株式会社電通が発表した「2019年 日本の広告費」では、これまで広告費の中心的存在であったテレビ広告が、初めてインターネット広告に抜かされ、注目を浴びました。
このように、2019年以降、インターネット広告市場は右肩上がりで成長を続け、人手不足とあいまって高い需要が見込まれます。
また、新型コロナウイルス感染症の影響によって、今後のライフプランを見直すきっかけとなり、20〜30代の多くが転職や独立を検討しているケースも。
当然、Webマーケティング市場も活発で、スクールを運営している弊社視点でも、業界未経験からの受講生が増えていると実感しています。
本記事では、このような背景を踏まえ、Webマーケターとして独立、フリーランスを目指す方に、Webマーケティングスクール選びのポイントを紹介します。
フリーランスとして独立を目指す場合に、一体どのようなことに気をつけてWebマーケティングスクールを選べばよいのか、ぜひ参考にしてみてください。
目次
フリーランス向けWebマーケティングスクール選びの手引き
「将来的に独立や起業を達成したい」などフリーランス向けのWebマーケティングスクールを受講するには、どのような基準でスクール選びをすればよいか解説します。
メンター制のスクールか
Webマーケティングスクールのなかには、業界経験豊富な講師が、あなたの課題やつまずきに寄り添いながらサポートしてくれる「メンター制」を導入しているスクールがあります。
通常のWebマーケティング講師であれば、決められたカリキュラムについての質問だけに回答するなど、対応範囲が限定的な場合も多いですが、メンターはより柔軟です。
具体的には、受講中のカリキュラムはもちろん、業界事情、フリーランスとして活躍するためのアドバイスなど、将来像から逆算して価値のある情報を提供してくれます。
このようにフリーランスとして独立を検討しているなら、より対応範囲が柔軟なメンター制を基準に検討してみるとよいでしょう。
現役マーケターが講師か
Webマーケティングスクールのなかには、講師の質が低く、一度も実務経験を積んだことのないまま指導にあたるケースもみられます。
実はその講師が、スクールの元受講生で、卒業後に講師としてそのまま採用されたなどのエピソードも耳に入るため注意が必要。
フリーランスとして高いスキル取得を目指すなら、業界最前線で活躍する現役Webマーケターの講師をおすすめします。
現役ならではの貴重な業界事情、業務内容、スキルを指導してもらえるため、より実務で役立ちます。
基礎知識だけでなく実践的カリキュラムが特徴か
Webマーケティングスクールは「転職を目的にしているスクール」「転職だけでなくフリーランスやインハウス運用でも活用できるスクール」などさまざま。
そのなかで、できるだけフリーランス向けのコースが用意されているスクールが望ましいですが、同時にカリキュラムにも着目してみてください。
具体的には、広告管理画面の操作、Google アナリティクスの指標の見方だけでなく、実際に広告運用やアクセス解析レポートまで対応しているなど。
フリーランスとして活躍するためには、より実務を意識したカリキュラムが必要ですから、どの程度実践的な内容なのかも検討しましょう。
Webマーケティングスクールによっては、クライアントワークまで対応している場合もあり、よりフリーランスを意識した内容になっています。
転職サポートや案件紹介なども対応しているか
Webマーケティングスクールの受講を検討する場合、スクール側がどの程度、サポートしてくれるのかも重要。
たとえば、転職支援であれば「面接対策」「応募書類の添削」「転職先の紹介」などがあり、フリーランス向けであれば案件紹介なども対応しているケースも。
支援が手厚いことに越したことはありませんから、できるだけ多くのサポートを受けられるWebマーケティングスクールを選んでみてください。
オンラインだけでなくオフラインでも対応可能か
Webマーケティングスクールの受講形式には「オンライン」と「通学」2種類があります。
現在は、新型コロナウイルス感染症の影響もあって、オンライン学習が主流になりつつありますが、オフラインにはオフラインのメリットがあります。
具体的には、パソコンや広告管理画面の操作など、講師から直接指導してもらうことで、オンラインでは伝わりにくい操作方法も身につきやすいでしょう。
さらに、オフラインでは一緒に学ぶ仲間との出会いもあり、刺激を受けながら、切磋琢磨できる点も魅力的。
オンラインだと、自分のペースで学習できるものの、自分一人の環境だからこそ、ついつい学習を怠ってしまう可能性もあります。
一人ではなく、仲間と励ましあえる環境は貴重です。
通学できるWebマーケティングスクールは、非常に少ないですが、自宅から通える範囲にスクールがある場合は、検討してみるのもよいでしょう。
資格取得サポートなども用意されているか
Webマーケティングスクールによっては、資格取得サポートを完備したスクールもあります。
具体的には「Google 広告資格」の取得補助など。
Google 広告認定資格とは、Google 広告に関する基礎的な知識を有していることを証明する資格であり、スキルショップ上で無料で受験可能です。
以下、6種類が設定されており、認定資格を提示することで、フリーランスとしてクライアントワークでも信頼を得られるなどメリットがあります。
・Google 広告の検索広告
・Google 広告のディスプレイ広告
・Google 広告の動画広告
・Google 広告のショッピング広告
・Google 広告アプリ
・Google 広告測定
このように、Webマーケティングスクールによっては、さまざま資格取得サポートを用意しているので、ぜひ比較してみてください。
実際にフリーランスで活躍している受講生がいるか
当然ですが、検討中のWebマーケティングスクールにおいて、卒業後に実際に活躍されている受講生の存在は大きいですよね。
「Webマーケティングスクールを卒業して、そのまま独立できた」
「卒業後、クライアントへこれまでのSEOスキルに加えて、Web広告を提案できるようになった」
など、具体的なエピソードがあれば、フリーランスとして独立するイメージが湧き、説得力のあるWebマーケティングスクールだといえます。
ぜひ、検討中のスクールで、どの程度フリーランスとして活躍する受講生がいるのか、確かめてみてください。
なお弊社「デジプロ」なら、Web広告特化型のWebマーケティングスクールとして、以下のように多数の受講生がフリーランスとして活躍しています。
フリーランス向けのWebマーケティングスクールを解説
ここまで、フリーランス向けWebマーケティングスクールを選ぶポイントをご紹介しました。
次に、実際にフリーランス向けのコースを展開しているWebマーケティングスクールを4社ほど解説します。
スクール名 | 学べるプログラム | 受講形態 | 特徴 |
マケキャン byDMM.com | Web広告・データ解析など | オンライン | 未経験から3ヶ月でWebマーケターとして活躍できる人材を目指す |
WANNABE Academy | Web広告・Google アナリティクス分析など | 通学・オンライン | フリーランスだけでなく、転職やインハウス にも対応 |
WEBMARKS | SEOマーケティング特化型 | オンライン | SEOマーケティングに特化したスクールで、フリーランス養成コースを完備 |
デジプロ | Web広告特化型 | 通学(全国5ヶ所)・オンライン | ・現役トップクラスのWebマーケターからサポートを受けられるWeb広告特化型スクール ・フリーランスだけでなく、転職、インハウス 運用と実績多数 |
マケキャン byDMM.com
マケキャンは、未経験から3ヶ月でWebマーケターとして活躍することを目標に掲げるWebマーケティングスクール。
フリーランスに特化しているわけではありませんが「転職コース」「学習コース」があり、それぞれ体系的に広告運用の基礎知識やデータ解析スキルを習得可能。
卒業後もキャリア形成の支援、転職を成功させるための面接対策など、サポート面にも定評があります。
また「ハイブリット方式」と呼ばれる学習方式を採用し、平日を利用してインプットを進め、週末にアウトプットするなど、反転学習によりスキルを習得します。
受講3ヶ月目には「広告プランニングワーク」と呼ばれる実務を意識した課題が組み込まれており、将来的に独立したい方にもおすすめです。
WANNABE Academy
WANNABE Academyは業界初、実務経験を積めるWebマーケティングスクールです。
転職、副業、フリーランスに対応しており、受講期間中にGoogle アナリティクスの分析レポート、Google 広告やFacebook広告の運用まで実践する体験学習も用意されています。
フリーランス向けには、案件獲得方法のレクチャー、案件の紹介まで対応。
また、オンラインだけでなく「東京表参道校舎」「長野校舎」で通学にも対応しているため、講師から直接実践的なスキルを学びたい方には必見です。
そのほか、回数制限なしの補講が付き、受講期間中であれば、何度でも学び直し可能。
カリキュラムは3ヶ月ですが、4ヶ月間のサポート期間があり最長7ヶ月受講できます。
WEBMARKS
出典:WEBMARKS
現役のWebマーケターが代表を務めるWebマーケティングスクールのWEBMARKS(ウェブマークス)。
業界でも珍しいSEO特化型のWebマーケティングスクールで、実践型課題添削や案件獲得サポートなど、フリーランスのWebマーケターに嬉しいサービスがそろっています。
Webマーケティング資格「GAIQ・Web解析士の取得サポート」も用意されています。
具体的なカリキュラムとしては、毎週2〜3時間の動画コンテンツとSEOの学習があり、課題でつまずいた際は、現役Webマーケターに無制限で質問可能。
30日間講座を受けて、内容に満足が得られない場合には、全額返金保証も用意されています。
オフラインでの交流会もあり、同じ志の仲間と交流でき刺激しあえる環境です。
「就職コース」「フリーランス養成コース」「就職+フリーランス両取りコース」と3つのプランがあります。
デジプロ
デジプロは、弊社株式会社Hagakureが運営する「超実践的」Web広告特化型スクールです。
フリーランスとして独立した受講生を多数輩出しており、Web広告運用者として転身したい方も必見!
以下のように、クライアントワークで必要な広告プロダクトを網羅しています。
・リスティング広告
・ディスプレイ広告
・Google 広告
・Yahoo!広告
・Facebook/Instagram広告
・Twitter広告
・データ分析
・Google Analytics
・Google Tag Manager
超実践的とあるように、広告運用の基礎スキルだけでなく、実務を想定し実際に広告運用まで体験できるため、即戦力として学んだスキルを活かせます。
また講義は、オンラインだけでなく東京・大阪・福岡・広島・名古屋と全国5ヶ所で通学にも対応しているため「パソコン操作など基礎から直接講師に教わりたい」という方でも安心です。
フリーランスの武器となる「Google 広告資格」の取得補助制度なども用意しており、クライアントワークで役立ちます。
現役トップクラスのWebマーケターから、超実践的なスキルを習得でき、料金は通学プランで「一括 330,000円(税込)」、オンラインプランで「一括 385,000円(税込)」とバランスが良い価格帯。
もちろん分割にも対応し、学生の場合は275,000円(税込)で通学プラン・オンラインプランどちらかを受講できます。
フリーランスの武器になるWebマーケティングスクールなら「デジプロ」
Web広告特化型のWebマーケティングスクール「デジプロ」では、メンター制を導入。
GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントにて、MVPを複数回受賞したコンサルタントなど、現役トップクラスのWebマーケターが講師だから、独立開業に向けた道筋もみえてきます。
完全未経験から、フリーランスやインハウス運用目的でも受講でき、教育専門のマーケターがどんなささいなつまずきでも拾い上げます。
受講期間中は、チャットで無制限に質問でき、わからない課題を放置してしまうことがありません。
近年、Web広告市場は、右肩上がりで成長を続けており、人手不足の背景から多くの需要が見込まれます。
また、Web広告は毎月継続して課金する案件がほとんどですので、収入が不安定になりやすいフリーランスや個人事業主の強い味方に。
ぜひ、キャリアチェンジや起業に向けたスキルアップにデジプロをご活用ください