最近ではネットからの集客を検討する企業がほとんどです。
ネット上の集客方法はさまざまですが、その1つとして挙げられるのが「リスティング広告」。
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて画面上に表示される広告のことを指します。
見込みの高いユーザーに絞り、予算を抑えて効果的にアプローチできるのが強みです。
リスティング広告を導入する企業が増加しているため、未経験からリスティング広告運用への転職を検討している人も少なくありません。
そこで今回は、リスティング広告運用への転職に必要なスキルな仕事内容、転職を成功させるコツなどを紹介します。
本記事をご覧いただければリスティング広告運用への転職方法が具体的に分かるようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
リスティング広告運用への転職をおすすめする理由
リスティング広告運用への転職をおすすめする理由は以下の3つです。
- Web広告市場全体が伸びている
- 在宅案件が多く自由な働き方を実現しやすい
- 実務経験を積めば独立・起業につながる
一つずつ解説します。
Web広告市場全体が伸びている
株式会社電通が「2021年 日本の広告費」を発表した結果、インターネット広告費は2兆7,052億円にもおよぶことが判明しました。
前年比の121.4%で、以下の4媒体を合算した広告費用を初めて上回ったのです。
- 新聞
- テレビ
- ラジオ
- テレビメディア
インターネット広告費が増加した背景として挙げられるのが新型コロナウイルス感染症。
新型コロナウイルス感染症の流行により、外出を制限する人が増えてきました。
その結果、自宅でYouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを利用する人が増加傾向にあります。
また、Amazonや楽天などのECプラットフォームを利用する人も増加したことで、インターネット広告の需要が高まったのです。
現在(2022年4月)も、新型コロナウイルス感染症の影響によって人々のライフスタイルは変化しています。
そのため、今後もインターネット広告の需要はますます拡大していくでしょう。
在宅案件が多く自由な働き方を実現しやすい
朝早く起きるのが苦手な人や会社までの通勤距離が長くてストレスとなっている人も少なくありません。
リスティング広告運用は、パソコンさえあれば場所の制限なく、どこでも仕事ができます。
通勤する必要もないので、朝の時間に余裕ができて自分の働きやすい環境で仕事が可能です。
その結果、生産性が向上して仕事へのモチベーションを高く維持できます。
実務経験を積めば独立・起業につながる
最近では、会社に属すことなく独立したり起業したりする人も増えてきています。
独立や起業は才能がないとできないと思っているかもしれませんが、そんなことはありません。
実は、リスティング広告運用でも実務経験を積めば、フリーランスとして独立したり起業したりすることも十分に可能です。
独立や起業をすることで、これまで以上に自由な働き方が実現でき、給料アップにもつながります。
将来的に「独立したい」「起業したい」などの明確な目標があれば、リスティング広告運用がおすすめです。
リスティング広告・Web広告業界への転職は大変なのか
一般的に、リスティング広告やWeb広告業界への転職は大変と言われています。
その理由は、ほかの職種に比べてハードワークだからです。
リスティング広告運用では、クライアントの広告運用業務のほかに以下のような業務があります。
- プランニング業務:目標とするコンバージョンの設定やターゲットとなるユーザーの調査
- 新規アカウント構築業務:新たなアカウント作成時に「キャンペーン」や「キーワード」などの設定
- レポーティング業務:広告運用した後にどのような成果が現れたのかについて報告
これらの業務を複数の案件と同時に進行させることがほとんどです。
そのため、業務量が多く、必然的に勤務時間が長くなります。
しかし、リスティング広告運用は大変なだけではありません。
以前に比べて売上を伸ばすことができれば、クライアントから感謝されたり成長を実感できたりするなどのやりがいもあります。
リスティング広告・Web広告業界への転職は大変ですが、いかにやりがいを見出せるかが重要です。
リスティング広告運用に携われる転職先
リスティング広告運用に携われる転職先は以下の3つです。
- 広告代理店
- ハウスエージェンシー
- 事業会社(インハウス)
順番に解説します。
広告代理店
広告代理店とは、クライアントの広告を代理として運用する会社のことです。
以下のような広告を主に運用します。
- Web
- 新聞
- テレビ
- ラジオ
広告代理店の企業と言えば、一度は聞いたことがある有名企業が多いです。
- 電通
- 博報堂
- サイバーエージェント
さまざまな広告の運用に携わることができるので、広告の知識やノウハウが身につきます。
また、自身のデータ分析に基づき広告を運用してクライアントの成果につながった場合には、大きな達成感が味わえるでしょう。
しかし、クライアントから広告の運用を任せられているので、必ず成果を出さなければいけないという責任感があります。
成果を出すために膨大な量のデータを分析したり資料を作成したりと、あらゆる工夫をして運用の効果を高める必要があります。
ハウスエージェンシー
ハウスエージェンシーとは、親会社の広告運用を行っている企業のことを指します。
以下のような企業が有名です。
- 株式会社デルフィス(トヨタ自動車株式会社)
- 株式会社アイプラネット(三菱電機株式会社)
- NTTアド(NTT)
ハウスエージェンシーは有名企業が親会社としてあるので、給与面や福利厚生面での待遇に期待できます。
また、業務がある程度ルーティーン化しているので、仕事に慣れればワークライフバランスも保つことが可能です。
しかし、ハウスエージェンシーはクライアントが親会社のみとなってます。
そのため、自分の成長が実感しづらい場合があります。
また、広告運用の方針が既に構築されているので、新しいことに挑戦できないのもデメリットと言えるでしょう。
事業会社(インハウス)
事業会社(インハウス)とは、社内で広告を運用していく企業のことです。
事業会社で働くことによって広告の運用だけではなく、あらゆる業務を経験できます。
特に従業員が少ない中小企業などは、業務に対しての自由度が高いのもメリットです。
一方で、さまざまな業務を一人でこなさなければいけないので、慣れるまでは残業が当たり前となってしまう可能性があります。
なお、広告代理店やハウスエージェンシーと比べて運用担当者が少ない事業会社は、業界経験の少ない未経験者での転職がやや難しい傾向です。
リスティング広告運用担当者の平均年収
リスティング広告運用の平均年収は、約400〜500万円です。
未経験の場合には約300〜400万円。
企業や役職によって提示する給与は異なるので、自分の条件に合った企業を見つけましょう。
リスティング広告運用に必要なスキル
リスティング広告運用に必要なスキルは以下の5つです。
- オペレーションスキル
- 予算設計
- 広告文を考えるライティング力
- 分析・解析力
- コミュニケーション力
順番に解説します。
オペレーションスキル
オペレーションスキルとは、広告アカウントの構築や入稿作業・広告管理画面の設定などのスキルです。
リスティング広告運用にとって基本のスキルとなります。
予算設計
リスティング広告運用では、クライアントの予算と要望を踏まえた上で予算設計を行います。
予算設計の段階で今後の成果が決まるといっても過言ではないので、非常に重要なスキルです。
広告文を考えるライティング力
リスティング広告で成果を出すためには、クリックしたくなるような文章を考える必要があります。
そのために、なるべく端的で分かりやすい文章にしたり、数字を用いて興味を持たせたりするなどのライティング力も欠かせません。
分析・解析力
リスティング広告運用は、1回でうまくいくことはほとんどありません。
データの分析や解析結果をもとに、仮説を立てて実際に検証するPDCAの繰り返しが必要です。
そのため、あらゆる実験データの分析や解析をするスキルが重要になってきます。
コミュニケーション力
リスティング広告運用は膨大なデータを解析するので、担当者同士の連携が重要です。
また、クライアントからの要望をヒアリングして解決策となる提案も行うので、コミュニケーション力は欠かせません。
未経験からリスティング広告運用への転職を成功させるコツ
未経験からリスティング広告運用への転職を成功させるコツは2つあります。
- 転職エージェントを活用する
- Webマーケティングスクールに通う
一つずつ解説します。
転職エージェントを活用する
転職エージェントとは、転職を希望している人と人材を募集している企業をマッチングしてくれるサービスです。
転職エージェントは基本無料で利用できます。
履歴書の添削や面接対策なども実施してくれるので、初めて転職活動を行う人でも安心です。
求人サイトには掲載されていない非公開求人も紹介してくれるため、自分に合った転職先を見つけることができます。
転職エージェントは数多くあるので、複数のサービスを利用してみましょう。
Webマーケティングスクールに通う
Webマーケティングスクールに通うのもおすすめです。
Webマーケティングスクールでは、リスティング広告運用のほかに以下のような内容も学ぶことができます。
- ディスプレイ 広告
- SNS 広告
- Google 広告
- Yahoo 広告
- データ分析
冒頭でも述べたとおり、最近ではテレビや新聞などの広告に比べてWeb広告市場全体が伸びています。
そのため、Webマーケティングスクールに通う人も増えてきました。
Webマーケティングスクールのメリットは、短期間で効率よくスキルが習得できる点です。
同じ志を持った仲間もいるので、切磋琢磨しながら学ぶことができます。
Webマーケティングスクールを選ぶ際には、転職までサポートしてくれるスクールを選びましょう。
リスティング広告業界へ転職するならWeb広告特化型スクール「デジプロ」へ
デジプロは、実務で使えるスキルが習得できるWebマーケティングスクール。
基礎的なスキルから現場で使えるスキルまで学ぶことができます。
未経験からリスティング広告業界に転職したい人にもぴったりなWebマーケティングスクールです。
リスティング広告運用を実践フローで習得
デジプロでは、リスティング広告のアカウント構築から分析・入札までを実践フローで習得可能です。
現役Webマーケターが直接講義を行ってくれるので、分からないことがあってもいつでも質問できます。
必要なWeb広告プロダクトも全て網羅
デジプロでは、リスティング広告はもちろん、ほかのWeb広告プロダクトも全て網羅されています。
学習することのできるWeb広告プロダクトは以下の通りです。
- リスティング広告
- Google 広告
- Yahoo!広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- 動画広告
- ディスプレイ広告
そのほかにもGoogle アナリティクスなどのデータ分析も学ぶことができます。
転職サポートも充実
デジプロは転職サポートも非常に充実しています。
以下のサポートを受けることが可能です。
- 書類添削
- 面接対策
- 求人紹介
- キャリア相談
- 現役Webマーケターへの相談
生徒一人ひとりに現役のWebマーケターがパーソナルトレーナーとして進捗サポートを行うメンター制度も導入しています。
そのため、Web業界未経験の人でも2ヵ月間で圧倒的な成長を遂げることができるのです。
全国11ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
デジプロでは全国11ヵ所で通学授業にも対応しています。
- 東京(渋谷)
- 埼玉(大宮)
- 千葉(津田沼)
- 神奈川(横浜)
- 名古屋
- 大阪
- 神戸
- 広島
- 福岡
- 北海道
- 仙台
全てオンラインで完結するWebマーケティングスクールも珍しくありません。
オンラインでの授業は自分の好きな時間や場所に合わせて授業を受けることができるというメリットがあります。
しかし、相談ごとがあってもレスポンスまで時間がかかり、モチベーションを維持するのが難しいというデメリットもあるのです。
通学授業ではそれらのデメリットが解消されるので、オンライン授業よりも充実した学習ができます。
デジプロ受講後に転職を成功させた受講生多数!
デジプロ受講後に転職を成功させた受講生は多数存在しています。
出典:飲食店の接客業務からマーケッターに転職!課題で作ったプランニングシートが役に立った
飲食店の接客業務をしていた多和田さんは、Webマーケターに転職を希望していました。
しかし、未経験ということもあり、書類選考でさえ通らなかったようです。
転職活動に行き詰まりを感じていたときに偶然、デジプロ卒業生のYouTubeを視聴したことがキッカケで受講しました。
学べば学ぶほど知識やノウハウが身につくので勉強するのが楽しくなり、無事に転職に成功したのです。
現在はアカウントプランナーとして働いています。
また、フリーランスWebライターとして働いているHさんはWebマーケターに興味を持ったことがキッカケでデジプロを受講。
受講前は20社に応募しても書類通過したのは2社だけという結果に不安を抱えていました。
しかし、受講後は自己PRに書ける内容が増えたことで面接に進む頻度が増えて、Webマーケターへの転職が成功したのです。
未経験であってもデジプロを受講することで転職を成功させることは十分可能です。