起業は、自分のビジョンや夢をかなえる方法の一つです。
しかし、起業には失敗のリスクもあるので、「起業に向いている人と向いていない人の特徴ってなんだろう?」と気になる人も多いはずです。
起業する前に向いている人の適正や考え方を把握しておくことで、失敗するリスクを最小限に抑えられます。
そこで本記事では、起業のメリットやデメリット・起業に向いている人・向いていない人の特徴について詳しく解説します。
起業を成功させて、自分のビジョンや夢を実現させたい方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
起業とは?
起業とは、自分で事業を始めることを指します。
具体的には、自分のアイデアや技術・商品・サービスなどを基に事業を起こすことです。
起業には法人と個人事業主の2つの意味があります。
法人としての起業は、「株式会社」や「合同会社」など、事業を目的として会社を設立する方法です。
一方で個人事業主としての起業は、会社を設立せずに税務署に開業届を提出して、個人で仕事を請け負う方法です。
法人と個人事業主で、事業を開始するまでの手続きや形態などは大きく異なりますが、新しく事業を起こすことを総じて「起業家」と呼びます。
起業するメリット・デメリット
起業のメリット・デメリットは、以下の通りです。
起業するメリット | ・努力次第で収入が青天井になる ・節税メリットがある ・定年の概念がない |
起業するデメリット | ・すべて自己責任になる ・収入の保証がない ・最初は社会的信用がない |
会社員の場合、いくら自社の売り上げに貢献したとしても、インセンティブが発生する職種以外は給料は変動しません。
一方、起業家の収入は事業で得られる利益によって決まり、利益が増えるほど得られる収入も大きくなります。
そのため、会社員の頃と比較して収入が倍以上に増えることも珍しくありません。
また、個人事業主であれば、青色申告をすることで所得から最大65万円の控除が受けられます。
会社員のように定年という概念はないので、まだまだ働きたいと思えば何歳でも仕事を続けられるのが起業するメリットです。
このように、起業することで収入面や働き方に関してさまざまなメリットがありますが、クライアントとのトラブルや業務上のミスはすべて自己責任となります。
また、収入の保証もないため、事業がうまくいかなかった結果、先月と比較して収入が半分以下に下がってしまう可能性もあります。
特に起業したばかりの頃は社会的信用が低いので、賃貸契約が結べなかったりクレジットカードの審査が通過しなかったりするなどのデメリットも把握しておきましょう。
起業に向いている人の特徴
起業に向いている人の特徴は、以下の9つです。
- 忍耐力がある
- すぐに行動できる
- 責任感がある
- 論理的思考力がある
- 物事をポジティブに考えられる
- 臨機応変な対応ができる
- お金の管理ができる
- コミュニケーション力がある
- 継続力がある
それぞれ詳しく解説します。
忍耐力がある
起業では、業績が伸びて順調に進んでいるときもあれば、さまざまな問題や困難に直面するときもあります。
うまくいかないことがあっても、強い気持ちを持ってその場で踏ん張れる忍耐力がある人は起業に向いています。
すぐに行動できる
即行動や即決は起業において重要です。
なぜなら、実際に行動に移してみないと何がうまくいって何がうまくいかないのかがわからないからです。
また、行動をためらっていると、チャンスを逃す可能性もあります。
そのため、すぐに行動に移せる人は、起業に向いているといえます。
責任感がある
起業すると、会社員のように上司や企業が守ってくれることはありません。
すべて自己責任です。
そのため、他人や環境のせいにすることなく、すべての責任を背負えるような覚悟がある人は起業に向いています。
論理的思考力がある
起業する上で論理的思考力は欠かせません。
論理的思考力とは、複雑な問題をわかりやすくシンプルにすることです。
論理的思考力があることで、さまざまな問題が解決できたり営業活動が有利になったりするなどのメリットがあります。
以下のような内容を得意とする人は、論理的思考力があるといえます。
- 聞き手にわかりやすく順序立てて説明できる
- 問題発生時に物事の本質を考えられる
- 新しいアイディアを形にできる
物事をポジティブに考えられる
起業するにあたって事業がうまくいかなかったり、顧客からクレームが入ったりするなど、失敗することも多々あります。
しかし、そのような失敗もすぐに切り替えて物事をポジティブに考えられる人は、起業家として成功するはずです。
臨機応変な対応ができる
起業では、一から事業を始めるため、さまざまな場面において決断する機会が訪れます。
また、急なトラブルやイレギュラーな対応に追われることも少なくありません。
そのようなときでも臨機応変に対応できるスキルがある人は、起業してもうまくいくはずです。
お金の管理ができる
起業においてお金の流れを把握するのは何よりも重要です。
個人事業主であれば年末に確定申告があるので、これまでの支出と収入状況を把握しておく必要があります。
一方、法人の場合には固定費や変動費など、会社に関係する資金状況も管理しておかなければいけません。
そのため、個人や法人にかかわらず、普段からお金の管理を細かく意識している人は起業に向いているでしょう。
コミュニケーション力がある
起業を成功させる上でコミュニケーション力は重要です。
特に起業する場合には、出資者を募ったり案件を獲得したりするなど、会社員の頃よりもコミュニケーションが必要になってきます。
そのため、コミュニケーション力がある人は起業に有利でしょう。
継続力がある
起業してから成果が出るまで時間がかかることがほとんどです。
それでも諦めずにひたむきに努力することで、着実に成果が表れてきます。
そのため、一つのことに対して我慢強く継続できる人は、起業に向いているといえるでしょう。
起業に向いていない人の特徴
起業に向いていない人の特徴は、以下の8つです。
- お金の管理ができない
- 人を頼れない
- 行動するのに時間がかかる
- 物事をネガティブに考えてしまう
- 他責思考である
- 自分に甘い
- 一つの物事に集中して取り組めない
- 現状維持を求めている
それぞれ詳しく解説します。
お金の管理ができない
個人事業主もしくは法人のどちらでもあっても、お金の流れをきちんと把握していないと資金がショートしてしまい、気づいたら赤字になっている可能性もあります。
そのため、普段から浪費癖のある人や、毎月いくら使っているのか把握できていない人は、起業に向いていないでしょう。
人を頼れない
起業するとすべてが自己責任となり、基本的に自分で決断しなければいけません。
しかし、自分一人では達成できないこともあるので、ときには人を頼るのも大切です。
そのため、すべて自分でやらないと気が済まなかったり、人に頼れなかったりする人は起業に向いていません。
行動するのに時間がかかる
行動するのに時間がかかると、目の前にあるビジネスチャンスを逃してしまう可能性があります。
ビジネスチャンスはいつ現れるかわからないので、一度でも逃してしまうと、非常にもったいない状況です。
そのため、行動するのに時間がかかる人も、起業には向いていません。
物事をネガティブに考えてしまう
起業するにあたって失敗はつきものです。
しかし、失敗するたびに「自分はダメだ」とネガティブに考えてしまうと、挫折の原因となってしまいます。
その結果、起業そのものが失敗となる可能性があるため、物事をネガティブに考えてしまう人は、起業に向いていないでしょう。
何度失敗しても、次に活かそうとする前向きな姿勢が大切です。
他責思考である
起業をすると、すべて自己責任となります。
法人として会社を設立した場合には、従業員のミスも自分の責任です。
そのため、普段から他人や環境のせいにする人は、起業後も問題が発生すると自分を守るために他責にする可能性があるため、起業に向いていません。
自分に甘い
起業で成功するためには、何度も高い壁を乗り越えなければならず決して容易ではありません。
人一倍の努力が必要なため、普段の生活から自分に甘い人は起業しても一つひとつの業務で手を抜いてしまい、クライアントの信用を失ったり、トラブルに発展したりする可能性があります。
一つの物事に集中して取り組めない
起業で成功するためには、自分が立ち上げた事業に対して全力で取り組むことが大切です。
そのため、一つの物事をやり遂げられない人はたとえ起業しても中途半端になる可能性が高く、失敗してしまうリスクが存在します。
一つの物事をやり遂げる力は、起業において欠かせないスキルなのです。
現状維持を求めている
どのような業界であっても、常に情報はアップデートされていくため、現状維持を求めている場合にはクライアントの要望や業界の変化についていけなくなります。
そのため、起業を考える上で成長や挑戦よりも安定志向や現状維持への考えが強い人は、起業に向いていないでしょう。
起業を成功させるための3つのポイント
起業を成功させるための3つのポイントは、以下の通りです。
- 起業する目的を明確にする
- 資金を準備しておく
- セミナーやスクールを活用してみる
それぞれ詳しく解説します。
起業する目的を明確にする
起業するにあたって重要なのは、明確な目的の設定です。
なぜなら、起業する目的が明確ではないと途中で方向性が大きくブレたり、モチベーションが下がったりしてしまい、失敗する可能性が高くなるからです。
起業での成功への道は、決して容易なことではありません。
そのため、まずはなぜ起業するのかという目的を明確にしましょう。
資金を準備しておく
どのような事業を始めるかによっても異なりますが、起業するにあたって費用がかかります。
会社を設立する場合にかかる費用の一例は以下の通りです。
- 店舗の家賃
- パソコンや机・椅子などの設備費
- 広告宣伝費
- 人件費
- 借入の返済 など
そのほかにも、収入印紙代や定款の認証手数料・登録免許税などがかかります。
特に起業したばかりの頃は案件の受注に苦戦してしまい、売り上げが立たない可能性もあります。
そのため、事業を始めるのに必要な資金や売り上げの見込みなどを考慮した上であらかじめ資金を準備しておきましょう。
セミナーやスクールを活用してみる
起業を成功させる方法の一つとして、セミナーやスクールを活用するのもおすすめです。
セミナーやスクールの活用によって、以下のようなメリットが考えられます。
- 仕事に必要なスキルや知識を磨ける
- 業界の最新情報を収集できる
- 人脈を構築できる
- 自分のビジネスの幅を広げられる
起業で成功するには、現状維持で満足することなく、常に成長し続けるのが重要です。
これからWebマーケターとして起業を考えている方は、デジプロでスキルを磨いてみてください。
次項で詳しく解説します。
Webマーケターとして起業したいのであれば「デジプロ」
デジプロは、実践的なカリキュラムで、Web広告に特化したスキルを学べるマーケティングスクールです。
基礎から応用まで学べるので、現在すでにWebマーケティングの仕事をしている人も、これからWebマーケティングで起業する人にもおすすめです。
デジプロの主な特徴は以下の4つとなります。
- 主要なWeb広告を実践フローで学べる
- 講師は全員プロの現役マーケター
- 全国12ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
- 元採用責任者による充実した転職支援サービス
最後には、受講者の声も掲載しているのでぜひ参考にしてみてください。
主要なWeb広告を実践フローで学べる
デジプロでは、主要なWeb広告に関して基礎から応用まで実践フローで学べます。
具体的に学習できるWeb広告は以下の通りです。
- リスティング広告
- Google 広告
- Yahoo!広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- ディスプレイ広告
これらの広告運用スキルを対面講義や動画でインプットした後に、実践形式で広告運用を体験してアウトプットします。
そのため、Web広告に関して「知っている」レベルではなく、「運用できる」レベルでスキルを身につけることが可能です。
講師は全員プロの現役マーケター
デジプロでは、Webマーケティング業界に現役で活躍しているマーケターが講師をしています。
GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントでMVPを複数回受賞したコンサルタントなどの肩書を持った講師も在籍しています。
また、講義だけではなく、生徒一人ひとりをサポートするパーソナルトレーナーになってくれるのもデジプロの強みです。
独立やキャリアに関する相談もできるので、スキルを身につけながら受講後に関する不安や悩みを解決することが可能です。
全国12ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
デジプロでは、通学授業に対応している教室が全国12ヵ所にあります。
- 渋谷
- 大阪
- 福岡
- 千葉
- 神戸
- 大宮
- 横浜
- 広島
- 名古屋
- 北海道
- 仙台
- 福井
Webマーケティングスクールはデジプロ以外にもありますが、ほとんどはパソコン一つで行うオンライン授業です。
オンライン授業は、時間や場所に縛られず自由に講義を受けられるメリットがありますが、疑問点をその場で解決できないなどのデメリットもあります。
教室に通い対面で授業を受けることで、疑問点をすぐに解消できて学習のモチベーションを維持したまま効率的にスキルを身につけられます。
元採用責任者による充実した転職支援サービス
デジプロでは、転職支援サービスも充実しています。
そのため、Webマーケターとしていきなり独立するのが不安な場合には、まず転職してスキルや実績を身につけてから起業するのがおすすめです。
元採用担当者がマンツーマンで徹底サポートするため、転職に対する不安の解消や面接対策が十分に行えます。
受講者の喜びの声も多数あり
デジプロでは、過去の受講者の声を「デジプロコラム」に掲載しています。
一例として、2人の受講生の感想を紹介するので参考にしてみてください。
デジプロでの学びを生かして新しい事業を始める森さん
SEOマーケティングやWebマーケティングなどマルチに活躍されている森さんですが、クライアントからの広告運用の依頼がきっかけで、Webマーケティングを学ぼうと決意したそうです。
ほかのスクールと比べると、実践的なカリキュラムがデジプロを受講する決め手になりました。
「講義は予習や課題もあり想像以上に濃かったですが、学ぶ機会を多く得られてよかったです」と語っています。
今後は、自分以外で広告運用のできるメンバーを集めてチームを作り、事業を拡大したいとのことです。
D2Cプラットフォーム事業を展開する鈴木さん
picki株式会社というファッションD2Cプラットフォームを展開する企業のCEOである鈴木さんは、現在の集客方法に限界を感じたのがきっかけでWeb広告を学ぼうと思われたそうです。
デジプロを受講した感想として、「実務に即した講義内容は自社で運用しているInstagram広告で実践できるので、毎回フィードバックをもらえて有意義な時間でした」と語ってくれています。
どのような人が受講したらいいかという質問に対しては、以下のように答えてくださいました。
「すでに広告運用している人だけでなく、1対1で授業を受けられるので、広告運用に難しさを感じている人も半分コンサルのように活用するのがおすすめです」。
これからはD2Cプラットフォーム事業を通じて、業界やクリエイター・お客様を元気にしていけるような企業にしていきたいとのことです。