「転職してWebマーケターになりたいけど、転職後のキャリアプランが具体的にイメージできない。」
あなたもこのような悩みを持っていませんか?
完全未経験からWebマーケティング業界を志すとなると、そもそも具体的な仕事内容が分からない人も多く、転職後のキャリアプランも想像しづらいですよね。
ですが、転職前にキャリアプランをしっかりイメージしておくことで、転職後のミスマッチを少なくできますし、何より学習や転職活動のモチベーションにつながるでしょう。
そこで今回は、Webマーケティング業界を目指す人に向けて、転職後のキャリアプランを紹介します。
Webマーケティング業界を目指す人はぜひ本記事を読み進めて、キャリアプランをイメージするのに役立ててみてください。
目次
そもそもWebマーケティングとは
Webマーケティングとは、WebサイトやWebサービスなどのコンテンツ上で集客し、物やサービスが売れる仕組みを作ることです。
売れる仕組みを作るためには、あらゆるマーケティング手法・施策をマスターし、実行できることが重要です。
また、顧客の購買行動や競合他社を分析したり、自社商品やサービスをどのような見込み顧客に届けるかを考えたりと、現在の立ち位置から優位性を探ることも欠かせません。
このようにさまざまな視点から、WebサイトやWebサービスに見込み顧客を集客し、サイト上に掲載した商品・サービスの購買を促します。
「集客をする、販売をする、リピートしてもらう」といった物が売れる一連の流れで対策を行うのが、Webマーケターの仕事です。
Webマーケターの仕事内容について
実際にWebマーケターはどのような業務を行っているのでしょうか。
転職後のキャリアプランをイメージする前に、具体的な仕事内容を理解しておくと、先のキャリアも想像しやすいでしょう。
データ分析
Webマーケターとして仕事を進める上で、避けて通れないのがデータ分析です。
Webサイトのユーザーアクセス数や、出稿しているWeb広告のコンバージョンなど、Webマーケティングの仕事には全てに数値が関わってきます。
- 数値から判断する
- 数値を見て施策を決める
- 数値からゴールまでの道筋を立てる
Webマーケティングの現場では、上記のように数値を用いてデータ分析をすることが必須になります。
普段の生活からあらゆる物事を数値で考える癖をつけて、データ分析力を鍛えておくことが求められます。
集客施策の立案と実行
集客施策とは、「どのようにしてWebサイトにユーザーを集めるか」という集客方法のことです。
見込み顧客がWebサイトに訪れるには、どのような手法を使い、どのような文章やデザインを用いて集客するかを検討します。
集客施策はさまざまな種類があり、下記が一例です。
- Web広告運用
- SEO
- SNS運用
Webコンテンツやブランドが無数にある現代では、まずお客様の目にとまり、訪れたくなる内容を考えることが重要です。
以下で、各集客施策の特徴を解説します。
Web広告運用
集客施策のなかで今最も勢いのあるのが、Web広告運用です。
Web広告はあらゆる手法のなかでも急成長している分野で、Webマーケティングの効果が期待されています。
みなさんも、YouTubeを見ているときに動画広告が表示されたり、SNS上に自分が興味を持っている商品の広告が突然現れたりした経験がありませんか。
これらは全てWeb広告の配信によるものですが、実は多くの種類が存在します。
Web広告の一例は、以下の通りです。
リスティング広告 | ユーザーが検索したワードに連動して検索エンジン(GoogleやYahoo!など)に表示される広告 |
ディスプレイ広告 | Webサイトやアプリなどの上部や文章の間に用意された広告枠に、画像や動画で表示させる広告 |
アフィリエイト広告 | アフィリエイターが所有するWebサイトやSNSに掲載してもらう広告 |
動画広告 | 動画を使用した広告全般 |
音声広告 | 音声メディアや音声プラットフォームに掲載する音声だけの広告 |
SNS広告 | TwitterやInstagramなどのSNSに掲載する広告 |
純広告 | あらかじめ広告掲載枠を買い、掲載期間によって費用が決まる広告 |
Web広告は費用がかかるものの、効果が出るまでの時間の短さや、PDCAサイクルを回しやすいというメリットがあります。
Web広告をうまく活用できれば、Webサイトへの流入数を短期間で増やすことができるでしょう。
SEO
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジンに上位表示させることでターゲットとなるユーザーを集客する方法です。
SEOでは、検索結果で上位に上がれば上がるほどクリック数が高まり、それだけコンバージョンにつながる可能性が高まります。
ただし、検索順位を決める要素に正解がないという難点があります。
分析と改善を繰り返しながら、ユーザーの検索意図からユーザーにとって有益な記事やコンテンツを作成する必要があるでしょう。
SNS運用
近年、SNSを通じたショッピングも当たり前となっている点から、SNS運用をして集客する方法も有効的な手段です。
SNS運用は、その名前の通り、TwitterやInstagramなどのSNSを利用し集客する方法です。
SNS上で広告や商品紹介を掲載したり、顧客と直接コミュニケーションをとったりすることで、自社としてのブランディングにつなげられます。
SNSを運用する際には、 InstagramやTwitterなど各種SNSによって特性や利用者層が異なるので、ターゲットや商品に合った媒体を選ぶことが大切です。
また、SNSで効果を出すには定期的な発信が求められるため、日々更新・改善を繰り返す必要があります。
接客施策の立案と実行
次に紹介するのは、集客後にユーザーに対して特定のアクションを促すための「接客施策」です。
特定のアクションとは、以下の内容があります。
- 商品の購入や問い合わせ
- サービスへの申し込み
- 会員登録
このようなアクションをコンバージョンとも呼び、各企業の最終的な目的を指します。
実際のところ、ただ集客対策をしただけでコンバージョンにつなげるのは非常に難しいでしょう。
集客施策に加えて接客施策まで行うことで、やっとコンバージョンへとつながっていきます。
接客施策の例としては、「商品購入までの導線を明確にする」「サイトの隅に質問用botを用意する」などがあります。
このようにただ集客するだけでなく、接客施策まできちんと行うことが重要になります。
再来訪施策の立案と実行
再来訪施策は、一度コンバージョンまでつなげられたユーザーに対して、リピーターになってもらうための行動です。
実店舗と同じように、Webマーケティングの世界でもリピーターを獲得することは、効率よく売上を伸ばすためにも重要です。
再来訪施策には、以下のような手法が当てはまります。
- Lステップ
- リターゲティング広告
- ダイレクトメール
- バナー広告
あらゆる方法で再度Webサイトを訪れてもらうきっかけを作り、リピーター獲得へとつなげていきます。
効果検証と改善策の立案および実行
効果検証と改善策とは、集客施策・接客施策・再来訪施策で立案・実行した内容が正しかったかどうかを検証することです。
Webマーケティングには正解はなく、コンバージョンやその先の目標に向けてPDCAサイクルを回していきます。
Webマーケティングの仕事は、パソコン一つで売上を作ったり、顧客目線で仕事をしたりして、カッコいいイメージもありますが、実はすごく泥臭い仕事をしているんです。
現役マーケターが教える!Webマーケティングのキャリアプラン
Webマーケターとして転職を考えた際に、具体的にどのようなキャリアプランを歩むのかイメージしておくことが大切です。
キャリアプランのイメージを持っておくことで、仕事へのモチベーション向上やキャリア選択の機会を有効に使えるでしょう。
Web制作やWeb広告代理店などで経験を積む
まずは、Web制作会社やWeb広告代理店に入社をして、Webマーケターの基礎から経験を積みます。
Webマーケターにとって、まずは基礎的なマーケティングスキルを習得し、さまざまな案件に触れるなかで経験値を積むことが重要です。
Web制作会社や広告代理店に入社すれば、各種広告の使い分けや入札から出稿までの流れを掴むことができ、一通りのWebマーケターとしての仕事を覚えられるでしょう。
部署のチームリーダーとしてステップアップする
続いて、Web制作会社やWeb広告代理店の1人のプレイヤーから、メンバーを牽引するチームリーダーにステップアップします。
チームリーダーになることで施策立案能力や分析能力、問題解決能力に加えて、メンバーの個性を把握してチームをマネジメントする能力が得られます。
また中間管理職として、上層部からの期待と部下からの要望に応える、コミュニケーション力も身につくでしょう。
市場理解や競合他社の分析なども行い、またクライアント企業の上層部とも接することが増えるので、人脈も広がります。
会社の経営層を目指す
部署のリーダーやチームマネジメントを経て、チームや会社がクライアントから評価されるようになると、さらに上の会社経営層になるキャリアが見えてきます。
経営層になると、部署ごとではなく会社としてのマーケティング施策の管理をします。
会社として売れる仕組みを作る役割であり、会社経営の要でもあるので責任重大なポジションです。
「さらにキャリアを広げたい」「独立を視野に入れたい」という人は、マーケティングポジションの経営層を目指すとよいでしょう。
総合広告代理店へ転職する
総合広告代理店への転職も、1つのキャリアステップです。
総合広告代理店は、全ての広告を取り扱い、企画や制作、メディア選定、レポートなどトータルで請け負ってくれる広告代理店のこと。
Web制作会社や専門的な広告代理店と違い、幅広い広告配信に携われるのがメリットでしょう。
専門的なWeb広告代理店でキャリアを積んできた方は、総合広告代理店に転職し広告の枠に囚われず、できることの幅を広げてみるのもおすすめです。
事業会社のマーケティング責任者として転職する
実績を身につけ、クライアントとのやり取りの幅も広がったら、その経験を活かして事業会社のマーケティング責任者として転職するのもよいでしょう。
事業会社は広告代理店と違い、自社商品やサービスのマーケティングを行うため、集客からリピーター獲得までの事業全体を把握でき、自社に対しての徹底した施策を練ることが可能です。
事業会社でのキャリアを通して事業全体を把握できるようになると、ビジネス全体にも応用できます。
フリーランスや起業など、ほかのビジネスへのヒントを得られるので、幅広い視野を求めて事業会社へ転職するのも1つの手です。
フリーランスや起業を目指す
会社で経験を積んだ後は、フリーランスや起業という選択肢があります。
最近は、企業がフリーランス向けにWebマーケティング業務を外注するケースも多々あるので、フリーランスWebマーケターにとって追い風でしょう。
スキルや実績が豊富であれば、会社員の収入をはるかに上回る金額を稼ぐことができ、新しい人脈を築くことにもつながります。
将来的には会社に属さず個人で稼ぎたい人や自由な働き方を実現したい人は、フリーランスや起業を目指してみることをおすすめします。
業界未経験からWebマーケターへの転職は可能なのか?
近年、Web広告の需要はどんどん高まっており、それに伴ってWeb広告を扱える人材を確保しようと採用に踏み出す企業も増えています。
以下は、広告大手の電通が調査した「インターネット広告媒体費総額の推移」です。
こちらを見てわかるように、インターネット広告の媒体費用は2016年から年々増加しています。
また別の調査によると、2020年に発生した新型コロナウイルス感染症により、マス広告を含む日本の広告費は、前年比88.8%に。
一方でインターネット広告は、2.2兆円の市場規模となり前年比も105%以上という結果になりました。
デジタル技術の発展・SNSの普及・インターネットの拡大・新型コロナウイルス感染症などが影響し、Web広告市場はこれからもさらに発展する見通しです。
このようにデジタル広告市場の拡大が大きな要因となり、業界未経験者でもWebマーケティング会社への転職は可能です。
しかし、注意しておきたいことは、いくら転職がしやすいと言っても、スキルや実績がないと採用してもらうことは難しいでしょう。
転職を考えるのであれば、転職先を探す前にアピールできるスキルや実績を作っておくことが大切です。
ただ、Webマーケティングの実践スキルを身につけるのは、簡単なことではなく、基礎知識から計画的に学習する必要があります。
そこで、次章では実践的なカリキュラムでWeb広告スキルを身につけられるWebマーケティングスクール「デジプロ」をご紹介します。
勉強方法や転職に関して悩んでいる人は、ぜひ読み進めてみてください。
未経験からWebマーケターを目指すならWeb広告特化型スクール「デジプロ」
デジプロは、超実践的なWeb広告スキルを習得できるWebマーケティングスクールです。
デジプロで基礎知識から実際のWeb広告運用スキルを身につけることで、Webマーケターとしてのキャリアにもきっと役立つでしょう。
以下で、デジプロの特徴を紹介するのでぜひ確認してみてください。
Web広告プロダクトを網羅
デジプロでは、Web広告運用で使用する広告プロダクトを完全に網羅。
以下のような広告スキルを学ぶことができます。
- リスティング広告
- Google 広告
- Yahoo!広告
- Instagram広告
- Twitter広告
- ディスプレイ広告 など
講座では、基礎知識はもちろん実際の広告運用まで体験するため、実務フローに基づいた専門スキルを習得可能。
各広告プロダクトの特徴や出稿方法を習得できるので、身につけたスキルを駆使してあらゆるタイプの広告運用に携われるでしょう。
未経験からの転職をする場合でも、これだけのWeb広告スキルを身につけられ、転職の際にアピールができたら、他の応募者とも差をつけられます。
講師は業界最前線のトップマーケター
デジプロで講師を務めるのは、現役で活躍するWebマーケターです。
GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントにてMVPを複数回受賞したコンサルタントが在籍。
このような現役のトップマーケターから教えてもらうことで、変化の早い業界の最新情報を知れたり、実際に現場で使える考え方を学べたりと、その後のキャリアにも役立ちます。
講師陣が生徒1人ひとりのパーソナルトレーナーとして、受講中には全力サポートしてくれ、転職の相談にも乗ってくれるので安心です。
継続的に学習できるように進捗確認や疑問点の解消などをしてくれるので、独学では難しいモチベーション維持や学習の継続が可能です。
オンラインでも通学でも学べる受講形式
デジプロは、オンライン学習と通学のどちらかで学習が可能です。
通学可能な学習拠点を全国に構えており、身近でプロマーケターの講義内容を聞け、その場で疑問点の解消ができます。
拠点は、全国11ヵ所、渋谷・大阪・福岡・千葉・神戸・大宮・横浜・広島・名古屋・北海道・仙台にあり、受講生のサポートを行っています。
オンライン学習をメインとするWebマーケティングスクールが多いなかで、デジプロのように学習拠点を構えているスクールは貴重な存在です。
実践的カリキュラムだから即戦力人材を目指せる
デジプロの特徴の一つに、実践的なカリキュラムを通して、使えるWeb広告スキルを学べるという点があります。
WebマーケティングやWeb広告の知識は、独学でも身につけることが可能です。
しかし、実際の現場で必要になるのは、案件ごとにWeb広告を選択することや、入稿、分析、改善など、実務的なスキル。
独学では身につけるのが難しい実践スキルだからこそ、スクールに通って身につけておくことで、転職時のアピールにつながるでしょう。
マスメディアンと提携し転職支援もサポート
デジプロの魅力の一つに、未経験者に対する充実した転職サポートがあります。
現役でWebマーケターとして活躍する講師陣が、転職時の「書類添削」「面接対策」「求人紹介」を行います。
また2021年7月からは、マーケティング・クリエイティブ人材の求人に特化した転職エージェント「マスメディアン」との業務提携をしました。
転職希望者に対して「マスメディアン」が提供する求人を通して、より手厚い転職サポートができるようになったんですね。
未経験からの転職で少なからず不安を抱えていると思うので、スクールの転職サポートを活用してみるのもおすすめです!