3分で解決!Web広告代理店の仕事内容を現役マーケターが解説。やりがいやスキルについて

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Web広告代理店への転職を検討している方の中には、以下のように考えている方もいるのではないでしょうか。

Web広告代理店の種類は、何種類あるのだろう

Web広告代理店の仕事内容が知りたい

現在、広告市場が右肩上がりで普及しているなか、Web広告運用に携わるために、Web広告代理店への転職を考えている方もいますよね。

そこで今回は、Web広告代理店について種類や仕事内容・Web広告代理店で即戦力になるためのスキル習得におすすめのスクールを紹介します。

本記事をご覧いただければ、Web広告代理店へ転職できる方法が理解できます。

Web広告代理店とは

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「Web広告代理店」とは、クライアント企業の広告運用を代理で行い、利益を得ている企業のことを指します。

Google 広告やYahoo!広告など、さまざまな媒体へ広告を出稿したり、プロモーション企画・制作をしたりするのが仕事です。

Web広告代理店には、「広告を出稿したい企業」と「広告を掲載するメディア」をつなぐ役割があります。

また、​​クライアントが抱える課題をヒアリングし、メディアを使ったプロモーションを提案、商品やサービスの売上につながるようサポートする役割もあります。

Web広告代理店の主な種類について

一口に、Web広告代理店といっても「総合広告代理店」「専門広告代理店」「ハウスエージェンシー」など、大きく分けて3種類が存在します。

順番に解説していきますので、Web広告代理店の種類が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

総合広告代理店

総合広告代理店は、テレビや新聞・雑誌・Webメディアなど、メディアの媒体にこだわらず、あらゆる広告媒体を取り扱っている広告代理店です。

企画から制作までの流れをすべて行っており、大掛かりなプロモーションを手掛けることもあります。

また、クライアントの業種や商品・サービスに対して、どのようなプロモーションが有効かなど、広告戦略をアドバイスすることもあります。

複数のメディアを駆使しているのが強みで、幅広い知識があるため、依頼者が多いのが特徴的です。

誰もが知る「電通」「博報堂」「ADKホールディングス」などが総合広告代理店の代表格として知られています。

専門広告代理店

総合広告代理店とは逆で、専門広告代理店は、「インターネット広告」や「新聞広告」など、一つの媒体に特化した広告代理店を指します。

屋外広告(看板や掲示板)を専門的に扱う代理店や、インターネット広告を専門的に扱う広告代理店などがあります。

最近では、インターネットが急激に普及していることから、インターネット広告を専門に扱うところが増えてきているようです。

それぞれの媒体に対して、専門的な知識を持っているため、その分野での広告を最適化するサポートをしてくれます。

そのため、どの媒体に広告を出すのかが決まっているのであれば、専門広告代理店を使うことで、費用を抑えられるでしょう。

ただし、総合広告代理店のように、媒体を横断した広告キャンペーンやプロモーション企画はしにくいのがデメリットです。

ハウスエージェンシー

ハウスエージェンシーとは、特定の事業会社専属で広告事業を行う会社のことです。

大企業の広告宣伝部などが独立して分社化している場合が多く、基本的に、その企業からの案件をメインに仕事を行います。

特定の事業会社専属のため、その企業のビジョンや商品・サービスについて深い知識をもっています。

連携がスムーズで、事業会社のナレッジが蓄積するのもハウスエージェンシーの魅力です。

一方で、新しいアイデアは生まれにくい可能性があるので、転職のタイミングなどは見極めが必要かもしれません。

3分で解決!Web広告代理店の仕事内容

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Web広告代理店の種類が理解できたら、具体的にどのような仕事内容なのか気になりますよね。

大まかな流れとして、まずはクライアントからヒアリングをして、企画立案を行います。

その後、商品やサービスを宣伝するための言葉や表現などを考え、プロモーションを経て、広告運用に至ります。

それぞれ順番に仕事内容を解説していきますので、Web広告代理店の仕事内容について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

営業

Web広告代理店における営業の仕事内容は、クライアントから案件を受注してくることです。

クライアントにヒアリングをして、広告や宣伝・広報などと綿密にコミュニケーションをとり、日程の調整や全体進行・取りまとめの仕事にも関わります。

より細かく分けると、クライアント企業の窓口となるアカウントプランナーとメディア戦略を企画するメディアプランナーに分けられます。

その後、後述するマーケティングやクリエイティブ部門に内容を共有して、制作に関する各種調整〜進捗管理の役割を担っているのが営業です。

営業になるには、クライアントの希望に添えるような広告の知識だけでなく、コミュニケーションや提案力など、さまざまなスキルが必要となることを覚えておきましょう。

マーケティング

Web広告代理店におけるマーケティングの仕事内容は、営業から共有されたクライアントの課題解決のための戦略を考えることです。

具体的には、市場や競合他社を分析して、根拠を示せる広告配信の企画を考えます。

また、マーケティングは、プロジェクトの肝となる戦略のプランニングを行うため、「ストラテジープランナー」とも呼ばれており、組織の頭脳のような存在です。

そのため、マーケティングには、共有された情報を基に企画を考える力やアウトプットする力が必要でしょう。

クリエイティブ

Web広告代理店におけるクリエイティブの仕事内容は、商品やサービスを宣伝するための広告のデザインやキャッチコピーなどを考えること。

そして、最終的に広告のイメージを作成して、見込み顧客に広告への興味をもってもらうことが重要です。

クリエイティブには、幅広い職種があり、コピーライターやCMプランナー・アートディレクター・クリエイティブディレクターに分けられます。

また、クリエイティブディレクターになれば、企画からプロモーションまで全体的に携わることができます。

さらには、自分の携わった広告をSNSや街中で、たくさんの人たちに見てもらえれば、やりがいに感じることでしょう。

プロモーション

プロモーションの仕事内容は、製品やサービスの販売活動を促進する宣伝活動や広報活動を行うこと。

主なプロモーションの目的としては、新規顧客の獲得・製品やサービスの認知拡大・既存顧客への購買の動機付けの3つです。

また、似たような言葉で「PR」というのもあります。

PRは、プロモーションの一種で、顧客とのコミュニケーションにより、持続的な信頼関係の構築を目指す活動です。

メディア担当

Web広告代理店におけるメディア担当の仕事内容は、各メディア媒体社と交渉して、メディア枠を仕入れることです。

また、クライアントの課題解決のための適切なメディアの使い方を提案する仕事なので、コミュニケーション能力が求められる仕事だと言えます。

さらに、Webマーケティングの全体像について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

Web広告代理店のやりがいについて

Web広告代理店に転職して、自分が携わった広告が、多くの人の目に触れたり、SNSなどで取り上げられたりするとやりがいを感じるでしょう。

また、そうして携わった広告の成果が出て、クライアント企業から感謝されることもやりがいにつながります。

Web広告を出稿して「今月〇件も問い合わせが増えました!」「前年比で◯%も流入が増えています」このような感謝の言葉が、さらにマーケターとしての自信と向上心につながることは言うまでもありません。

もちろん、責任感もありますが、緊張感を持って仕事ができ、Web広告代理店一丸となって一つの価値提供を目指す喜びも生まれるでしょう。

次の章でご紹介しますが、数値が改善されて喜べる人は、Web広告代理店の担当者向きかもしれません。

Web広告代理店への転職が向いている人

Web広告代理店の仕事内容でも紹介したとおり、営業やプランナー、マーケター問わず、数字に向き合う仕事です。

ランディングページへの流入はどのくらい増えたのか、平均ページ滞在時間や直帰率の推移に変化はないか、などWeb広告には数値や数字がつきもの。

そのため、そもそも「数字が好き」「データの分析に苦手意識がない」という方は、Web広告代理店への転職が向いています。

また、Webマーケティング分野では戦略の立案・実行・検証・改善というPDCAサイクルを回し続ける必要があるため、実行した結果に対して「なぜ?」と自問自答できる方は、非常に強いです。

ロジカルに原因を深掘りできる人、クライアントの成果に向けて地道に努力ができる人は、Web広告代理店への転職に向いています。

もちろん、初めから自分がWeb広告代理店の転職が向いているなんて把握できませんから、基礎知識を学ぶなかで、徐々に適性を判断するとよいのではないでしょうか。

Webマーケティングに向いている人・向いていない人について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

Web広告代理店への転職が向いていない人

さきほどもちらっとご紹介しましたが「数字に極端な苦手意識がある」「PDCAサイクルなんて回したことがない」など、どうしても「自分には向かないかも」と考えてしまう方も多いかもしれません。

確かに、Web広告業界は、%(パーセント)などの割合やCTRなどの専門用語が頻出するため、見ただけでアレルギー反応を起こしてしまう方も多く、そのような方には難しい側面もあります。

しかし、現在Webマーケターとして活躍している方も、最初から抵抗がなかったわけではありません。なかには、苦手が好きになり、やりがいを持って働いているマーケターも存在します。

ですので、「数字が嫌いだから無理」と決めつけず、まずは独学でもよいので書籍や動画で学習をスタートしてみてください。

学習を始めてから、適正を判断しても遅くはありません。

Web広告代理店へ転職するためのスキル目安

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ここでは、Web広告代理店へ転職するために保有しておいた方がよいスキルについて解説していきます。

ただし、ここで紹介するスキルをすべて持ち合わせていないと、Web広告代理店に転職できないというわけではありません。

それでは、順番にスキルを解説していきますので、興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

基本的なPCスキル

Web広告代理店なので、WordやExcelなどの基本的なPCスキルはある程度、必要だと言えます。

また、広告やSEO・ホームページ制作など、実績を示せるものがあれば、なおよいです。

また、Google アナリティクス個人認定資格である「GAIQ(Google Analytics Individual Qualification)」などを保有していれば、Webのスキルや分析力をアピールできるでしょう。

コミュニケーション力

Web広告代理店では、広告を作る上で、クライアント企業や制作会社など、さまざまな人たちと関わります。

そして、スムーズにクライアントの希望通りの広告出稿ができるように、調整する必要があるのです。

スムーズに事業を進展させていくためにも、コミュニケーション力は必要だと言えます。

特に広告プランナーやマーケター、営業職などはチャットやメールなどのWebコミュニケーションをはじめ、対人コミュニケーションも活発です。

また、現在では新型コロナウイルス感染症の影響もあり、対人コミュニケーションよりもWebツールを活用したコミュニケーションが浸透しています。

そのため、対人ばかりを重視することなく、Webツールを活用したやりとりにも慣れておくとよいでしょう。

法人や個人営業経験

法人や個人で営業経験があれば、営業職として最低限必要なビジネスマナーや経験を積んでいるので、クライアントから信頼されやすいです。

また最近では、インサイドセールスをはじめとした非対面式の営業手法が浸透してきており、営業職とマーケティング職との連携が重要視されています。

このような背景を踏まえれば、営業職としてのスキルだけでなく、Web広告に関する基礎知識や運用経験などを保有することで、人材としての希少価値が高まります。

Web広告の運用スキル

前述しましたが、営業職としての経験を積んでいることで、クライアントから信頼されやすくなります。

しかし、Web広告代理店で最も必要なスキルは、Web広告の運用スキルです。

そのため、営業職を経験している方は、Web広告の運用スキルも身につけておくとよいでしょう。

広告制作スキル

広告制作スキルの経験は必須ではありませんが、広告制作を経験していれば、広告制作者と調整をスムーズに行えるため有利です。

また、広告制作に携わった経験を活かすために、インターネット広告営業に転職をしている方も多い傾向です。

Web広告代理店で即戦力になるためのスキル習得なら「デジプロ」

デジプロ

Web広告代理店で即戦力になるためのスキル習得なら「デジプロ」がおすすめです。

デジプロは、現役で活躍するWebマーケターから、実務で使える即戦力のスキルを学べるスクールです。

動画教材や現役Webマーケター講師の指導で、インターネット広告運用の基礎知識から実践スキルまでを2ヵ月で学べるカリキュラムを受けられます。

講師に質問し放題なため、知識やスキルが感覚的に身につきやすいのが魅力です。

Web広告の基礎知識から運用レベルまで一貫して学べる

Webマーケティングに必要なスキル(リスティング広告やSNS広告の運用・データ分析など)を幅広く身につけられるのがデジプロの魅力です。

広告運用を実際に体験できたり、すぐに仕事で使えるスキルを学べたりできるのも特徴でしょう。

また、広告の出稿・配信に必要な基礎スキルに加え、広告効果の測定や改善方法まで学べる点もメリットです。

カリキュラムが終わる頃には、実績的なWebマーケティングの知識と経験を兼ね備えた「即戦力人材」を目指せます。

講師は業界最前線のトップマーケターばかり

デジプロで教えてくれる講師は、現役でWebマーケティング業務を行っているトップマーケターばかりです。

GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントにてMVPを複数回受賞したコンサルタントなどが、講師として指導します。

そのため、Webマーケティング未経験の方でも、疑問点があれば質問をすることで、すぐに解消できます。

Web広告プロダクトを網羅しているから即戦力人材に!

デジプロでは、Web広告プロダクトを網羅しているため、卒業する頃には即戦力人材への一歩が近づきます。

具体的には、以下のようなカリキュラムが導入されています。

  • リスティング 広告
  • Google 広告
  • Yahoo 広告
  • Facebook 広告
  • Twitter 広告
  • ディスプレイ 広告
  • データ分析
  • Excel
  • 動画広告 など

各広告出稿に必要な基礎知識から管理画面の利用方法まで、動画教材や講義を通して実践的に学べるのもメリットです。

全国11ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)

デジプロは、日本全国11ヵ所に教室を構えており、現在は関東や関西が中心ですが、今後も順次拡大していく予定です。

  • 東京(渋谷)
  • 大阪
  • 福岡
  • 千葉(津田沼)
  • 神戸
  • 大宮
  • 横浜
  • 広島
  • 名古屋
  • 北海道
  • 仙台

また、デジプロでは「無料オンライン説明会」も行っているので、上記の地域にお住まいの方は、ぜひ一度、参加してみてください。

充実の転職サポートも完備

デジプロは、2021年7月にマーケティング・クリエイティブ人材の求人に特化した転職エージェント「マスメディアン」と業務提携をしました。

これにより、「求人紹介」などのサポートも受けられるようになりました。

また、受講プランには、「書類添削」「面接対策」も完備しているので、Web広告代理店への転職も、独学で進めるよりスムーズになるでしょう。

さらに、卒業した後でも、「動画コンテンツが見放題」や「オンライン相談60分」のようなサポートが受けられるサポートプランもあります。

そのため、「一人でやっていけるか心配」「受講後も継続して相談したい」という方におすすめです。