Facebook広告は、ターゲティング精度が非常に高いWeb広告としても有名です。
Facebookのみならず、Instagramといった利用ユーザーの多い媒体でも広告が配信できるため、効率的な運用ができます。
広告内容も詳細に設定できるので、これからFacebook広告を活用したいと考える企業担当者も多いのではないでしょうか。
しかし、Facebook広告では入札価格や課金方式などについても検討しなければいけないため、どれくらいの費用がかかるのか悩んでいる担当者も少なくありません。
そこで本記事では、Facebook広告にかかる費用や課金方式、Facebook広告の費用対効果を高めるためのポイントについて解説します。
目次
Facebook広告は100円程度から出稿可能
Facebook広告は、最低予算100円程度から出稿可能です。
しかし、Facebook広告を最大限に活用するためには、100円だけでは足りません。
予算不足となり、広告の表示回数を十分に確保できない可能性があります。
また、広告予算が少なすぎると競合他社のオークションにも負けてしまいます。
そのため、Facebook広告を効率的に運用して費用対効果も高めたいのであれば、最低でも1日1,000円、毎月3万円の予算を確保しましょう。
Facebook広告の決済方法は4通り
Facebook広告の決済方法は、以下の4通りです。
- クレジットカード
- デビットカード
- PayPal
- オンライン銀行振り込み
使用できるカードは下記の4種類となります。
- VISA
- JCB
- Mastercard
- American Express
Facebook広告の料金は、広告配信中にどれくらい課金されたのかによって、終了後の支払い金額が異なります。
広告費用の決済に失敗すると、Facebook広告が停止してしまうので注意が必要です。
クレジットカードの利用停止や引き落とし口座の残高不足などがないよう、日頃からチェックしておきましょう。
Facebook広告の課金方式は2種類ある
Facebook広告の課金方式は、下記の2種類です。
- インプレッション課金
- クリック課金
一つずつ解説します。
インプレッション課金
インプレッション課金は、Facebook広告が1,000回表示されるたびに料金が発生する課金方式です。
100円の広告予算で約1,000回広告が表示される計算となります。
インプレッション課金は、広告が表示されたときのみカウントされます。
いいねやシェアなどのリアクションに対しては課金されません。
新しい商品やサービスの告知・認知度アップなどを目的としている場合には最適な課金方式です。
ただし、インプレッション課金は誰も広告をクリックしなくても料金が発生してしまうため、注意が必要です。
クリック課金
クリック課金は、Facebook広告を1回クリックされるごとに料金が発生する課金方式です。
1クリックあたり100〜200円が単価の目安とされています。
広告がクリックされない限り料金は発生しないため、広告に興味があるユーザーのみをターゲットとすることで、費用対効果が期待できます。
しかし、想定していたよりも多くのユーザーからクリックされてしまうと、費用が高額になる可能性があるので、定期的な調整が必要です。
Facebook広告費を設定する4つの方法
Facebook広告費を設定する方法は、以下の4つです。
- アカウントの上限予算を設定する
- キャンペーンの上限予算を設定する
- 広告セットの上限予算を設定する
- 入札価格を設定する
順番に解説します。
アカウントの上限予算を設定する
アカウントの上限予算を設定することで、Facebook広告の費用を制限できます。
1.アカウントの上限予算を設定するには、Facebook広告ビジネスマネージャのホーム画面で「広告アカウント設定」をクリックします。
2.広告アカウント設定画面で、「支払い設定を開く」を選択します。
3.支払い設定画面で「アカウントの上限予算」の「・・・」マークをクリックし、「上限を設定」をクリックします。
4.下記の画面が表示されるので、上限予算を入力して保存することで、アカウントの上限予算の設定は完了です。
キャンペーンの上限予算を設定する
キャンペーンの上限予算を設定することで、Facebook広告におけるキャンペーンごとの広告費用の上限を設定できます。
1.Facebook広告ビジネスマネージャーのホーム画面の「広告マネージャ」をクリックします。
2.設定したいキャンペーンにカーソルを合わせて、「編集」をクリックします。
3.「キャンペーン詳細」のなかの「その他のオプション」をクリックすると、「キャンペーンの上限予算」が表示されるので、「編集」をクリックします。
4.「キャンペーンの上限予算を追加」にチェックマークを入れて金額を入力することで、キャンペーンの上限予算の設定は完了です。
広告セットの上限予算を設定する
広告セットの上限予算を設定することで、1日あたりの予算上限やFacebook広告の掲載期間中の合計予算の上限が決められます。
1.Facebook広告ビジネスマネージャのホーム画面で「広告マネージャ」をクリックします。
2.「広告セット」タブをクリックして、設定したい広告セットにカーソルを合わせて、「編集」をクリックします。
3.「予算と掲載期間」の項目で1日の予算金額を入力することで、広告セットの上限予算設定は完了です。
入札価格を設定する
入札価格の設定では、オークションによって決定する入札価格の上限を設定できます。
キャンペーンごともしくは、広告ごとに設定可能です。
1.Facebook広告ビジネスマネージャのホーム画面で「広告マネージャ」をクリックします。
2.「広告セット」タブをクリックして、設定したい広告セットにカーソルを合わせて、「編集」をクリックします。
3.「最適化と配信」から「入札コントロール」の項目で金額を入力すれば、入札価格の設定は完了です。
Facebook広告の適切な費用相場を知るための方法
Facebook広告の適切な費用相場を知るための方法は、以下の2つです。
- シミュレーションを活用する
- 広告代理店に相談する
一つずつ順番に見ていきましょう。
シミュレーションを活用する
Facebook広告を配信するのであれば、広告費用の予測を立てる必要があります。
Facebook広告の予測を立てる際に活用できるのが、シミュレーションです。
シミュレーションを活用することで、どのくらいの効果が得られるのかデータを表示することが可能です。
シミュレーションの活用方法を紹介します。
1.Facebook広告ビジネスマネージャのホーム画面で「広告マネージャ」をクリックします。
2.「広告セット」タブをクリックして、設定したい広告セットにカーソルを合わせて、「編集」をクリックします。
3.画面が切り替わると、Facebook広告の「オーディエンス」や「1日の推定結果」などのシミュレーションが表示されます。
シミュレーションを確認した上で、広告の1日の予算上限や配信期間、オーディエンスなど調整しましょう。
広告代理店に相談する
シミュレーションを活用したとしても、さらに効果的な料金設定が知りたい担当者も多いはずです。
そんなときには、広告代理店にFacebook広告の最適な料金を相談してみましょう。
広告代理店は、広告運用のプロです。
広告の作成や運用をしているだけでなく、広告データ分析のノウハウも豊富にあります。
そのため、広告の運用実績とデータに基づいて、自分たちに合った最適な料金を算出してくれます。
Facebook広告の費用対効果を高めるためのポイント
Facebook広告の費用対効果を高めるためのポイントは、以下の3つです。
- 自分たちに合ったキャンペーンを選択する
- 広告テキストを変更してみる
- ターゲットを細かく設定する
一つずつ解説します。
自分たちに合ったキャンペーンを選択する
Facebook広告のキャンペーンは複数あるため、自分たちの目的に合ったキャンペーンを選ぶのが重要です。
同じような広告やターゲット層であっても、キャンペーンが違うだけで広告運用の結果や費用も異なります。
そのため、事前にターゲット層やユーザーの傾向を調査した上でキャンペーンを決定しましょう。
広告テキストを変更してみる
Facebook広告のクリック率が低い場合、広告が魅力的でない可能性があります。
そんなときには、広告テキストを変更してみましょう。
ユーザーの興味を惹くようなインパクトのあるワードやフレーズを追加することで、費用対効果の改善に期待できます。
ターゲットを細かく設定する
Facebook広告では、ターゲットを細かく設定することが大切です。
ターゲットが曖昧だと、見込みのないユーザーにまで広告を配信してしまい、無駄な費用がかかってしまいます。
ターゲット層によって好まれるデザインやフォーマットも変わってくるため、ターゲットを絞った広告作りを意識しましょう。
Facebook広告について詳しくなりたいのであれば「デジプロ」
Facebook広告について詳しく学びたい方は、Webマーケティングスクールである「デジプロ」がおすすめです。
デジプロの特徴は、以下の4つです。
- Facebook広告のような主要なWeb広告を網羅して学べる
- 講師は全員プロの現役マーケター
- 全国12ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
- 受講者の喜びの声も多数あり
順番に見ていきましょう。
Facebook広告のような主要なWeb広告を網羅して学べる
デジプロでは、Facebook広告のような主要なWeb広告を網羅して学べます。
Facebook広告はもちろん、そのほかの主要なWeb広告プロダクトの知識やスキル、運用方法についても実践的に習得できます。
デジプロで習得できる主要なWeb広告プロダクトは以下の通りです。
- リスティング広告
- Google 広告
- Yahoo!広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- ディスプレイ広告
主要なWeb広告プロダクトに関する知識やスキルを深めることで、Webマーケターとしての仕事の幅も広がります。
講師は全員プロの現役マーケター
デジプロの講師は、全員プロの現役マーケターであるのも大きな特徴です。
講師のなかには、GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントにてMVPを複数回受賞したコンサルタントなども在籍しています。
そのため、2ヵ月という短い期間でも圧倒的な成長が可能です。
全国12ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
Webマーケティングスクールの多くはオンライン授業を推奨していますが、デジプロは以下の全国12ヵ所で通学授業にも対応しています。
- 東京(渋谷)
- 埼玉(大宮)
- 千葉(津田沼)
- 神奈川(横浜)
- 名古屋
- 福井
- 大阪
- 神戸
- 広島
- 福岡
- 北海道
- 仙台
通学授業によってモチベーションを高めることができたり、わからないことがあっても講師にすぐ聞けたりするので、効率のいい学習が可能です。
デジプロの校舎は順次拡大中です。
オンラインプランも用意されているため、通学プランと比較して自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。
受講者の喜びの声も多数あり
デジプロには、受講者の方々からの喜びの声も多数届いています。
食品業界の営業として働いていたが、Web広告業界に興味を持ち転職を考えた加藤さん
加藤さんは、食品業界の営業として働きながら副業でアフィリエイトサイトを運用していました。
アフィリエイトで成果を出した実績もあったため、Webマーケターへの転職を考えましたが、上手くいきませんでした。
知識に穴が多く、独学の知識だけでは転職は難しいと感じたそうです。
未経験から転職する場合、体系的にWebマーケティングについて学んだほうがいいのではないかと考え、スクールを探し始めました。
いくつかのスクールの無料相談を受けた結果、講義内容が一番実践的なデジプロの受講を決意したそうです。
デジプロでは、Web広告業界のことを理解している講師が教えてくれるだけではなく、実際の現場の話も聞きながら転職の準備ができます。
信頼できる環境で転職活動を行えたことが非常に心強かったと話してくださいました。
デジプロで学習したWeb広告の全体像に基づいて、実際の現場でより深い知識を身につけられるのが面白いと語っています。
今後は、お客さまの目的をしっかり把握して、何にどのくらいの予算をかけたらいいのかをしっかり提案できる営業を目指したいそうです。
未経験から大手広告代理店にWebマーケターとして転職を決めた林さん
林さんは当初、副業で始めた輸入販売ビジネスのために、独学でWeb広告を学び始めました。
その結果、Web広告運用の仕事に興味を持ち転職活動を開始しましたが、上手くいかなかったと話されています。
改めて未経験から転職する方法を探した際に、Webマーケティングスクールの存在を知ったそう。
いくつかのスクールを比較しましたが、自分自身の予算と一番合っていたのがデジプロだったとのことです。
「無料相談から自分と同じ未経験の方の事例を丁寧に教えてもらえたのがよかったです。」と話してくださいました。
デジプロはオンライン講座も用意されているため、講義の予定も柔軟に対応してくれたのがとても助かったと語っています。
デジプロではマンツーマン指導もあって質問しやすく、講義も丁寧でわかりやすいのが特徴です。
林さんは、課題に対する的確なフィードバックによって、転職後の具体的なイメージが持てるようになったとのことです。
「今後は、地元の中小企業にコンサルとして貢献したいと考えています。」と夢を語ってくださいました。