人材派遣会社の営業から、Webコンサルティング会社の広告運用担当に転職を決めた河西さん。Webマーケティングを体系的に学んだことと、講師のサポートを受けながら実際のクライアント案件を経験できたことで、未経験でも自信を持って転職活動にのぞめたと言います。
デジプロがより実践的なスクールとして受講生を支援するためにはじめた実務研修の効果も詳しくうかがいました。
目次
広告運用者として転職したかったからスクールはデジプロを選んだ
–まずは、転職おめでとうございます!
ありがとうございます。2023年4月から、採用領域に特化したWebコンサルティング会社で広告運用を担当しています。約3週間の研修を終えて、これから先輩と一緒にクライアントを担当していく予定です!
–Webマーケターに転職をしようと考えたきっかけを教えてください。
派遣会社の営業を10年やっていて、仕事も楽しかったし、給与も少なくはなかった。やりがいも感じていましたが、この2、3年の社会の変化の中で、ふと「自分にはスキルがないな」って思うことがあって……。がむしゃらにテレアポと飛び込み営業をやれば売り上げにつながるので、体が動く今のうちはどうにかできる。でも、10年後20年後もこの仕事を続けるのは厳しいかもしれないなぁと、将来に不安を感じるようになりました。
会社という概念も変わっていくかもしれないと考えると、どんな時代になっても一人で生きていける力を身につけたいと思い、転職を決めました。
–一人で生きていける力を身につける仕事として、Webマーケティングに興味を持ったのですか?
派遣会社が扱うサービスには大きな違いはないのに、売り上げに大きな差が生まれていることを、営業をしていてヒシヒシと感じていました。その差は、マーケティング力の差だと気づいてから、漠然と興味を持つようになっていきました。
自分なりにマーケティングについて調べているうちに、マーケティング力を身につけられたら、どんな世界でも通用する人材になれるんじゃないかと思うようになり、マーケティングに関わる仕事をしたいと思いました。
–なるほど。デジプロを受講された理由を教えてください。
デジプロ受講前にも転職活動をしていたのですが、全く書類が通過しなくて、このまま続けていても厳しいなと感じていました。
そんな時、本当に偶然なのですが、同じタイミングで退職する後輩がWebマーケティング業界への転職を目指してスクールに通っていると教えてくれました。「いくつかスクールがあるから説明会に申し込んでみたら?」と勧めてくれたので、デジプロを含めて3社申し込みをしました。
デジプロに決めた理由は、卒業生の実績とカリキュラムと予算です。デジプロより安いスクールもありましたが、デジプロの卒業生が広告運用者として転職している実績と、実践的なカリキュラムが魅力でした。
デジプロ受講前後で、書類の通過率は天と地ほどの差!
–ありがとうございます! 1回目の講義を受けた感想を教えてください。
僕みたいに全く知識がない人でも、Webマーケティングの世界の入り口にちゃんと立てる内容だと感じました。
現役Webマーケターの講師から、「最近の広告運用の現場のトレンド」や「実際に自分が運用していて感じていること」など、体験を交えながら聞けるのもとても楽しかったです。デジプロにしてよかったなぁと思いましたね。
–嬉しいです! 2回目、3回目と講義が進んでいく中で感じた変化などはありますか?
前職やそれ以前を振り返っても、物事を突き詰めて考えて仕事をした経験がなくて、自分がWebマーケターに向いているのか不安だったんですよ。でも、講義と課題に取り組んでいると、考えることが面白くなってきて、やっぱりこの仕事がやりたいと強く思うようになりました。
課題に取り組むたびに、学ぶ熱量も上がってきましたね。
広告運用の施策を考える課題では、あえて自分とは縁がなかった着物のレンタルサービスを提供する企業を選びました。自分とは縁がなかった企業だからこそ、HPを読み込んで事業理解をしたり、口コミを読んでユーザーが求めるものを考えたりするのには時間がかかりました。興味がある企業を調べる方が事業理解も早いし施策のアイデアも浮かびやすいのですが、あえて負荷をかけて課題に取り組んだことで考える力は磨けたのではないかと思います。
–学び方を工夫しながら課題に取り組んでいたんですね。転職活動はどのように進められたのでしょうか。デジプロ受講前との違いもあれば教えてください。
書類の通過率が、天と地くらいの差がありました。
体系的に学んだおかげで、広告運用の知識がどのくらいあって、自分がどの範囲まで理解しているかを箇条書きで見やすく履歴書に記載することができました。
また、最終課題もポートフォリオとして提出できたのも、書類通過のポイントになったのではないでしょうか。
何より面接では、実践講習の経験がめちゃくちゃ役に立ちました!
広告運用業務をリアルに体験できる実践講座
–実践講習のどのような経験が役に立ちましたか?
実践講座を経て「Yahoo!広告はインプットまでですが、リスティング広告は実際に広告費を使って運用していて、提案や分析まで経験があります」と、具体的な説明ができるようになって、より自信を持って面接にのぞめるようになりました。
実践講習のクライアントワークの経験について話すと、興味を持たれることも多かった印象です。
講義を受け終えても、実務経験がないことに不安を感じていたら、絶対に受けた方がいいです。200%おススメします!
–実際に入稿して、運用結果を分析をするといった実務を経験できる他に、実践講習の魅力を教えてください。
一番は、予算をもらって広告運用ができること。予算と効果をすごくリアルに考える経験ができました。
また、みんなで意見を出し合ってより良いものにしていく工程は、実際の現場と同じです。短い期間でも、チームで考える経験ができることに非常に価値があると思います。
実践講習は4人チームで作業を進めるのですが、他者の視点と考え方を聞きながら施策を考えていると、自分の得意・不得意が相対的にわかってくるんです。
僕は、好きな分野や興味のある・なしに限らず、クライアントを深く理解することが得意で好きだけど、数字の変動を想像するのは苦手。ユーザー視点も不足していました。でも、僕が苦手な部分を得意とする人がいるので、得意な人の意見を聞きながら自分の足りない部分に向き合えました。刺激をもらえる、すごくいい機会でした。
自分の意見を率先して伝える経験が入社後の成長も加速させた
–河西さんは実践講習の期間中、とても積極的な姿勢で参加されていたと聞きました。そうしたことも意識して参加されていましたか?
必ず自分から意見を発信すると決めて参加していました。「こういう改善案はどうだろう」と伝えた意見が間違っていても、「違った」と分かればそれも経験です。誰かの意見を待つのではなく、まずは自分から意見を言うことをずっと大事にしていました。
もともと「まず動いてみよう」という性格でしたが、実践講座での経験もあったおかげか、入社後の研修もかなり積極的に学ぶことができました。そうしたら、研修がどんどん進んで、6月から一つのクライアントを担当させて頂く事になりました。
–かなり早く実務に参加されることになったんですね! これからの目標を教えてください。
これから求人広告にまつわる文章を書く機会が増えるのですが、広告を見た人に温かさを感じてもらえるような広告運用ができたらいいなと思っています。広告の記事は、無機質なものとして捉えられてしまうことも多いですが、僕は、作り手の溢れる想いが伝わるような、体温が感じられるような広告運用を目指していきたいです。
デジプロを通して学ぶ面白さを知り、今、勉強がすごく楽しいんですよ。企業の課題解決力や広告運用スキルも磨くためにも、学び続けていきたいですね。直近だと、人事関連の知識ももっと学んでいきたいなと思っています。