「Webマーケティングをやってみたい」
そう思ったことはありませんか?
人気が高い今どきの職業に転職したい、自宅でできる副業を始めたい、実店舗だけでなくオンラインでの売上も伸ばしたい。理由は人それぞれにあると思います。
ひと口にWebマーケティングといっても様々な種類があります。
Yahoo!やGoogleなどの検索結果で上位を狙うSEO対策、検索サイトやポータルサイトの広告枠に表示されるデジタル広告、TwitterやFacebookなどのSNS広告、Youtubeなどの動画広告etc…。
中でも転職や副業を考えている人にとって仕事に繋がりやすいのは、デジタル広告、SNS広告といったWeb広告運用です。
少ない予算から始められてすぐに効果が得られるのがメリットですが、運用には知識と経験が必要。興味はあるものの専門性の高さゆえにハードルを感じる人が多いのではないでしょうか。
そこで、Web広告運用スクール『デジプロ』代表への直撃インタビュー、名付けて『デジプロ代表にきいてみた!』。
全3回のシリーズでお送りする今回のテーマは、「未経験からWebマーケティングを始めるための第一歩」です。
プロフィール
奥 雄太(おく ゆうた)
兵庫県尼崎市出身。関西学院大学卒業後、メーカー勤務を経てGMO NIKKO株式会社へ入社。インターネット広告事業に従事したのち独立し、2019年に株式会社Hagakureを設立。
デジタル広告のプロを育てる学習サービス『デジプロ』の代表および講師を務める。
好きな食べ物:魚
Webマーケティングの価値とは
–失礼ながらWebマーケティングについてあまり詳しくないのですが、まずは市場におけるWebマーケティングの必要性について教えてください。
Webマーケティングは、企業が作る商品やサービスを届けたい人に届けるための仕組みです。
人がモノやサービスを使うのって、その人の中にある課題意識を解決するためだと思うんです。メーカーが商品の宣伝を必要な人に届けられれば、ユーザーの課題解決がスムーズになり、生活はより豊かになります。
–奥さんはデジプロの代表を務めながら、現役マーケターとしても活躍されていますね。それでもまだ情報は十分に届いていないと感じますか?
そうですね、そもそも新しい商品やサービスだと認知がゼロの状態ですしね。
Twitterでただ告知しても、そう簡単にバズって認知が広がるなんてことはありません。
–そういった場合に思い浮かぶのは、テレビや新聞雑誌、屋外のポスターなどですが、これら従来の広告とWeb広告とでは何が違うのでしょうか。
Webマーケティングにも様々な分野があり、CMや企業の広報活動もそのひとつです。
しかしどの企業も大手メディアを使った大がかりな宣伝を打てるわけではなく、かといってポスターや公式サイトだけでは十分に行き渡らない可能性があります。
Web広告なら運用状況を見ながらターゲットを絞って出稿できるので、限られた予算でも効果的なアプローチができます。
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Webマーケティングに向いている人の特徴3つ
–Webマーケティングに興味をもった人がまず気になるのは、自分に素質があるかどうかだと思います。Webマーケターに向いている人、やりがいを持って楽しめる人の特徴はありますか。
大きく分けると3つあります。
1つ目は、数字が好きな人。数字にあまり抵抗が無いほうがいいです。
–やはりマーケといえば数字ですか。数学の計算ではなくデータ分析のことですよね?
そうです。デジタルマーケティングとデジタルじゃないマーケティングの大きな違いは、あらゆる結果が数字に表れることです。その数字をしっかり見て、どの数値を改善していくかと考えられる人が向いています。
–では2つ目は?
2つ目は、知的好奇心が強い人です。
Web業界はテクノロジーの進化がものすごく早いので、新しいツールが次々誕生したり、機能もすぐアップデートされます。新しいものが好きな人や、最新情報に詳しい人のほうがこの業界を楽しめると思います。
–奥さんも常に新しい情報を追っているのでしょうか。
はい、情報は常にアップデートしています。
デジプロのTwitterやInstagramでWeb広告業界の最新情報を発信しているので、ぜひフォローをお願いします(笑)。
–最後に、3つ目は何でしょうか。
先に挙げた数字の分析ができることに加え、出てきた数字の根拠となる理由や背景を考えられる人です。
–具体的にいうと?
例えばあるECサイトの売上が落ちたとして、ある程度はデータを見るだけでも状況が分かります。20代女性からの流入が特に落ちているな、というふうに。
しかしなぜ20代女性からの流入が落ちたのか、今まで商品を購入してくれていた20代の女性たちに何が起きたのか、ここまで疑問が深まると数字だけでは解決しきれません。
そこで「最近女性に人気のアイドルが出てきたな。とすると、そちらに消費が回ったと考えるのが妥当か」といった発想が重要になるのです。
表れてきたデータをファクトとして捉え、どこに課題があるのかを数字を見て分析しつつ、数字では捉えきれない本質的な原因を考えられる。
右脳的思考というか、世情に明るく人の心理にまで想像を働かせられる人がこの仕事には向いてると思います。
–広告に掲載するコピーや宣伝文を考える文章力も必要ですか?
あったほうがいいとは思いますが、なくても問題ありません。
Web広告は企業や商品のブランド価値を高めるよりも、サイトへの訪問率や売上といった実質的な結果が重視されます。
デジプロではクリック率のよい広告文のパターンなどもレクチャーしていますよ。
未経験からWebマーケターになるには?
–では未経験からWebマーケターを目指す場合、最低限必要な知識やスキルはどの程度でしょうか。
デジプロを受講する人であれば、マウスとキーボードを使った基本的なPC操作、コピー&ペーストなどの簡単なショートカットキーが使えれば大丈夫です。
–一から勉強するのであれば、デジプロのようなスクールに通うのが近道だと思いますが、独学でもプロを目指せますか?
Webマーケティング、とくにWeb広告運用を独学ですべて身につけるのは難しいと思います。
Web広告は各サイトで独自のアドテクノロジーを使用していますし、扱う商材の業界やサービスによっても運用の仕方が異なります。
本やWebから知識を得ることも大事ですが、実践的なノウハウは経験者から教わるのがベストです。
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–なるほど、デジプロでは実践の部分をどのように教えているのですか?
デジプロでは現役のWebマーケターが講師を務め、実際にWeb広告を作成しながら実践的な指導を行なっています。
受講者お一人お一人に合わせたレッスンをマンツーマンで行いますので、未経験の方でも安心して飛び込んできてください。
—現役マーケターにマンツーマンで教えてもらえるのは貴重ですね。 実践的なスキルが身につけば、仕事でも即戦力になれそうです!
デジタル広告運用スクール『デジプロ』では、無料説明会を随時実施しています。
「Webマーケティングのことが気になる」
「今すぐWebマーケティングを始めたい!」
そう感じた方は、ぜひ説明会にお申し込みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
第2回は、Webマーケティングに対する奥さんの熱い想いをお届けします!