「Webマーケティング業界に転職したいけど、志望動機の書き方がわからない」
このように悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
Webマーケティング業界を目指す人にとって、転職活動は一つの関門です。
転職活動のなかでも志望動機は、企業が求職者の熱意や志望度を図る上で重要視している部分でもあるため、転職を成功させたいのであれば、しっかり作り込む必要があります。
そこで本記事では、Webマーケティング業界を目指す人に向けて、志望動機を作成する上で重要な事前準備やポイントを詳しく解説します。
志望動機の例文も紹介しているので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
Webマーケティング職における志望動機を作成する前にやっておくべき4つのこと
Webマーケティング職における志望動機を作成する前にやっておくべきことは、以下の4つです。
- Webマーケティングの仕事内容を把握しておく
- Webマーケティング職に向いているかを確認しておく
- 将来のキャリアについて考えておく
- 未経験で転職する場合、できるだけ早いタイミングで転職する
それぞれ詳しく解説します。
Webマーケティングの仕事内容を把握しておく
Webマーケティング職を希望する上で仕事内容の把握は必須です。
なぜなら、仕事内容を把握していないと、Webマーケターとして具体的に何をやりたいのかが説明できないからです。
志望動機を聞かれた際も、説得力のある回答ができない恐れがあります。
Webマーケティングの主な仕事内容は以下の通りです。
Webコンテンツ制作 | Webコンテンツ制作とは、Web上にアップロードされるコンテンツを制作する仕事のことです。 具体的には、Webサイトに掲載されている文章や画像、動画などが該当します。 Webコンテンツを制作する理由はさまざまですが、主に企業情報の発信やブランディング強化、新規顧客の獲得などが一般的です。 「コンテンツマーケティング」という言葉が誕生するくらい、Webコンテンツ制作の需要は非常に高い傾向にあります。 |
SNS運用 | SNS運用とは、LINEやTwitter(現:X)・Instagram・FacebookなどのSNSを運用する仕事のことです。 株式会社ガイアックスが公表したデータによると、2023年7月時点で、LINEは9,500万人、Twitterは4,500万人のユーザーが使用していることが判明しました。 多くのユーザーがSNSを使用しているため、SNSを運用してブランディングを行ったり、企業や商品の認知度を高めたりする企業が増えてきています。 |
Web広告運用 | Web広告運用とは、Web広告の入稿や管理、分析などを行う仕事のことです。 Web広告には、ディスプレイ広告やSNS広告、リスティング広告など、さまざまな種類があります。 Web広告によって強みや特徴が異なるので、しっかり理解した上で、自社に合った適切なWeb広告を選ぶことが重要です。 |
SEO対策 | SEOとは「Search Engine Optimization」の略称のことであり、検索結果に上位表示させて、ターゲットとなるユーザーを集客するのが仕事です。 SEO対策することでアクセス数を増やし、コンバージョンにつながる可能性を高めます。 SEO対策の一例は、以下の通りです。 ・メタディスクリプションの最適化 ・タイトル最適化 ・見出しの最適化 ・キーワード選定 ・内部リンクの設定 など SEO対策は徐々に効果が表れるので、長期的な施策として見据える必要があります。 Googleのアルゴリズムは定期的にアップデートされるため、常に最新情報を取り入れてPDCAを回すことが重要です。 |
アクセス解析 | アクセス解析とは、運用しているWebサイトやSNSを分析して課題を発見し、改善につなげる仕事のことです。 主な業務内容として、ユーザーがWebサイトに訪問した回数や滞在時間、問い合わせ数、離脱率などをアクセス解析ツールを用いて分析します。 |
LP制作 | LPとは、訪れたユーザーに対して何かしらのアクションを取ってもらうためのページのことです。 リスティング広告と一緒に活用されることが多く、文章構成やボタンの配置、テキスト、デザインなどによって成約率が大きく変わります。 そのため、ただLPを制作して終わりではなく、ヒートマップツールを導入したりABテストなどを行ったりして、PDCAを回すことも業務の一環です。 |
Webマーケティング職に向いているかを確認しておく
Webマーケティング職に限らず、どのような職種であっても適性があります。
そのため、転職活動を行う前に自分がWebマーケティング職に向いているかどうかを把握しておくことが大切です。
Webマーケティング職に向いている人と向いていない人の特徴は、以下の通りです。
Webマーケティング職に向いている人 | ・論理的に物事を考えることが好きな人 ・細かな数値分析が得意な人 ・好奇心がある人 ・地道な作業が苦ではない人 ・人の行動に興味がある人 ・トレンドや最新情報に興味がある人 |
Webマーケティング職に向いていない人 | ・論理的に考えるのが苦手、または嫌いな人 ・数字を扱うのが苦手な人 ・受け身で仕事をする人 ・すぐに成果が出ないと気が済まない人 ・トレンドや世間のことに興味がない人 |
上記の特徴を参考に、普段の生活や仕事への取り組み方などを振り返り、自身がWebマーケターに向いているか向いていないかを確認してみてください。
将来のキャリアについて考えておく
Webマーケティングの仕事内容は決して楽ではありません。
ほかの職種と比較するとやるべきことが多く責任感もあるため、途中で辞める人も多いのがWebマーケティング職の実情です。
そのため、Webマーケターを志す前に将来のキャリアをしっかりイメージしておきましょう。
Webマーケターとしてどうキャリアアップしたいかを考えておくと、Webマーケターになった後もモチベーションを維持しながら業務に取り組めるはずです。
未経験で転職する場合、できるだけ早いタイミングで転職する
未経験からWebマーケティング業界へ転職する場合には、できるだけ早いタイミングでの転職を検討しましょう。
なぜなら、年齢によって転職難易度が変わるからです。
年齢が上がるほど、企業からは実績や経験を重視されるようになり、即戦力となる人材を求める傾向が強くなります。
未経験からの転職の傾向と対策を年代別で表記したので、参考にしてみてください。
20代 | 30代 | 40代以降 | |
未経験転職の傾向 | ・ポテンシャルや伸び代が重視される ・経験やキャリアはそこまで重視されない ・コミュニケーション能力や志望動機が重要 | ・ポテンシャルよりもこれまでの経験や実績が重視される ・同業種や同職種での転職が有利になる ・管理職経験があるとさらに有利なる | ・即戦力となる人材が求められる ・過去の実績が重要 ・管理職ポジションでの採用が多い傾向にある ・未経験での転職は厳しい |
転職対策 | ・キャリアビジョンと志望動機を明確化する ・自己分析から強みと弱みを把握する | ・未経験での転職ならポータブルスキルと転職先につながる現職での実績をアピールする ・Webマーケティングに関する学習を行い資格取得や実績を作る | ・未経験での転職を希望する場合は、転職先につながるマネジメントスキルや実績をアピールする ・管理職としての採用枠で応募する ・Webマーケティングに関する知識とスキルを身につけて紹介や推薦を受ける |
Webマーケティング職の志望動機を作成するにあたって考えておくべきこと
Webマーケティング職の志望動機を作成するにあたって考えておくべきことは、以下の3つです。
- なぜWebマーケティング職を選んだのか理由を明確にする
- なぜこの企業を選んだのか理由を明確にする
- 入社してから企業にどのような価値を提供できるのかを考える
それぞれ詳しく解説します。
なぜWebマーケティング職を選んだのか理由を明確にする
未経験からWebマーケティング職へ転職する際には、人事担当者は「なぜWebマーケティングの仕事がしたいのか?」が気になるはずです。
明確な理由があることで、Webマーケティング業界に対する転職の本気度が伝わり、共感も得やすくなります。
また、Webマーケティングに活かせるスキルや経験などがあれば、一緒に伝えることで説得力が増すはずです。
なぜこの企業を選んだのか理由を明確にする
「なぜこの企業を転職希望先として選んだのか」を明確に説明できることも非常に重要です。
なぜなら、理由が曖昧であれば、人事担当者から志望度が低いと思われてしまうからです。
また、転職希望先の企業として選んだ理由は、年代によっても重要度が異なります。
20代で未経験からの転職であれば、細かい理由が求められる可能性は少ないでしょう。
しかし、30代以降の場合にはなりたい姿が明確でないと、人事担当者から「この求職者は自社で何を成し遂げたいのか」と不信感を抱かれてしまう可能性があります。
そのため、30代以降で未経験からの転職を検討しているのであれば、以下の点を重視して「なぜこの企業なのか」を考えておきましょう。
- 入社後に貢献できること
- 熱意
- ビジョンへの共感
- 自身のキャリアビジョン など
入社してから企業にどのような価値を提供できるのかを考える
人材が不足している企業であっても、誰でも雇用したいわけではありません。
自社に何かしらの利益をもたらしてくれる人材を探しています。
そのため、たとえ未経験であっても企業に入社してからどのような価値を提供できるのか、しっかり伝えることが重要です。
Webマーケティング職の志望動機を作成するにあたって意識すべきポイント
Webマーケティング職の志望動機を作成するにあたって意識すべきポイントは、以下の3つです。
- 自己分析や企業研究をしっかり行う
- 意欲的な姿勢をアピールする
- 結論ファーストで書く
それぞれ詳しく解説します。
自己分析や企業研究をしっかり行う
まずは自己分析や企業研究をしっかり行いましょう。
自己分析では以下のような内容を棚卸ししてみると、転職先への適性を掴めるようになります。
- 自身の性格
- 強みと弱み
- 経歴
- スキル
- キャリア
- 理想の働き方
- 仕事をする上での軸
- ライフプラン など
また、企業研究では自己分析で抽出した内容と照らし合わせることで、企業との親和性を確かめられます。
企業研究で洗い出す項目は、主に以下の通りです。
- 代表取締役の氏名、経歴、メッセージ
- 企業理念
- 設立年や資本金などの基本情報
- 事業拠点
- サービス内容
- 業績
- 社風
- 勤務条件 など
確認する項目が多いと感じるかもしれませんが、まずは自己分析を通して軸や優先順位を決めた上で、企業研究を行いましょう。
意欲的な姿勢をアピールする
転職活動では受け身の姿勢ではなく、意欲的な姿勢をアピールしたほうが熱意を伝えることができて、成功確率が上がります。
例えば、「貴社で〜したいです」のように積極的にアピールすることで、好印象につながるでしょう。
ただし、「〜したいです」の部分が独りよがりになってはいけません。
企業研究で得た内容を活かして、「〇〇することで、どのように企業へ貢献できるか」という視点を忘れないようにしましょう。
結論ファーストで書く
志望動機を書類に記載する際は、結論ファーストで書くことを徹底しましょう。
なぜなら、結論ファーストで書かないと人事採用担当者からわかりにくいと思われてしまい、書類選考で落とされる可能性が高くなるからです。
結論ファーストで書くことで、文章にまとまりができ、伝えたい内容が明確になります。
その結果、転職の成功確率が上がるはずです。
Webマーケティング職における志望動機の例文
Webマーケティング職における志望動機の例文を、未経験者と経験者に分けて解説します。
志望動機を考える際の参考にしてください。
未経験者の場合
【例文】
私が貴社を志望した理由は、現職の営業職で培った顧客視点と分析能力を活かせると感じたからです。
営業の仕事で大切なのは、主観で考えるのではなく、お客様の本当の悩みや解決したいことを聞き出して解決方法を考えるという顧客視点です。
そのため、まずは目の前のお客様を知ることを大切にしてきました。
また、商談が終わるごとに商談内容を振り返り、自分の改善点を分析し対策を考えて実行に移していました。
これまで培ってきたスキルと経験を糧に貴社で活躍したいと考えております。
経験者の場合
【例文】
この度は、貴社がWeb広告部門を拡大されるとのことで、今までの経験とスキルがお役に立てるのではと思い応募させていただきました。
私はおよそ5年間、Web広告分野を専門にWebマーケターとして活動してきました。
Web広告のなかでもリスティング広告を専門としており、これまで50社以上のクライアントに対して成果へつながる運用をしてきた実績があります。
特にクライアントの目的を加味した企画作りを得意としておりますので、これまでの実績を活かして貴社の発展に貢献したいと考えております。
Webマーケティング職に就きたいなら転職支援が充実している「デジプロ」へ
Webマーケティング職への転職を検討している人は、Web広告に特化したマーケティングスクール「デジプロ」の受講を検討してみましょう。
デジプロでは、即戦力につなげるための実践的なカリキュラムに加えて、転職成功率90%を実現している充実した転職支援を完備しています。
転職支援は卒業生以外にも提供しており、「マーケティング領域の転職に強いエージェント」という一面も兼ね備えているので、これからマーケターとして活躍したい人にもおすすめです。
デジプロの特徴と転職支援の内容を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
実際のクライアント案件を通じて学習できる
デジプロでは、実際のクライアント案件で実践経験を積むことが可能です。
専任のマーケティング担当者がサポートしてくれるため、疑問点などもその都度クリアにしながら進められます。
クライアント案件を通じて学習することで、Webマーケティングに関する専門知識だけではなく、クライアントの課題発見や施策立案なども学べます。
そのため、未経験から転職する場合には、デジプロでの実践経験が大きなアドバンテージになるでしょう。
講師は全員プロの現役マーケター
デジプロの講師陣は、Webマーケティング業界で活躍する現役のWebマーケターです。
GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントでMVPを複数回受賞したコンサルタントなどの肩書を持った講師も在籍しています。
また、講義だけではなく、生徒一人ひとりをサポートするパーソナルトレーナーになってくれるのもデジプロの強みです。
全国8ヵ所で通学授業にも対応
デジプロでは、通学授業に対応している教室が全国8ヵ所にあります。
- 東京
- 大阪
- 福岡
- 千葉
- 大宮
- 横浜
- 広島
- 名古屋
Webマーケティングスクールはデジプロ以外にもありますが、ほとんどはパソコン一つで行うオンライン授業です。
オンライン授業は、時間や場所に縛られず自由に講義を受けられるメリットがあります。
しかし、疑問点をその場で解決できなかったりモチベーションの維持が難しかったりといったデメリットもあります。
デジプロは教室に通い対面で授業を受けられるので、モチベーションを維持したまま効率的な学習が可能です。
教室に近い場所で働いている人であれば、本業が終わってからでも通えます。
志望動機に関してもキャリアカウンセラーが徹底的にフィードバック
デジプロでは、元大手広告代理店の採用責任者をはじめとするキャリアカウンセラーによる個別サポートを受けられます。
志望動機の作成で悩んだ場合には、カウンセラーから個別でアドバイスやフィードバックをもらうことが可能です。
サポート期間は無制限で、転職をしたいと思ったタイミングでサポートを受けられます。
有名企業への内定実績も豊富!直近だけで50社以上
デジプロ卒業生の内定実績は、直近1年半で50社以上を達成しており、これまで株式会社サイバーエージェントや株式会社電通デジタルなどの大手企業からも内定をいただいています。
また、Webマーケティング未経験者でも数多くの企業から内定をもらっており、転職成功率は驚異の90%です。
ほかのスクールのようなWebマーケティング職以外での採用ではなく、「広告運用職」としての転職に特化しているのもデジプロの強みの一つです。
さらに詳しく知りたい人は「転職サポート」をご覧ください。
転職希望先へアピールできるオープンバッジや推薦状まで作成してもらえる!
デジプロでは、転職活動時に活用できる特典や提出物を作成してもらえます。
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また、受講期間中にGoogle 広告認定資格対策や担当講師による推薦状の作成もサポート内容に含まれています。
推薦状は講義内の姿勢や取り組み内容、人柄などを基に作成されるため、転職希望先の企業に提出することで大きなアピールポイントになります。
講義課題は転職先へのポートフォリオとしても活用可!
デジプロでは毎週、講義課題の提出があります。
このときに作成した講義課題を自身のポートフォリオとして、転職先企業へ提出することが可能です。
たとえ未経験であっても、ポートフォリオを提出することで、転職活動を有利に進められます。
転職に成功した事例を紹介!
デジプロでは、過去の受講生の声を「デジプロコラム」に掲載しています。
実際に転職を成功させた2名を紹介するので、参考にしてみてください。
人材派遣の営業からWebコンサルティング会社の広告運用に転職を決めた河西さん
派遣会社で10年間営業を担当した河西さんは、自身のスキルと将来的な働き方に不安を感じ、Webマーケティング職に興味を持ちました。
転職活動を開始したものの、未経験ということもあり書類選考が通らない状況だったそうです。
そのようなときに、同じくWebマーケティング業界に転職予定の後輩から、マーケティングスクールで知識とスキルを身につけることの提案を受けたそうです。
さまざまなマーケティングスクールの説明会に参加し、最終的に卒業生の実績やカリキュラム、予算でデジプロに決めたと話してくれました。
デジプロでは、現役マーケターの講師から広告運用のトレンドや、実際の経験から感じたことなどを聞けてよかったと語っています。
デジプロ卒業後には、採用領域に特化したWebコンサルティング会社に転職を成功させ、広告運用を担当しているそうです。
営業職から希望の広告代理店へと転職を成功させた池田さん
新卒で入社した会社で個人営業を担当していた池田さんは、営業職へのやりがいを感じながらも、汎用性の高いスキルを身につけたいと考えていました。
そのようなときにWebマーケターという仕事に出会い、興味を持ったことで転職を決意しました。
しかし、「知識がない状態では転職できても仕事が続かない」と思い、適性を見極めるためにWebマーケティングスクールで学ぶことを決意したそうです。
デジプロはほかのWebマーケティングスクールと比べると、実践的なカリキュラムがあり、手の届く受講料だったことが決め手になったとのことです。
書類添削や面接対策などの転職サポートを活用したこともあり、無事転職に成功しました。
「デジプロでは、自分に合いそうな会社を一緒に考えてくれて、受講生の気持ちを優先してくれるのが、ありがたかった」と語っています。
今後はWebマーケターとしてさらに成長して、新規案件のグロースにチャレンジしていきたいそうです。