Web業界は年収が高く、さまざまな働き方ができることから、未経験からWeb業界に転職したいという求職者も増えてきています。
しかし、Web業界に転職するためには何をすればいいのか悩んでいる方も少なくありません。
また、Web業界にはどのような職種があるのか気になる方も多いのではないのでしょうか。
そこで本記事では、Web業界に転職する人が増えてきている理由やWeb業界におけるおすすめの職種、Web業界に転職する流れについて解説します。
これからWeb業界への転職を目指している方はぜひ最後までご覧ください。
目次
Web業界に転職する人が増えてきている3つの理由
Web業界に転職する人が増えてきている理由は、以下の3つです。
- リモートワークが可能
- 将来性がある
- 高収入が期待できる
一つずつ解説します。
リモートワークが可能
Web業界の仕事は、リモートワークが可能です。
現在は新型コロナウィルス感染症拡大の影響もあり、Web業界に携わる多くの企業でリモートワークを推進しています。
リモートワークは会社に出社する必要がないため、通勤時間の削減が可能です。
また、自宅やカフェなど自分の好きな場所で働けるので、ストレスが緩和されて生産性の向上に期待できます。
ほかの職種と比較して自由な働き方ができることから、Web業界に転職する人が増えてきています。
将来性がある
最近では、日常生活でネットショッピングを使って買い物したり、検索エンジンで情報をリサーチしたりするのがあたりまえとなってきました。
また、仮想通貨やメタバースなどの新たなカテゴリーができたことで、多くの企業が続々と参入してきています。
そのため、今後もWeb業界の需要が増加し続けることは間違いありません。
需要の増加に伴い、多くの企業では人材を求めているので、Web業界の将来性が非常に高いといわれているのです。
高収入が期待できる
Web業界は、高収入にも期待できます。
その理由は以下の2つです。
- Web業界の需要が増加傾向にあるため、人材を確保するために提示される給料が高い
- フリーランスとしても活躍できる
Web業界は、需要が高くリモートワークも可能なため、フリーランスとしても働きやすい業界です。
フリーランスとして独立することによって、働いた分がそのまま自分自身の報酬となるため、稼ぎたい人にとってWeb業界はおすすめの業界といえるでしょう。
Web業界のなかでもおすすめの職種4選
Web業界のなかでもおすすめの職種は、以下の4つです。
- Webライター
- Webデザイナー
- Webマーケター
- Webエンジニア
順番に解説します。
Webライター
Webライターは、Webサイトに掲載するための文章や記事などを執筆するのが主な業務です。
近年では、自社のWebメディアを運営している企業も多いため、Webライターの需要も増加しています。
また、YouTubeやTikTokなどの台本作成を依頼されることもあります。
適切な日本語で文章を書くことができれば、未経験からでも可能なため、副業としてWebライターを始める人も増えてきました。
Webライターに必要なスキルは、以下の4つです。
- Webマーケティングスキル
- 文章作成スキル
- 記事の構成作成スキル
- SEOライティングスキル
WebデザイナーやWebプログラマーのような専門スキルは必要ありませんが、WebマーケティングスキルやSEOライティングスキルなどを習得することで、さらに単価の高い案件を受けることができます。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのレイアウトやカラーなどのデザインを構成するのが主な業務です。
PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトを使って、Webサイト上のさまざまなパーツのデザインを行います。
Webデザイナーに必要なスキルは、以下の3つです。
- デザインについての基礎知識
- デザインやコーディングなどのWeb制作スキル
- コミュニケーションスキル
Webデザイナーは、ユーザーが使いやすいWebサイトを目指してデザイン制作を行っていく必要があります。
そのため、デザインスキルだけでなく、コーディングのようなWeb制作スキルも求められます。
Webマーケター
Webマーケターは、集客の増加や売り上げを伸ばすために必要なWebサイトのデータ解析や、SEO対策・広告運用などが主な業務です。
最近では、オウンドメディアを運用する企業が増えてきているので、Webマーケターの需要は増加傾向にあります。
Webマーケターに必要なスキルは、以下の5つです。
- Webマーケティングスキル
- Webサイトのデータ解析スキル
- Web制作全般の知識
- SEOの知識
- 広告運用スキル
Webマーケターはさまざまな業務を担当するため、習得しなければいけない知識やスキルも豊富にあります。
ただし、専門的な資格を必要とするわけではないので、未経験からでも働くことが可能です。
Webエンジニア
Webエンジニアは、PHPやRubyなどのプログラミング言語を使って、Webサイトの設計や開発・保守運用などを行うのが主な業務です。
日本では、エンジニアの人手不足が深刻な問題となっており、小学校や中学校ではプログラミング教育が必須科目となっています。
需要があるので、将来性が非常に高い職種といえるでしょう。
Webエンジニアに必要なスキルは、以下の3つです。
- コーディングスキル
- PHP・Ruby・JavaScriptなどのプログラミングスキル
- セキュリティに関する知識
また、Webエンジニアは以下2つの職種に分かれています。
- フロントエンドエンジニア:画面を表示させたり動きをつけたりするなどユーザーに見えるインターフェースの部分を開発する
- バックエンドエンジニア:データベースの構築やプログラムの開発など、ユーザーから見えないシステムを開発する
フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの両方の業務を兼任できるエンジニアをフルスタックエンジニアと呼びます。
Webエンジニアは専門的な知識やスキルが必要となるため、プログラミングスクールに通う人も少なくありません。
>>Web業界に携わることのできる職種10選|年収や必要なスキルも紹介!
>>【2021年版】Webマーケティングとは?基礎知識や歴史、各種施策について
>>【2021年】未経験から憧れのwebマーケティング職になるための完全ガイド
Web業界に転職する流れ
Web業界に転職する流れは、以下の6ステップです。
- 興味のある仕事内容や職種を見つける
- 履歴書と職務経歴書の作成
- 求人をチェックする
- 書類選考・面接
- 内定獲得
- 入社
順番に解説します。
興味のある仕事内容や職種を見つける
WebマーケターやWebデザイナーなど、Web業界にはさまざまな職種があります。
そのため、Web業界に転職する際には、最初に興味のある仕事内容や職種を見つけましょう。
Webサイトはもちろん、YouTubeやSNSなどからも情報収集するのがおすすめです。
履歴書と職務経歴書の作成
興味のある仕事内容や職種を見つけたら、履歴書や職務経歴書などの書類を作成します。
自身でこれまでに制作した制作物があれば、ポートフォリオとして積極的に提出しましょう。
ポートフォリオを提出することで、自己PRにもつながります。
希望する転職先の企業に対応した、最適な書類を作成するのが重要です。
求人をチェックする
履歴書や職務経歴書などの書類を作成したら、実際に掲載されている求人をチェックします。
求人をチェックする際には、ポートフォリオの提出があるかどうかも必ず確認しましょう。
20代前半であればポテンシャル採用も狙いやすいので、気になる求人があれば積極的に応募してみるのがおすすめです。
また、現在の職種との親和性が高ければ転職できる可能性が高まるので、意識してみましょう。
書類選考・面接
気になる求人を見つけたら、実際に応募して書類選考や面接に進みます。
20代後半や30代で転職する場合には、キャリア採用を重視する傾向にあるため、Web業界が未経験であっても、マネジメントスキルや前職で培ったスキルをアピールするのがポイントです。
どんな質問がきても答えられるよう、面接対策をしっかりと行いましょう。
内定獲得
内定を獲得したら、入社後の業務を少しでもスムーズに覚えられるように準備します。
あくまでも内定獲得がゴールではないので、気を抜かないようにしましょう。
入社
入社後は、研修や実際の現場での作業など、覚えなければならないことが多々あります。
少しでも早く現場で活躍できるよう、大事なことはメモを取りながら、インプットとアウトプットを意識しましょう。
おすすめの転職エージェント3選
Web業界に転職するのであれば、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントを利用することで、おすすめの求人を提示してくれるだけでなく、書類添削や面接対策など、転職を成功させるためのトータルサポートを行ってくれます。
おすすめの転職エージェントは、以下の3つです。
- マスメディアン
- レバテックキャリア
- マイナビIT AGENT
順番に解説します。
マスメディアン
出典:マスメディアン
運営会社 | 株式会社マスメディアン |
求人数 | 4,000件以上 |
特徴 | ・マーケティングやクリエイティブな職種に特化している ・6万人越えの転職支援実績がある ・充実したサポート |
マスメディアンは、マーケティングやクリエイティブな職種に特化した転職エージェントです。
これまでに6万人以上の転職支援実績があり、履歴書の添削や面接対策・条件面での交渉なども行ってくれます。
公式サイトには、転職に必要なノウハウが書かれている「転職成功ガイド」が掲載されているので、気になる方はチェックしてみましょう。
レバテックキャリア
出典:レバテックキャリア
運営会社 | レバテック株式会社 |
求人数 | 16,000件以上 |
特徴 | ・Web系の職種に特化したエージェント ・充実したフォローアップ体制 ・キャリアアドバイザーのレベルが高い |
レバテックキャリアは、Web系の職種に特化したエージェントです。
Web業界に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、各企業の特徴や業界の内情まで詳しく教えてくれます。
また、年収アップに成功した人も多く、ユーザーから高い評価を得ています。
マイナビIT AGENT
出典:マイナビIT AGENT
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 40,000件以上 |
特徴 | ・豊富な求人数 ・1万件以上の非公開求人 ・転職活動をトータルサポート |
マイナビIT AGENTは、大手人材会社である株式会社マイナビが提供しているエージェントです。
各業界に精通したアドバイザーが、転職活動をトータルでサポートします。
公開求人は4万件以上あり、非公開求人も1万件以上あるので、自分にぴったりの企業に出会えること間違いありません。
Webマーケターとして転職したいのであれば「デジプロ」
Web業界における職種のなかでも、Webマーケターは特に需要が拡大しています。
そのため、Webマーケターとして活躍したいと考えている人も少なくありません。
Webマーケターとして活躍したいのであれば、Webマーケティングスクールである「デジプロ」を受講するのがおすすめです。
デジプロの特徴は、以下の5つです。
- 主要なWeb広告を実践フローで学べる
- 講師は全員プロの現役マーケター
- 全国12ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
- 充実している転職サポート
- 受講者の喜びの声も多数あり
順番に見ていきましょう。
主要なWeb広告を実践フローで学べる
デジプロでは、主要なWeb広告を実践フローで学べます。
デジプロで習得できる主要なWeb広告は以下の通りです。
- リスティング広告
- Google 広告
- Yahoo!広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- ディスプレイ広告
主要なWeb広告プロダクトに関する知識やスキルを深めることで、Webマーケターとしての仕事の幅も広がります。
講師は全員プロの現役マーケター
デジプロの講師は、全員プロの現役マーケターであるのも大きな特徴です。
講師のなかには、GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントにてMVPを複数回受賞したコンサルタントなども在籍しています。
そのため、2ヵ月という短い期間でも圧倒的な成長が可能です。
全国12ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
Webマーケティングスクールの多くはオンライン授業を推奨していますが、デジプロは以下の全国12ヵ所で通学授業にも対応しています。
- 東京(渋谷)
- 埼玉(大宮)
- 千葉(津田沼)
- 神奈川(横浜)
- 名古屋
- 福井
- 大阪
- 神戸
- 広島
- 福岡
- 北海道
- 仙台
通学授業によってモチベーションを高めることができたり、わからないことがあっても講師にすぐ聞けたりするので、効率のいい学習が可能です。
デジプロの校舎は順次拡大中です。
オンラインプランも用意されているため、通学プランと比較して自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。
充実している転職サポート
デジプロは、転職サポートも充実しています。
元採用責任者である転職カウンセラーがマンツーマンで面談して、個別に徹底サポートします。
サポート期間も無制限のため、自分が転職したいタイミングでサポートを受けましょう。
受講者の喜びの声も多数あり
デジプロには、受講者の方々からの喜びの声も多数届いています。
飲食店からWebマーケターに転職した多和田さん
飲食店で働いていた多和田さんは、将来的にも使えるスキルが欲しいと思い、Webマーケティングに興味を持ちました。
その後、現在需要のあるSNS広告やリスティング広告などを実践的に学べるデジプロの受講を決意しました。
デジプロの課題で作ったプランニングシートを提出すると、以前よりも書類の通過率がアップしたと語っています。
また、面接で聞かれる専門的な質問にも臆することなく答えられるようになりました。
デジプロは、知識がゼロでも基本から実践レベルまで確実に学べるため、未経験でWebマーケターに転職したい人におすすめです。
今後は広告のイメージを変えていきながら、スキルと知識を磨いて広告運用を教えられる立場を目指していくとのことです。
印刷の営業職からWeb業界に転職を希望していた池田さん
印刷の営業職として働いていた池田さんは、新型コロナウイルス感染症の影響を大幅に受けてしまい、売上が激減しました。
先行きが不安だったので、成長産業であるWeb業界に転職したいと思い、転職活動することを決めたそうです。
プログラマーになるためにプログラミングスクールに通いましたが、イメージしていたようなスキルアップができず、途中で挫折してしまいました。
その後、方向転換をして、デジタルマーケティングを学ぶためにデジプロの受講を決意したとのことです。
ほかのWebマーケティングスクールについても比較検討しましたが、デジプロはポジティブな評判が多かったのも決め手になったと語っています。
講師の方から親身に転職の相談に乗っていただけたことが嬉しかったそうです。
今後は、これから入社する会社のWebマーケティング業務で、さまざまな施策を試して結果を出したいとのことです。