IT技術の発展に伴い、WebサイトやSNSを活用した商品販売やブランド認知拡大など、Webマーケティングへの関心が高まっています。
また、新卒に限らず、30代や40代で未経験からWebマーケティング業界への転職を考える人も多く、以下のような悩みが増えています。
「40代の未経験からWebマーケティング業界に転職するのは、さすがに厳しいのだろうか?」
年齢のこともあり、未経験の業界に転職することに不安を感じてしまう人も多いでしょう。
確かに、40代で未経験の業界に転職を成功させるのは、簡単なことではありません。
しかし、Webマーケティング業界は右肩上がりで成長しており、未経験者でも採用する企業もあるため「40代だから転職できない」ということはありません。
今までの経験やスキル、人間力など社会経験の多彩な40代だからこそのメリットを、Webマーケティングという新しい分野で活かすことができるでしょう。
そこで今回は、40代の未経験からWebマーケティング業界に転職をするメリットや注意点、成功させるポイントを詳しく解説します。
目次
40代未経験でWebマーケティング業界に転職できる!
「転職の限界年齢は30代」とも言われますが、40代の未経験者であってもWebマーケティング業界への転職は可能です。
その理由としては、デジタル技術の発展やオンライン化の加速が関係しています。
求人情報サイト大手のdodaの「転職市場予測2022上半期 企画・マーケティング」によると、2022年の企画・マーケティング職のトレンドは、DXやECの拡大です。
その背景には、新型コロナウイルス感染症によって非対面や非接触が求められ、ECやWebサイトでの集客・販売が注目されたことがあります。
オンライン化が急激に進んだことにより、EC市場の拡大が促進され、Webマーケティング業界の採用活動が活発になっています。
こういった世のなかの流れから見ても、40代未経験からの転職は不可能ではありません。
実際に求人サイトを閲覧してみると、40代を対象にしている求人があります。
ただし、Webマーケティング業界は若手を採用する傾向が強く、20代と40代の人材であれば伸び代を考えて20代を採用する企業も多いです。
40代からWebマーケティング業界へ転職を成功させるには、自分自身の強みや武器を適切にアピールして、戦略的に転職活動をする必要があるでしょう。
40代未経験からWebマーケティングに転職するメリット
「40代から未経験の業界に転職するのはデメリットが大きいのでは?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、未経験からでもWebマーケティング業界に転職するメリットも存在します。
市場全体の将来性が高い
Webマーケティング市場は現在、大きく伸び続けています。
今後もさらに成長すると予想されるため、Webマーケティング市場は将来性の高い業界です。
広告大手の株式会社電通によると、2021年にはインターネット広告費が2兆7,052億円とマスコミ四媒体広告費を超えました。
インターネット広告費の前年比をみても、毎年伸び続けていることが分かります。
変化が激しく、未来予測が難しい現代において、Webマーケティングのような将来性の高い市場は働き手にとって大きな価値になるでしょう。
働き方の自由度が高まる
Webマーケティングの仕事では、パソコンやスマートフォンを使って仕事することが多く、時間や場所に縛られない自由な働き方が可能です。
Webマーケターは、WebサイトやSNS、YouTube動画などWeb上の媒体を通して、商品が売れる仕組みを作ることが主な業務です。
パソコン一つとインターネット環境が整っていれば、自分だけで完結できる業務だけではなく、ミーティングやクライアントとのやりとりができます。
このように自由度の高い働き方ができると、以下のような理想の生き方や働き方を実現させられます。
- 子供・家族との時間を増やせる
- 旅をしながら働ける
- 通勤の時間を効率的に使える
このように、自由度の高い働き方を実現できれば、プライベートを充実させたり、自分のスタイルに合った効率のよい働き方を実現させたりすることが可能です。
これまでの経験やスキルを活かせる
一口にWebマーケティングといっても、会社ごとで特化している分野があり、マーケティング手法や働き方も異なります。
そのため、これまで全く別の業種・職種で培ってきた経験やスキルをWebマーケティングの現場で活かすことが可能です。
Webマーケターの働き方の一例は、以下の通りです。
- Web広告代理店に勤め、クライアント企業の広告運用やアクセス解析の仕事をする
- 企業のマーケティング部署に配属され、商品開発や売れる仕組みを考えていく
前者に関しては、マーケティングの知識・スキルが重要ですが、ほかの職で習得した分析力を活かせるでしょう。
また、後者でもほかの企業での経験を業務に活かせます。
例えば、長年コーヒーメーカーで営業・販売をした経験があれば、その際に身につけたコーヒーの知識や営業のスキルをマーケティングの分野で活用できるでしょう。
これまでの経歴やスキルと関連のあるものにすると転職が成功しやすく、やりがいも感じやすくなります。
副業や独立にもつながる
Webマーケティングの知識やスキルを身につけることで、副業や独立にもつなげられます。
商品の売れる仕組みを作る・潜在顧客への認知度を上げるための施策を行うWebマーケティングは、今やどの業界においても必要です。
特にSNSやスマートフォンなどのデジタル技術が発展してきた現在では、顕著に需要が伸びています。
とはいえ、Webマーケターの数は足りておらず、企業がマーケティングを外注するケースも少なくありません。
そのため、知識やスキルを身につけることで、フリーランスに転身したり副業を始めたりすることで、個人で仕事を取ることも可能です。
Webマーケターとしてフリーランスへの転身や起業を考えたい方は、以下の記事も参考にしてください。
40代未経験からWebマーケティング転職をする注意点
40代未経験からのWebマーケティング業界への転職では、注意すべき点も存在します。
転職活動を始める前に注意点も理解しておかないと、転職を成功させても思い描いていた働き方とのギャップを感じてしまうかもしれません。
そこで、ここでは3つの注意点を詳しく解説します。
未経験であっても知識や実績が求められる
Webマーケティング業界は実践経験を重視する傾向にあり、「未経験歓迎」と記載された求人であっても、知識ゼロの状態では転職を成功させるのは難しいです。
そのため、転職活動をする前には、Webマーケティングについての知識をつけたり、経験をしたりする必要があります。
知識やスキルを身につけるためには、以下の方法があります。
- 書籍やWebコンテンツで独学する
- SNSアカウントの運用やブログ運営をして、集客・分析を実践してみる
- Webマーケティングスクールに通って、知識とスキルを身につける
企業側が転職者に求めるのは、「即戦力」になるかどうかです。
もちろん未経験でも転職は可能ですが、転職して実際に働き始めた後のことを考えても、事前に基礎的な知識やスキルを身につけることが大切でしょう。
年齢層が若く馴染めないことがある
Webマーケティング業界は、ほかの業界に比べると年齢層が若い傾向にあります。
業界全体としては、20〜30代が多く、ベンチャー企業では平均年齢が27歳程度の会社もあります。
若さからの勢いや考え方の違い、また社会経験や過去の実績などから、職場の人達に馴染めない可能性があります。
Webマーケティングの世界は若くして活躍している人も多く、年齢や役職にこだわってしまうと仕事がしづらいと感じてしまうでしょう。
年収が下がる可能性がある
Webマーケティング業界に限らず、未経験の分野に転職し新たにキャリアを始める場合には、年収が下がる可能性があります。
未経験で一から始めると考えると、過去のキャリアの延長線として年収を上げることは難しいでしょう。
とはいえ、Webマーケターとして実績を積み上げることで、過去の年収を超えられる可能性もあります。
転職時には一時的に年収が下がってしまうので、覚悟しておく必要があるでしょう。
40代未経験からWebマーケティングへの転職を成功させるポイント
40代未経験から転職を成功させるために、以下の3つのポイントを解説します。
- 自分の経歴・経験が活かせる業界に絞って応募する
- 転職エージェントに相談する
- スクールに通ってスキルを習得し、転職でアピールする
それぞれ詳しく解説します。
自分の経歴・経験が活かせる業界に絞って応募する
これまでの経歴や経験を活かせたら、たとえWebマーケティング業界が未経験でも転職する際にアピールになります。
例えば、経歴や経験を活かして、以下のような働き方が考えられます。
- これまで化粧品メーカーにいたなら、化粧品会社のマーケティングをしてみる
- これまで営業だったなら、Webマーケティングの営業担当に転職してみる
このように前職と関連する業界や職種を目指すことで、転職の成功確率を上げられるでしょう。
転職エージェントに相談する
転職エージェントに相談をすることも、未経験から転職を成功させるためにおすすめの方法です。
転職エージェントでは、転職希望者に対して専属のエージェントがつき、ヒアリングした内容から、希望に沿った転職先を探してくれます。
面接対策や書類添削はもちろん、企業側との給与面や業務内容の交渉も請け負ってくれるので、心強いでしょう。
スクールに通ってスキルを習得し、転職でアピールする
スクールに通いWebマーケティングスキルを習得することで、未経験からの転職時でもアピールが可能です。
Webマーケティングの需要が伸びており、未経験のWebマーケターの求人が増えてきているとはいえ、実践的なスキルの有無は転職時に影響します。
そのため、現場経験のない人が転職を成功させるには、独学でWebマーケティングの知識をつけるか、あるいはスクールに通ってスキルを習得する必要があります。
スクールであれば、独学では習得が難しい実践的なスキルの習得が可能です。
スクールで実際にマーケティング施策を実行した経験や、実践的な知識とスキルを身につけたことをアピールできれば、転職で有利に働くでしょう。
40代未経験・Webマーケティングへの転職なら「デジプロ」
デジプロは、超実践的なカリキュラムでWeb広告スキルを習得できる、Webマーケティングスクールです。
Web広告に特化したカリキュラムや現役のWebマーケターによる直接講義など、デジプロならではの特徴があります。
40代でWebマーケティングが未経験であっても、基礎から丁寧に講義をするので、転職するのに十分なスキルを身につけることが可能です。
主要なWeb広告を全て学べる
デジプロでは、WebマーケティングのなかでもWeb広告に特化しています。
具体的には、このような広告プロダクトを学べます。
- リスティング広告
- Google 広告
- Yahoo!広告
- Facebook 広告
- Twitter 広告
- ディスプレイ広告 など
それぞれの広告プロダクトを基礎から応用まで、実践フローに基づいて学習でき、データ解析や運用方法までもしっかり習得できます。
講師は全員プロの現役マーケター
デジプロの講師陣は、現役で活躍しているWebマーケターです。
GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントでMVPを複数回受賞したコンサルタントなどが在籍しています。
このようなプロのマーケターから、マーケティング業界の現状を教えてもらえ、最新の情報を基に講義をしてもらえます。
現場で実際に使われているノウハウやスキルを教えているので、実務の場で確実に活かせる内容を学べます。
安心の転職サポート
デジプロでは転職サポートにも力を入れており、「書類添削」「面接対策」「求人紹介」がプランのなかに組み込まれています。
スクールで学ぶ人の目的の多くが、スキルを身につけて転職を成功させることです。
デジプロのような手厚い転職サポートを受けられると、未経験分野への転職でも安心感が大きいでしょう。
また、40代未経験でも応募可能な案件なども探して紹介してくれるので、転職活動を効率的に進められます。
全国11ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
デジプロは、通学授業に対応している教室があり、現在では以下の11ヵ所で対面講義を受けることが可能です。
- 渋谷
- 大阪
- 福岡
- 千葉
- 神戸
- 大宮
- 横浜
- 広島
- 名古屋
- 北海道
- 仙台
Webマーケティングスクールはデジプロ以外にもありますが、その多くはパソコン一つで行うオンライン授業。
オンライン授業は、時間や場所に縛られず自由に講義を受けられるというメリットもあります。
しかし、疑問点をその場で解決できない、モチベーションの維持が難しいといった点がデメリットでもあります。
教室に通い対面で授業を受けることで、必要な知識をより効率よく学習できるでしょう。
未経験からマーケターに転職した卒業生も多数
デジプロの受講生には、30代の未経験からWebマーケターに転職を成功させた卒業生がいます。
OA機器・複合機器のメンテナンス業務をしていた、三井さんです。
転職をするために情報収集をしていたときに「Webマーケティング」という仕事を知り、興味を持ったのがきっかけと語っていました。
とはいえ、知識も経験もない30代が転職を成功させるのは簡単ではないと思い、まずは知識をつけようとデジプロで学習を開始。
デジプロでの学習を通して、知識をつけるだけではなくWebマーケティングの面白さに気づいたそうです。
転職活動では、書類審査で何社も落とされるといった苦労もしたようです。
しかし、最終的には面接まで進み、デジプロで学んだことが面接の受け答えでも役立ち、無事に転職に成功されました。
30代の未経験からWebマーケティング業界に転職を成功させるのには、実践や経験が重要だと話してくれました。