「やっぱり今の時代、SNSもやらなきゃいけないのは分かってるんだけど・・・」
「SNSマーケティングの担当になったけど、社内に詳しい人がいなくて誰にも頼れない・・・」
「SNS広告をとりあえず始めてみたけど、結果が出ない・・・」
毎日の話題にあがるほど、日常の一部であるSNS。もはや生活のインフラと言っても過言ではないですが、それは販促やマーケティング活動においても変わりません。中でも、SNS広告の存在感は無視できないものになっています。
SNS広告には華々しいイメージがあるかもしれませんが、使い方を理解できていないと、成果がでないまま予算だけが消えていくことも珍しくありません。
広告のプロが執筆するデジプロコラムが、そんなSNS広告に対する悩みを解消していきます。
実は、SNS広告には圧倒的な存在感を放つ四天王がいます。
この記事で取り上げるのは、SNS広告四天王の一角である『Twitter広告』について。まずは概要編からスタートしましょう。Twitter広告の専売代理店で、現場責任者をしていた私が優しく解説してまいります。
この記事を読むとTwitter広告への理解だけではなく、Twitter自体への認識を正しく持つことができます。
Twitterって、ただ日常での出来事を垂れ流すだけの場所じゃないんです。
目次
Twitter広告とは?
Twitterは、米カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くTwitter, Inc.のサービスです。
主に「ツイート」と呼ばれる全角140文字以内の文章や画像、動画、URLを投稿できます。
「今さらわかりきったことを・・・」と思われるかもしれませんが、あまり馴染みのない人にとっては「140文字で投稿できるから何なの・・・?」と感じるのではないでしょうか。
“井戸端会議”を世界同時につなげてみたら、Twitterが生まれた
改めてTwitterとは、一体何でしょうか。Twitter,inc.の公式サイトを見てみると、以下のように書いてあります。
「世界で今起きていること、人々が話していることをリアルタイムで映します」
https://about.twitter.com/ja.html
これが現状のTwitterの定義になります。あらゆる場所での会話や出来事が”今”起きている場所になるわけです。
わかりやすく言うと、”井戸端会議”です。
井戸端会議とは、井戸の周りで水くみや洗濯をしながら、その場にいる人と噂話を楽しむこと。転じて、主婦たちが家事の合間に集まってするおしゃべりのことを言います。
Twitterは言うなれば、世界中のあらゆる場所で起きている”井戸端会議”を同時に繋げてみた場所なわけです。
Twitter広告は、世界の井戸端会議に広告が出せるよ!ということなのです。
疎まれがちな広告でも、話題のネタになるような広告であれば大きな拡散効果が見込めます。
Twitterって誰が使ってるの?
ユーザー数
Twitterに訪れる人は、毎月4,500万人(2019年時点)ほどいます。SNSの中では、毎日のコミュニケーションで使われているLINEに次ぐ人数となります。
性別・年代
すべての年代において、男女比はほぼ半々です。年代別の利用率では、若年層に広く普及しています。
高い若年層の利用率・時間の長さ
ちなみにTwitterは、実は学生の約9割が利用しているサービスです。
情報収集をする場として、最適なSNSだからです。
また、10代・20代は毎日平均して60-90分Twitterで過ごしているというデータもあります。
関連:Twitter利用者の4割以上が、アンケート投稿に回答
Twitter広告ってどんなときに使うの?
Twitter広告では、様々な目標が選べます。
よく使われる目標は以下の3つです。
①アプリインストール
Twitter利用者の多くはスマートフォンからアクセスしています。そのため、スマートフォンアプリとの親和性が高く、アプリのインストールに適した広告となります。
②ウェブサイト訪問を増やす
ウェブ広告でもっとも使われるのはウェブサイトへの誘導目的です。とくにTwitterは、井戸端会議のようなカジュアルな会話が多く発生する場所なので、消費者向けのサービスとの親和性が高く、効果が見込めます。
③フォロワー数を増やす
Twitterにはフォロー/フォロワーという機能があります。
気になった人をフォローすることで、その人の投稿を常に閲覧できます。
フォロワー数が増えると、広告を出さずとも常に自分の投稿を見てくれる人が増えるので、長期的に見て広告予算の削減が狙えます。
上記3つ以外の目標設定も可能です。詳しくは以下の画像を御覧ください。
Twitter広告の4つの特徴
若年層向けのサービスに強い
若年層に広く深く使われているTwitter。当然、若年層を対象としたサービスで効果を発揮します。最近では、若年層のGoogleやヤフーでの検索離れが進んでおり、Twitterを通して情報を得る人も増えているため、若者向けサービスにおすすめです。
エンタメ系のサービスに強い
Twitterはカジュアルな会話が発生しやすい場所です。余暇時間に閲覧されることが多いので、エンタメ系サービスとの親和性が非常に高い。具体的には、マッチングアプリや、マンガ、ソーシャルゲームなどの広告効果が高い傾向があります。
リアルタイムに届けられる
Twitterユーザーは、知りたい情報をすぐに知りたいときに、Twitterに訪れます。
そのため、時流に合わせられると、広告効果が出やすい傾向があります。
拡散されると、広告費用以上に届けられる
Twitterには「リツイート」という拡散機能があります。投稿がリツイートされると、リツイートをしたユーザーにまで投稿が届く機能です。Twitter広告は自分が広告を出したユーザー以外に届いても課金されない仕様になっているため、広告が拡散された場合は広告費用以上の効果が見込めることとなります。
Twitter広告ってどのくらいお金がかかるの?
Twitter広告は、広告料金が明確には決まっていません。オークション形式で広告の金額が決まります。自分で予算を設定し、その範囲内の中で広告を配信していきます。
難しく感じるかもしれませんが、1日の予算設定ができるので、予算に応じた広告運用が可能です。料金の詳しい決まり方や種類については、今後別の記事で解説していきます!
Twitter広告はカジュアルで、リアルタイム
今回の記事では、Twitter広告の概要を解説してきました。
今回話したようなTwitterの特性は、Twitter広告を使用していく上で理解が必須の情報となります。この記事の内容を知っているか知らないかで、効果に雲泥の差が出てきます。Twitter広告の細かな使い方については、また別の記事で解説していきますね。
実践的なTwitter広告の使い方を学びたい方へ
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