近年では、Webに関するサービスが続々と増えてきました。
Web業界は急速に発展しており、今後も需要が拡大することが予想されます。
急成長しているWeb業界に転職を考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、Web業界といってもさまざまな職種があるため、どのような仕事内容なのかイメージできないという方も少なくありません。
そこで本記事では、Web業界の基礎知識やWeb業界における職種、今後の市場規模などについて解説します。
これからWeb業界で働きたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
Web業界とは
Web業界とは、主にインターネットを利用して商品やサービスをユーザーに提供している業界のことを指します。
Web業界が提供しているサービスとして、下記のようなものが挙げられます。
- QRコード決済サービス
- 動画や音楽などのサブスクリプションサービス
- オンラインショッピング
Web業界では、PCとインターネット環境さえあればほとんどの業務が完結できるのが魅力です。
対面でのコミュニケーションによる必要性も、ほかの業界と比べると少ないです。
最近では、新型コロナウィルス感染症拡大の影響もあり、Web業界で働く人の多くはリモートワークを行っています。
リモートワークは通勤時間がなくなり、自分の好きな場所で働けるため、リモートワークに憧れてWeb業界に転職する人も少なくありません。
Web業界における職種10選
Web業界における主な職種は、以下の通りです。
- Webディレクター
- Webプロデューサー
- Webプランナー
- Webプログラマー
- Webデザイナー
- Webライター
- Webエンジニア
- Webオペレーター
- Webコーダー
- Webマーケター
年収や主な仕事内容、必要スキルなど、順番に解説します。
Webディレクター
年収 | 400~600万円 |
主な仕事内容 | ・Web制作のプロジェクト管理や進行 ・クライアントとの打ち合わせやスケジュール管理 ・デザインやサイト構成案の作成 ・制作予算の交渉や契約 ・コンテンツの品質管理 |
必要なスキル | ・デザインやコーディングなどのWeb制作スキル ・Webマーケティングスキル ・コミュニケーションスキル ・スケジュール管理スキル ・プレゼンスキル |
Webディレクターと聞くと、現場の進行管理のみを行っていると思われがちですが、クライアントとの打ち合わせから企画の立案・現場のスケジュール管理まで、一連の業務をこなします。
いわばWeb制作における現場監督です。
Webサイトのデザインを手掛けたりコーディングしたりすることもあります。
そのため、マネジメントスキルやスケジュール管理スキルだけではなく、マルチタスクにも対応できる専門的スキルが必要です。
デザイナーやエンジニアからWebディレクターになる人も少なくありません。
Webプロデューサー
年収 | 600~800万円 |
主な仕事内容 | ・Webディレクターより上の立場からプロジェクトの全体管理 ・クライアントとの打ち合わせやプレゼン ・プロジェクトの立案、計画 ・プロジェクトの予算管理 |
必要なスキル | ・Web制作全般の知識 ・Webマーケティングスキル ・プロジェクトマネジメントスキル ・コミュニケーションスキル ・プレゼンスキル ・スケジュール管理スキル |
Webプロデューサーは、Webディレクターよりも一段階上の立場からプロジェクト全体を管理するポジションです。
クライアントへのプレゼンやプロジェクトの立ち上げ、プロジェクトに携わる人員の選定まで幅広い業務に対応します。
プロジェクトの規模が大きくなるほどWebプロデューサーの存在が重要になり、Web制作における総合的な責任者となるため、責任感が伴います。
クライアントと関わる機会が多くなるため、コミュニケーションスキルは必須です。
Webプランナー
年収 | 350~500万円 |
主な仕事内容 | ・Webサイトの設計 ・Webサイトを制作するためのプランの作成 ・クライアントとの打ち合わせ |
必要なスキル | ・デザインやコーディングなどのWeb制作スキル ・基本的なWeb知識 ・プレゼンスキル ・コミュニケーションスキル ・ヒアリングスキル ・リサーチスキル |
Webプランナーは、クライアントからの要望をヒアリングしてWebサイトの設計を行うポジションです。
しかし、多くの企業ではWebディレクターやWebデザイナーなど、ほかの業務と兼任していることがほとんどです。
そのため、コミュニケーションスキルやプレゼンスキルのほかにデザインやコーディングなどのスキルも求められます。
Webプログラマー
年収 | 300~850万円 |
主な仕事内容 | ・WebサイトやWebサービスなどのシステム構築 ・プログラムの作成 ・バグのチェック |
必要なスキル | ・PHPやRuby、JavaScriptなどのプログラミングスキル ・Webサーバー構築スキル |
Webプログラマーは、WebサイトやWebサービスなどのシステムを構築したり、プログラムを作成したりするポジションです。
Webエンジニアが作成した仕様書や設計書などを基に、システム開発を行います。
Webサイトのシステム開発からプログラミング、運用管理まで行うため、Web制作全般の知識が必要になります。
Webプログラマーとして経験を積んでからWebエンジニアにキャリアアップする人も少なくありません。
Webデザイナー
年収 | 350~550万円 |
主な仕事内容 | ・Webサイトのデザイン設計 ・配色やサインレイアウト、フォントの選定 ・Webサイトのコーディング ・Webページのレイアウト作成 ・画像や動画の編集 |
必要なスキル | ・デザインやコーディングなどのWeb制作スキル ・PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトスキル ・コミュニケーションスキル |
Webデザイナーは、Webサイトのデザイン制作を担当するポジションです。
クライアントの要望に応えることはもちろん、訪問したユーザーが使いやすくてアクションを起こしやすいようなデザインにすることが求められます。
アニメーションを追加したりレイアウトを整えたりする必要があるので、コーディング作業も同時に行うケースが多いです。
専門的なスキルや知識が求められますが、特別な資格は必要ないので、未経験からWebデザイナーを目指す人も少なくありません。
Webライター
年収 | 300~400万円 |
主な仕事内容 | ・Webサイトの文章作成 ・YouTubeやTikTokなどの台本作成 ・インタビュー記事の執筆 ・メルマガ作成 |
必要なスキル | ・Webマーケティングスキル ・文章作成スキル ・コミュニケーションスキル ・記事全体のデザインスキル ・記事の構成作成スキル ・リサーチスキル ・タイピングスキル |
Webライターは、Webサイト上の文章や記事を制作するポジションです。
オウンドメディアを運用する企業が増えたことで、コンテンツ制作のためにWebライターの需要が高まってきています。
また、最近ではYouTubeやTikTokなどの台本作成を依頼されることもあります。
WebデザイナーやWebプログラマーのような専門スキルは必要ありませんが、SEO対策としてのライティングスキルやWebマーケティングスキルなどの習得は欠かせません。
正社員としての求人は少なく、フリーランスとして働いている人が多い傾向にあります。
Webエンジニア
年収 | 400~600万円 |
主な仕事内容 | ・WebサイトやWebアプリの構築 ・コーディング ・データベースの保守 ・サーバー管理 |
必要なスキル | ・コーディングやシステム管理などのWeb構築スキル ・コミュニケーションスキル ・PHPやRuby、JavaScriptなどのプログラミングスキル ・セキュリティに関する知識 ・システム管理スキル |
Webエンジニアは、Webサイト上のアプリやサイトの開発を行うポジションです。
Webエンジニアは以下の2種類に分かれています。
- フロントエンドエンジニア:画面を表示させたり動きをつけたりするなど、ユーザーに見えるインターフェースの部分を開発する
- バックエンドエンジニア:データベースの構築やプログラムの開発など、ユーザーから見えないシステムを開発する
フロントエンジニアとバックエンドエンジニアによって、業務内容や求められるスキルなどは異なります。
また、フロントエンジニアとバックエンドエンジニアの両方の業務を担当できるエンジニアのことをフルスタックエンジニアと呼びます。
専門的な知識やスキルが必要となりますが、将来性が非常に高い職種です。
Webオペレーター
年収 | 250~500万円 |
主な仕事内容 | ・Webサイトの運用や管理 ・Webサイトの情報更新 ・不具合対応 |
必要なスキル | ・Web制作全般の知識 ・PCスキル ・ホームページのレイアウトスキル ・画像制作スキル |
Webオペレーターは、Webサイトの運用や管理を行うポジションです。
Webサイトの情報更新や不具合対応、お客様相談など、Web制作におけるサポーターとしての役割が多いです。
基本的なWeb知識が必要となりますが、既にマニュアル化されていることも多いので、未経験からでも活躍できます。
Webコーダー
年収 | 300~600万円 |
主な仕事内容 | ・Webサイト全般のコーディング ・Web制作ページの設計 ・Webサイト構築 ・プログラムの修正 |
必要なスキル | ・コーディング全般に関する知識 ・SEOやWeb制作知識 ・コンテンツ管理知識 |
Webコーダーは、WebデザイナーがデザインしたWebサイトをインターネットで見られるようにコーディングするポジションです。
コーディング作業や文章構造の設計、Web制作ページのバグの修正作業などが主な業務となります。
HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語に関する知識が必要です。
Webコーダーとして経験を積んでから、フロントエンドエンジニアやWebディレクターとしてキャリアアップするケースが多いです。
Webマーケター
年収 | 400~600万円 |
主な仕事内容 | ・Webサイトを活用したプロモーション ・Webサイトのアクセス解析 ・SEO施策 ・Web広告運用 ・ランディングページ制作 |
必要なスキル | ・Webマーケティングスキル ・Webサイトのアクセス解析スキル ・コミュニケーションスキル ・Web制作全般の知識 |
Webマーケターは、Webサイトのアクセス解析を行って問題点を見つけたり、SEO対策や広告運用を行ってWebサイトを効果的に運営するための戦略を考えたりするなどのポジションです。
最近では、多くの企業がオウンドメディアから集客や売り上げを伸ばしたいと思っているので、Webマーケターの需要は拡大傾向にあります。
Webマーケティングスキルやデータ解析スキルなどを習得する必要がありますが、国家資格のような特別な資格の取得が必須なわけではないので、未経験からでも活躍することが可能です。
>>【2021年版】Webマーケティングとは?基礎知識や歴史、各種施策について
>>【保存版】Webマーケティング未経験からの完全ロードマップ!転職を成功させるには?
>>【2021年】未経験から憧れのwebマーケティング職になるための完全ガイド
Web業界の市場規模は拡大している!
Web業界の市場規模は、新型コロナウイルス感染症をはじめ、昨今加速するDXやオンラインサービスの拡充により拡大傾向にあります。
サービスの内訳は、以下の通りです。
- 課金、決済代行サービス
- コンテンツ配信、Webサイト運営サービス
- サーバー管理、セキュリティ対策サービス
Web業界は、IT技術の進化に伴い今後も新たなサービスが次々に登場するはずなので、将来性が非常に高い業界といえるでしょう。
今後はさらなる市場拡大が予想されます。
Webマーケターとして活躍したいのであれば「デジプロ」
Web業界における職種のなかでも、Webマーケターの需要が特に拡大しています。
Webマーケターとして活躍したいのであれば、Webマーケティングスクールである「デジプロ」がおすすめです。
デジプロの特徴は、以下の5つです。
- 主要なWeb広告を実践フローで学べる
- 講師は全員プロの現役マーケター
- 全国12ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
- 転職サポートも充実している
- 受講者の喜びの声も多数あり
順番に見ていきましょう。
主要なWeb広告を実践フローで学べる
デジプロでは、主要なWeb広告を実践フローで学べます。
主要なWeb広告プロダクトの知識やスキル、運用方法についても実践的に習得できます。
デジプロで習得できる主要なWeb広告プロダクトは以下の通りです。
- リスティング広告
- Google 広告
- Yahoo!広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- ディスプレイ広告
主要なWeb広告プロダクトに関する知識やスキルを深めることで、Webマーケターとしての仕事の幅も広がります。
講師は全員プロの現役マーケター
デジプロの講師は、全員プロの現役マーケターであるのも大きな特徴です。
講師のなかには、GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントにてMVPを複数回受賞したコンサルタントなども在籍しています。
そのため、2ヵ月という短い期間でも圧倒的な成長が可能です。
全国12ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
Webマーケティングスクールの多くはオンライン授業を推奨していますが、デジプロは以下の全国12ヵ所で通学授業にも対応しています。
- 東京(渋谷)
- 埼玉(大宮)
- 千葉(津田沼)
- 神奈川(横浜)
- 名古屋
- 福井
- 大阪
- 神戸
- 広島
- 福岡
- 北海道
- 仙台
通学授業によってモチベーションを高めることができたり、わからないことがあっても講師にすぐ聞けたりするので、効率のいい学習が可能です。
デジプロの校舎は順次拡大中です。
オンラインプランも用意されているため、通学プランと比較して自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。
転職サポートも充実している
デジプロでは、転職サポートも充実しています。
元採用責任者である転職カウンセラーがマンツーマンで面談して、個別に徹底サポートします。
サポート期間も無制限のため、転職したいタイミングで利用可能です。
また、担当講師から推薦状も作成してもらえるので、企業に提出することで転職活動を有利に進めることができます。
受講者の喜びの声も多数あり
デジプロには、受講者の方々からの喜びの声も多数届いています。
社内MVPも受賞したが、コロナ禍をきっかけにWebマーケターへの転職を決めた山口さん
大手代理店で求人広告の営業を担当している山口さんは、入社してすぐに社内MVPを受賞し、その後も成果を出し続けていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で仕事環境が大きく変化しました。
コロナ禍で営業活動をしていくなかで、仕事への意欲や将来について考え始めたそうです。
これからのキャリアを考え、自分が頑張れる動機や環境が明確になったことで、未経験からWebマーケターへの転職を決意しました。
転職活動をする際、未経験でWebマーケターになるのは難しいと感じ、スクールを受講することを決めました。
Webマーケティングを学べるスクールが多数あるのは知っていましたが、そのなかでもデジプロは受講生のことを第一に考えたプログラム内容であると感じ、受講することにしたと語っています。
デジプロでは、仕事が忙しくても動画学習を活用することで効率的に学習できるのが特徴です。
また、デジプロは広告運用を学ぶスクールですが、Webマーケティングの基礎知識も身につきます。
卒業後、無事に転職活動を成功させることができました。
今後は、クライアントの課題に合わせて、広告の知識と自社の持っているデータを使った新しい提案ができるようになりたいとのことです。
新卒から憧れのWebマーケターを目指して、Webマーケティング会社に内定が決まった下家さん
独学でプログラミングを学び、地元である広島の企業でインターンとして働いていた下家さんは、インターン先で、「これからはWebマーケティングの知識が必要になる」と聞き、Webマーケティングに興味を持ちました。
Webマーケティングスクールについてはいくつか検索しましたが、広島でオフラインの講義をしているのがデジプロだけだったというのが1番の決め手でした。
大学卒業を控えていましたが、デジプロを受講したことで就職についてもしっかり考えるようになったそうです。
Webマーケティングのノウハウはもちろん、就職先の調べ方や履歴書の書き方、面接の練習などをサポートしてもらいながら、無事に東京のWebマーケティング会社に内定をいただき、現在は内定者インターンとして働いています。
会社の面接では「即戦力だね」というメッセージをいただき、デジプロを受講したおかげで評価してもらえたと語っています。
今後は、スキルと人間性を評価されてクライアントに選んでもらえるようなWebマーケターになりたいそうです。