活況なことを覚えておきましょう。
【Webマーケティング手法別の特徴】
Webマーケティング手法 | 特徴 |
広告運用 | 広告配信先を選んで、広告の入稿作業や分析・改善・レポーティングを行い、販売促進などを目指す手法。 |
SEO対策 | 「検索エンジン最適化」のこと。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索上位表示などを目的とします。 |
SNS運用 | InstagramやTwitterを使って集客し、商品を販売すること。 |
アクセス解析 | Webサイトを訪れたユーザーの行動・特性などを分析すること。 |
ステップ②:独学やスクール、インターンでスキルを習得する
学びたいWebマーケティング手法を決定できたら、学び方を検討しましょう。
具体的には、以下のような学び方があります。
- 書籍や講座・動画・セミナーなどで独学で学ぶ方法
- Webマーケティングスクールを受講する方法
- Webマーケ関連会社への長期インターン
それぞれ順番に、メリットとデメリットを解説していきますので、Webマーケティングスキルの学び方が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
独学で学ぶメリットとデメリット
本やインターネットを使って独学でWebマーケティングを学ぶことも可能です。
メリットとしては、自分でPDCA(Plan-Do-Check-Action)を回しながら自分のペースで学べるため、学びが大きいことです。
一方で、Webマーケティングは独学で勉強するには範囲が膨大で、学習の手順が明確ではないため、効率良く勉強するのが難しいと言えます。
そのため、途中で挫折してしまう人が多いのも独学でWebマーケティングを学ぶデメリットだと言えるでしょう。
スクールで学ぶメリットとデメリット
Webマーケティングスクールなどに通うことでも、Webマーケティングは学べます。
最近では、コロナ禍の影響でオンラインスクールも増えてきている現状です。
前述しましたが、Webマーケティングの範囲はとても広いので、独学で勉強するのは大変です。
そこで、Webマーケティングスクールに通うことで、効率的に勉強できる方法を教えてくれるため、挫折することなく学べます。
また、分からないことがあれば、すぐに講師に相談できるのも魅力です。
一方で、受講料が数万円から数十万円と高いため、大学生には通いにくいのがデメリットです。
長期インターンで学ぶメリットとデメリット
Webマーケティング系の長期インターンで学ぶ方法もあります。
長期インターンでWebマーケティングを学ぶメリットとしては、賃金をもらいながら学べることです。
また、インターンした企業の配属先のレベルが高ければ、学べるものも大きいでしょう。
しかし、Webマーケティング系の長期インターンには、あまり大学生向けの募集がありません。
仮に募集があったとしても倍率が高くなりがちなので、採用してもらうのが難しいでしょう。
インターンを探せるサイトとしては「Infra」や「JEEK」などがおすすめです。
ステップ③:ポートフォリオを用意する
独学やWebマーケティングスクールでスキルを習得した後は、そのまま就職活動に移行してもよいです。
しかし、より就職の確率を高めるためにも必要に応じて、ポートフォリオを用意したほうがよいでしょう。
ポートフォリオの例としては、以下のようなものがあります。
【ポートフォリオの例】
- Webサイトのアクセス解析施策
- SEO記事の検索キーワード「〇〇」で上位表示
- フォロワー数◯万人のSNSアカウント名・URL
- 自分が運営しているWebサイトのURL
Webマーケティング施策の立案・実行・検証・改善の内容をポートフォリオを通して、伝えられるように工夫して作りましょう。
ステップ④:ポートフォリオをもとに就活する
ポートフォリオの用意ができたら、就職活動へ移行しましょう。
就職活動時に利用したいおすすめのサイトとしては、「オファーボックス」や「キミスカ」・「イロダスサロン」などがおすすめです。
また、新卒向けの就活支援サービス以外にも、以下の方法で就活をする方法もあります。
- 直接企業ホームページへ応募する
- 転職エージェントや転職サイトを利用する
特に新卒入社時期に該当する4月前には、転職エージェントや転職サイトにも種類豊富なWebマーケティングの求人が揃います。
より選択肢が多い方が、理想のWebマーケティング会社と出会える可能性も高まりますので、ぜひ検討をしてみてください。
なお、直接企業へ応募する方法も有効な場合があります。企業のエントリーフォームから、作り込んだポートフォリオをもとにアピールしていきましょう。
大学生でWeb広告運用の即戦力スキルを習得するなら「デジプロ」
大学生からWebマーケターを目指すのであれば、Web広告特化型スクール「デジプロ」がおすすめです。
デジプロは、現役で活躍するWebマーケターから、実務で使える即戦力のスキルを学べるスクール。
動画教材や現役Webマーケター講師の指導で、インターネット広告運用の基礎知識から実践スキルまでを2ヵ月で学べるカリキュラムを受けられます。
講師に質問し放題なため、知識やスキルが感覚的に身につきやすいのが魅力。
また、書類添削や面接対策・求人紹介などの手厚い転職サポートも受けられます。
さらに、卒業した後でも、「動画コンテンツが見放題」や「オンライン相談60分」のようなサポートが受けられるサポートプランもあります。
そのため、「一人でやっていけるか心配」「受講後も継続して相談したい」という方におすすめです。
Web広告の基礎知識から運用レベルまで一貫して学べる
リスティング広告やSNS広告の運用・データ分析に至るまで、Webマーケティングに必要なスキルを幅広く身につけられるのがデジプロの魅力です。
基礎的な部分をオンラインと教室で勉強して、企業でのインターンで活躍できる広告運用経験も積めます。
スクールが終わる頃には、実績的なWebマーケティングの知識と経験を兼ね備えた「即戦力」の人材になっているでしょう。
講師は業界最前線のトップマーケターばかり
デジプロの講師陣は、現役でWebマーケティング業務を行っているトップマーケターばかりです。
GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントにてMVPを複数回受賞したコンサルタントなどが、講師として指導します。
そのため、大学生でWebマーケティング未経験の方でも、疑問点があれば質問をすることで、すぐに解消できます。
質問回数無制限のチャットサポートなども完備しており、初心者だからこそのつまずきが放置されることはありません。
Webマーケティング業界の最前線で、活躍しているマーケターだからこそ知っている最新情報をもとに、実務に直結する実践的スキルを習得可能です。
Web広告プロダクトを網羅しているから就活時に差がつく
デジプロでは、Web広告プロダクトを網羅しているため、新卒入社であっても広告プロダクトへの理解度が増し、即実践できるマーケターの育成に力を入れています。
例えば、以下のようなものを学べます。
- リスティング 広告
- Google 広告
- Yahoo 広告
- Facebook 広告
- Twitter 広告
- ディスプレイ 広告
- データ分析
- Excel
- 動画広告 など
就活後にクライアントワークを担当すると、上記のようにさまざまな広告プロダクトの知識が必要です。
ほかのWebマーケティングスクールでは、SNS広告のみに特化しているなど、特化型スクールもみられますが、デジプロではあえて広告プロダクトを網羅することにより、実務で戦力となるカリキュラムを採用しています。
全国11ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
デジプロは、日本全国11ヵ所に教室を構えています。
- 東京(渋谷)
- 大阪
- 福岡
- 千葉(津田沼)
- 神戸
- 大宮
- 横浜
- 広島
- 名古屋
- 北海道
- 仙台
オンラインを主軸としたスクールは、時間や場所の制約に縛られず、自分のペースで学習できるのが最大のメリットです。
一方で、「広告管理画面の使い方がオンラインだと伝わらない」「直接講師に指導して欲しい」といったニーズもあります。
デジプロでは、このような受講生の声を大切にし、オンラインだけではなく、通学の受講にも力を入れています。
通学受講では、同じ志の仲間との出会いもあり、それがよい刺激となって学習を後押ししてくれます。
もちろん、通学するための時間や場所の制約はありますが、オンラインにはない リアルなつながりが魅力です。
現在、関東や関西を中心に教室を構えており、今後も順次拡大していく予定です。
お近くに通学可能な教室がある場合には、ぜひ検討してみてください。
大学3年の空いた時間にスキルアップしたい!受講生事例
最後に、デジプロを受講した大学生の白井詩穂さんの事例を紹介します。
白井さんは、大学三年生で比較的スケジュールに余裕があったため、空いた時間を将来に向けて有意義に使いたいと思いデジプロを受講したようです。
はじめはWeb広告の専門用語も何も分からない状態で、覚えられるか、授業についていけるか不安だったと言います。
しかし、プロとして最前線で活躍している講師の方に、直接質問ができたため、安心して課題に取り組めたようです。
白井さんは、大学では学べない専門的なことを、イチから教えてもらえるのがおすすめしたいポイントだと語っていました。