【初心者向け】Facebook広告の基礎知識│メリット・種類・導入を分かりやすく解説!

これからWebマーケティングを考えている企業や人を対象に、SNS広告を活用したマーケティングの基礎知識を解説しています。この記事では、世界最大級のSNS「Facebook(フェイスブック)」に着目。そのマーケティング効果や広告の種類、導入方法などについて網羅的に説明していきます。

Facebookは、2004年に米カリフォルニア州でCEOマーク・ザッカーバーグによって設立されたSNSです。約23億のユーザー・世界トップクラスの時価総額を誇る大企業で、2012年には写真共有アプリ「Instagram(インスタグラム)」を買収。世界最高峰のエンジニアらによって、サービスやUIがますます洗練されています。

SNS広告に興味があるマーケティング初心者の方は、是非この記事を参考にFacebook広告の活用を考えてみてはいかがでしょうか。

Facebookの国内利用状況

Facebook社の発表(2019年上期時点)によると、Facebookの国内MAU(月間アクティブユーザー:1カ月の間に1回以上利用があるユーザー数)は約2,800万人。またユーザーの男女比は、女性が47%、男性が53%とほぼ同じ割合となっています。

そして国内MAUのうち、スマートフォンなどのモバイルでアクセスしている利用者の割合は97%にも達しているとのこと(※PCのみからアクセスしている利用者が3%、PCとモバイルの併用は16%)。

年齢層別のMAUでは、25~34歳が最も多く女性40%、男性27%。そして35~44歳が女性27%、男性25%と続いています。18~24歳といった若年層ユーザーの割合は、意外にも45~54歳のミドル層(女性18%、男性21%)よりも少なく、女性12%で男性が11%。尚、55~64歳の次にMAUが最も少ない高齢者層は、男女共に5%以下となっています。 国内MAUを総務省統計局の「国勢調査報告(平成30年7月値)」などに照らし合わせると、20~34歳の国内人口に占めるユーザーの割合は50%以上で(女性55%、男性50%)、Facebookのコアユーザー層に位置づけられています。

※ユーザー情報などについては以下のページも参考に

>>Facebookがお届けする最新情報

Facebook広告の活用メリット

Facebook広告には、膨大なユーザー数・精緻なターゲティング・豊富な出稿メニューといった強みがあります。

Facebook広告の主な強み
ユーザー数国内人口の約20%が利用し、幅広いユーザー層にアプローチできる
ターゲティングプロフィール項目が多く情報が正確であるためターゲティングが精緻
出稿メニュー広告の種類と課金方式が豊富で、自社の目的に沿った出稿ができる

さまざまなSNSの中でもFacebookは、ユーザー数が膨大であるため多くのユーザーに広告をリーチすることができます。また各ユーザーの住所や職業、年齢、性別、学歴、家族構成などのデモグラフィック属性(人口統計学的なデータ)が豊富であることに加え、実名登録が原則であることから情報の正確性がある程度担保されています。さらに広告の種類や課金システムが多様であることから、商材に適したメニューを選択することが可能です。

Facebook広告は、Webマーケティングで重要な、「認知」「興味・関心」「比較・検討」「購入・申し込み」の各ファネルに対応した広告施策を実施することできるので、SNS広告の中でも大変注目されています。

Facebook広告の種類

ここからはFacebookで配信できる広告の種類について解説します。InstagramなどのSNSと比べると、Facebookは広告メニューの種類がとても豊富です。それぞれの特徴を理解して、自社の商材に適した出稿メニューを選びましょう。

※Instagram広告については以下のページを参考に

>>【初心者向け】Instagram広告の基本知識│種類や導入方法を分かりやすく解説!

Facebook広告の種類
1.画像広告
2.動画広告
3.カルーセル広告
4.ダイナミック広告
5.コレクション広告
6.スライドショー広告
7.リード獲得広告
8.クーポン広告
9.インスタントエクスペリエンス広告
10.プレイアブル広告
11.イベント参加広告
12. Messenger誘導広告
13. ページへの「いいね!」広告

画像広告

仕様
画像広告は、1枚の画像とテキストで構成されたシンプルな広告です。広告主は、アップロードされたコンテンツが縦に並ぶフィード(アプリを開くと最初に表示される画面)上で配信することができます。

特徴
Facebook広告の中で最も簡単に作成できる広告のため、これから広告運用を始める方、手軽に広告を出してみたい方にとって、最適なフォーマットです。

尚、Facebook社によると、画像広告は、画像内のテキストを20%未満にするとパフォーマンスが向上するとのこと。以前は画像内のテキストが20%を超えると配信ができない仕様になっていましたが、現在は撤廃されました。

クリエイティブの作成では、画像内のテキスト量が最適かどうかを判断するツールも提供されているので、以下参考にして下さい。

>>テキストレイオーバーツール

(画像引用:Facebook.com

動画広告

仕様
動画広告は、動画やテキストで構成された広告フォーマットです。配信面は、Stories(ストーリーズ)、フィード(タイムライン)、広告枠(デスクトップ版)の3種類。広告主は、フルスクリーンで広告を配信したり、動画とテキストで構成された広告を表示させたりすることができます。ストーリーズでの広告配信では、ユーザーを特定のページに遷移させるCTA(Call To Action)ボタンの設定が可能です。

特徴
フィードに動画広告が現れると自動で動画が再生されるので、広告商材がユーザーの目に留まりやすい特徴があります。一方ストーリーズ広告は、全画面配信のためクリエイティブへの没入度が高く、ユーザーに強いインパクトを与えることができます。

(画像引用:Facebook.com

カルーセル広告

仕様
カルーセル広告は、左右にスワイプすることで複数の画像や動画を見ることができる広告です。任意の画像や動画(最大10件)を表示することが可能で、それぞれに異なるリンクを張り付けられます。但し、自動でクリエイティブが切り替わるスライドショー広告とは違い、ユーザーによる能動的なアクションが求められます。

特徴
さまざまな画像を活用しカタログ風に写真を見せたり、複数の画像を組み合わせて1枚の画像として見せたりすることができるなど、活用の幅が広いのが特徴です。

またカルーセル広告は、成果の高い順番にクリエイティブを自動で並び替える「画像の自動並び替え機能」があります。内容に合わせてオン・オフを設定することで、広告の効果をより発揮することが可能です。

(画像引用:Facebook.com

ダイナミック広告

仕様
ダイナミック広告は、ユーザーのWeb閲覧履歴などからパーソナライズしたクリエイティブを自動生成し、各ユーザーに最適なクリエイティブを配信できる広告です。自社のサイトで商材を閲覧するなどしたユーザーだけではなく、サイト未訪問のユーザーに対しても、Facebookのターゲティング機能を活用し、アプローチがすることができる仕組みとなっています。

特徴
クリエイティブが自動的に生成されるため、広告主は運用工数を大幅に削減することが可能。特に、商材の種類や商品数が膨大なECサイトや人材業界、旅行業界、不動産業界などにとって最適のフォーマットです。ユーザーの興味・関心に関連性の高い広告を表示させることができるので、コンバージョンにより効果が期待できるとされています。

(画像引用:Facebook.com

コレクション広告

仕様
コレクション広告は、商品の発見から検討、購買までをシームレスにつなぐ広告です。スマートフォン専用の広告フォーマットで、1つのメインヴィジュアル(静止画または動画)と商品画像4枚で構成。ユーザーが広告をタップすると全画面に切り替わり、商品画像が表示され、ショッピングへと引き込むことができる仕様になっています。

特徴
広告画面の占有面積が大きいため、ユーザーの目にとまりやすいのが特徴です。複数の商品を紹介した方や、ある商品に関連する複数の商材を表示させたい方に最適のフォーマットであるとされています。各ユーザーの興味・関心と関連性の高い商品を表示できるため、ユーザーが求める商品を発見しやすいことも特徴の1つです。

(画像引用:Facebook.com

スライドショー広告

仕様
スライドショー広告は、画像や動画、テキストなどを組み合わせた広告フォーマットです。3~10枚の画像(または1つの動画)をスライドショー形式で表示することが可能で、さらにBGMも加えることができる仕様になっています。また、設定した画像の切り替えをフェードさせたり、(0.5~5秒で)表示間隔を変更したりすることも可能。

特徴
他の広告フォーマットに比べると、通信データの量が小さいため、速度の遅いインターネット回線を利用しているユーザーにもリーチできるのが特徴です。また、動画広告などと異なり広告の作り込みが不要であるため、工数削減のメリットも期待できます。細切れで表示されるため、作業の手順を紹介するようなクリエイティブに適しています。

(画像引用:Facebook.com

リード獲得広告

仕様
リード獲得広告は、ユーザーが広告をクリックすると設定したフォームが開き、情報の入力から送信までをFacebook上で行えるようにした広告フォーマットです。氏名、アドレス、性別、年齢など、Facebookの登録情報が入力されたフォームをユーザーに表示し、広告主のサイトへの送信を促す仕組みとなっています。

特徴
ユーザーを外部リンクへ誘導したり、入力情報を減らしたりできるため、スムーズにリード(見込み顧客)の情報を獲得することができます。資料請求やメルマガ購読などを促したい企業にとって、最適のフォーマットになっています。また、自社に送信されたリード情報をCRMツールなどを使って連携し、さらなるマーケティング効果を発揮することも可能です。

(画像引用:Facebook.com

クーポン広告

仕様
クーポン広告は、来客を促進するクーポンを広告として配信できるフォーマットです。ユーザーが広告をクリックするとクーポンが発行される仕組みで、有効期限が近づくとリマインドができる機能も備わっています。また、オン・オフの店舗ごとにクーポンを分けて配信したり、画像の他に動画と組み合わせたりすることも可能。

特徴
クーポン形式をとっているため、購買につながりやすい特徴があります。ECサイトの運営者はもちろんのこと、小売り店舗やファーストフードなど飲食店の来客訴求にも非常に有効。配信されたクーポンは実店舗でそのまま使えるので、ユーザーにとってもメリットが大きいといえます。

インスタントエクスペリエンス広告(旧:キャンバス広告)

仕様
インスタントエクスペリエンス広告は、ユーザーが広告(写真左)をクリックすると、フルスクリーンの画面(写真右)が現れ、1枚のランディングページのように記事や画像などのコンテンツをユーザーに表示させることが出来る広告です。
画像や動画、アクションボタン、テキストなどを組み合わせてクリエイティブを作ることが可能で、多彩な表現が簡単にできる仕様になっています。尚、同広告フォーマットはスマホのみの仕様。

特徴
ユーザーにとって煩わしい外部リンクへの遷移がなく、またFacebook上でクリエイティブが表示できるため、ユーザーの離脱を防ぐ効果がある。広告をコンテンツの一部のように演出できるため、さりげなくユーザーに商材を訴求することができる。

(画像引用:Facebook.com

プレイアブル広告

仕様
プレイアブル広告は、広告上でスマホ向けアプリのプレイ体験ができる広告フォーマットです。広告の中でユーザーが画面をタップするなどしてゲームを疑似体験できるので、”遊べる広告”と呼ばれています。
フィード上でデモプレイを促す動画が表示され、ユーザーが動画をタップするとフルスクリーン画面に移行。そして、デモプレイの途中や終了後にインストールを促すCTAボタンが現れる仕組みとなっています。

特徴
ゲームアプリとの親和性が高く、インストールのハードルを下げる効果があります。ユーザーは外部リンクへ遷移せずにアプリを体験できるため、プレイアブル広告はユーザーによる広告からの離脱を防ぐことができるかもしれません。

(画像引用:Facebook.com

イベント参加広告

仕様
イベント参加広告は、開催予定イベントの詳細を広告として配信できるフォーマットです。画像とテキストで構成され、開催日時や場所、参加予定人数などを一挙に表示することが可能です。一般的に、セミナーや説明会といったイベントの集客目的として、活用されています。

特徴
「参加予定」や「興味あり」といったアクションボタンによって、何人のユーザーが興味を持っているのか、どのような層のユーザーが興味を持っているのかといったデータの取得にも有効活用することが出来ます。

(画像引用:quartet-communications.com

Messenger誘導広告

仕様
Messenger誘導広告は、ユーザーをMessengerに誘導できる広告です。ある商材に興味を持ったユーザーが広告をクリックすると、Messengerのプラットフォームに自動で遷移。そして、ユーザーがチャットボットを通して、広告主とコミュニケーショができる仕組みとなっています。

特徴
ユーザーを広告主のサイトに設置された問い合わせフォーマットに遷移させず、コミュニケーションをスムーズに図ることができるため、ユーザーと広告主、双方にとってメリットがあります。但し、商材のターゲットによってはMessengerを利用していないユーザー層がいるため、Messengerの利用者層と商材の親和性を見極める必要があります。

(画像引用:Facebook.com

ページへの「いいね!」広告

仕様
ページへの「いいね!」広告は、ページ内容を示すクリエイティブに「いいね!」ボタンが実装されたシンプルな広告フォーマットです。フィードに表示され、企業ページなどへの「いいね!」を促します。

特徴
自社のFacebookページや商材に対するファンの獲得、またリードの把握などで活用されるケースがみられます。また、ページの立ち上げから間もない企業やユーザーにとっては、商材の認知にとても有効です。

Facebook広告の料金(費用)が決まる仕組み

基本的にFacebook広告は「運用型広告」に属します。課金方式もさまざまで、大まかに「クリック課金方式(CPC型)」、「インプレッション課金方式(CPM型)」、「インストール課金方式(CPI型)」の3つに分かれています。予算上限や配信期間などを調整して最適化を図る運用型広告は、少額で、一日単位で出稿できるため、広告に多くの予算をかけられない企業でもとっつきやすい広告です。

運用型広告の1回の課金当たりの単価は、出稿シーズンやターゲットの属性、広告料の入札上限額などから、システムによって自動で算出されます。また、広告料の内訳は課金されて初めて広告主が把握できる仕様であるため、事前に金額を知ることはできません。

一方、Facebook広告では、決められた掲載金額や配信期間、配信内容で出稿できる「予約型広告」もありますが、まだ一部の広告に留まっています。

課金方式課金の仕組み
CPC型広告がクリックされる度に料金が発生する
CPM型広告が表示された回数(1,000単位)によって料金が発生する
CPI型商材のアプリがインストールされる度に料金が発生する

※運用型広告については以下のページも参考に
>>【基礎編】運用型広告とは?仕組み・特徴・種類・導入のポイントについて

クリック課金方式(CPC型)

クリック課金型(Cost per click)では、ユーザーが広告をクリック(タップ)して初めて、広告料が発生します。たとえ広告がユーザーの目に触れていたとしても、クリックされない限り料金はかかりません。

「広告主が支払う費用=(クリックされた回数)×(クリック単価)」

※ユーザーに何回クリックされたかがベースとされる

インプレッション課金方式(CPM型)

インプレッション課金型(Cost per Mille)では、広告がユーザーに表示された回数によって広告料が決まります。広告サービスのプラットフォームによって課金のタイミングは異なりますが、Cost Per Milleの「Mille」が1,000を表すように、”広告表示1,000回当たりで課金”されるパターンがほとんどです。

「広告主が支払う費用=(広告が表示された回数)×(表示単価)」

※ユーザーにどれだけ見られたかがベースとされる

インストール課金方式(CPI型)

インストール課金型では、ユーザーが広告をクリック(タップ)し、広告商材のアプリがダウンロードされると広告料が発生する仕組みです。CPM型やCPC型と異なり、成果が出て初めて課金されるシステムのため、費用対効果が高い課金方法です。

Facebook広告の導入から配信まで

最後に、Facebook広告導入の流れを「アカウントの作成」「出稿の設定」「広告の作成」の3ステップに分けて解説していきます。尚、広告ごとの出稿に関する設定方法については、内容が膨大になるため割愛することにします。

Facebookの運用型広告は、出稿フォーマットやターゲティング項目などの設定条件が非常に豊富です。このため運用を始める前に、広告予算・出稿目的・商材・配信期間・ターゲットなどを自社内であらかじめ決めておきましょう。

アカウントの作成

広告を出すには、Facebookのアカウント作成に加え、Facebookが提供している広告管理ツール「Facebookビジネスマネージャー」への利用登録が必要です。ツールの利用料は無料で、Instagram・Messenger・Audience NetworkといったFacebookが運営する広告プラットフォームを一括管理することが可能となっています。

次に、「Facebookビジネスマネージャー」に自社のFacebookアカウントを紐づけます。

ツールの右上にある[ビジネス設定]から、[Facebookページ]→[ページを追加]の順に進み、FacebookページのURLを登録すれば設定完了です。

>>「Facebook ビジネスマネージャー」の登録

※登録に当たっては、会社名、氏名、アドレスなどを用意しましょう。また、広告料の支払い設定では、クレジットカードが必要となります。

(Facebookビジネスマネージャーの管理画面例、同社HPより)

最後に、「広告アカウント」の作成手順を説明します。ツールを開き、[ビジネス設定]→[広告アカウント]の順にクリック。[新しい広告アカウントを作成]を選び、広告アカウント名を記入すれば終了です。

アカウント名記入画面では、時間帯・通貨・支払い方法などの設定も必要になるため、任意で設定を行いましょう。ここまでくれば、Facebook広告の土台の出来上がりです。

出稿の設定

Facebookに広告を出すには、「キャンペーン」と「広告セット」の設定を行わなければなりません。これらの設定は広告を運用する上で重要なステップとなるため、きちんと理解して下さい。

1.キャンペーン
キャンペーンは、出稿目的を設定するためのセクションです。Facebookビジネスマネージャーを開き、[ビジネス設定]→[広告マネージャ]→[+作成する]の順番に進みましょう。そして、各目的(下記詳細)の中から、任意の出稿目的を選択して下さい。

ジャンル目的詳細
認知度アップブランド認知度UPビジネスやブランドなどの認知度を上げる
リーチできる限り多くのユーザーに届ける
検討機会トラフィック設定したリンク先にユーザーを誘導させる
エンゲージメント投稿への反応が高いユーザーに届ける
インストールアプリストアにユーザーを誘導させる
動画の再生数UP視聴の見込みが高いユーザーに配信する
リード獲得見込み顧客の獲得を促す
メッセージユーザーとのコミュニケーションを加速させる
コンバージョンコンバージョン会員登録などのアクションを促す
カタログ販売EC店舗のカタログを掲載して売上を増やす
来店数の増加近隣のユーザーに店舗所在地を伝える

2.広告セット
広告セットでは、[オーディエンス]、[配置]、[予算と掲載期間]などの設定を行います。オーディエンスは「誰に配信するのか」、配置は「どのプラットフォームで配信するのか」を決める項目です。

[オーディエンス]では下図の7項目をそれぞれ設定。配置ではFacebook・Instagram・Audience Network・Messengerの中から配信プラットフォーム選択します(※「自動配置」を選択すると、ツールが自動的に最適なプラットフォームを選び広告を配信)。そして、[予算と掲載期間]では、課金形態や1日に費やす広告の予算、入札の上限、配信する期間などを設定していきます。

オーディエンス項目設定の詳細
カスタムオーディエンスサイト訪問者、類似ユーザー、集めた顧客データなどから特定のターゲットを設定できる
地域国や都道府県、市区町村などの設定が可能
年齢1歳単位(13~65歳)で設定が可能
性別男女どちらに配信するのかを設定する
言語特定の言語使用者(日本語や英語など)に設定できる
詳細ターゲット設定アカウント情報や興味関心に基づいて設定する
つながりターゲットをフォロワーなどに絞ることができる

広告セットには、その他、[トラフィック]、[ダイナミッククリエイティブ]、[クーポン]の設定項目がありますが、初心者向けの記事のため、ここでは割愛させて頂きます。

広告(クリエイティブ)の作成

広告(クリエイティブ)の作成では、[アイデンティティ]、[形式]、[メディア]、[テキスト]の4項目が設定できます。

設定項目設定内容
アイデンティティ広告名と、広告に表示されるアカウントを決める
形式広告の種類(画像広告または動画広告)を選択する
メディア配信する画像や動画を選択してアップロードをする
テキスト配信するテキストや遷移先URLなどを設定する

尚、広告には、画像内に20%以上テキストをいれてはいけない規則がありため、なるべくテキストの少ない画像をアップロードするよう心がけて下さい。

弊社のWeb広告サービスについて

Facebook広告に関する理解は深まりましたでしょうか。今回は初心者マーケターを対象に、Facebookのマーケティング効果や広告の種類、導入方法に関して解説してきました。Facebook広告は、活用の方法が豊富である一方、最適化のプロセスが複雑です。このため、効果を発揮するにはより深い学びが必要となります。

株式会社Hagakureでは、マーケティングの初心者らを対象にWeb広告などのノウハウを学べる動画コンテンツ「デジプロ」を提供。その他、無料個別相談会やWeb広告の運用代行なども行っています。是非、この機会にサービスの利用を考えてみてはいかがでしょうか。