最近では、副業を始める人が増えてきました。
Webデザイナーや動画編集のような自分のスキルや経験を活かして副業を行う人もいれば、ウーバーイーツのような未経験でも可能な仕事を副業とする人もおり、十人十色です。
現代において非常に身近になりつつある副業ですが、副業を始めたくてもやり方がわからないという人も少なくありません。
また、副業を始めることで、生活にどのような変化が訪れるのでしょうか。
そこで本記事では、副業の始め方や副業を始めることのメリット・デメリットなどについて解説します。
これから副業を始めようか検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
副業を始める人が増加している背景
副業を始める人が増加している背景として挙げられるのが、終身雇用制度の崩壊です。
これまでの日本では、倒産や経営状況が著しく悪化しない限り、企業が従業員を解雇することはなく、定年になるまで雇い続ける終身雇用制度が採用されていました。
そのため、正社員として採用されれば、定年までの生活が保証されるというのが日本人の一般的な考え方だったわけです。
しかし、現在は少子高齢化による労働人口の減少により、日本全体の景気は下がる一方となっています。
2019年には、大企業であるトヨタ自動車株式会社の豊田社長が、「終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と明言しました。
大企業であっても将来安泰ということは一切なく、会社だけに依存するのは非常にリスクのある状態なのです。
また、医療技術の発達により、最近では「人生100年時代」ともいわれていますが、日本の人口は減少の一途をたどっているので、いつ年金制度が破綻してもおかしくありません。
これらのことから、老後もお金に心配することなく安らかに暮らしていくためにも、将来に備えて副業を始める人が増えてきているのです。
副業を始めることのメリット
副業を始めることで得られるメリットは以下の3つです。
- 収入が増加する
- スキルや経験を積める
- 独立や起業に役立つ
順番に解説します。
収入が増加する
あたりまえのことですが、副業を始めることで本業以外の収入が入るようになるので、収入の増加が期待できます。
毎月5万円の副業収入があるだけでも、年間60万円の収入増加です。
もちろん、お金が全てではありませんが、お金があることで精神的にも余裕が生まれます。
収入が増加することでお金の使い道が広がるので、自分の趣味に費やしたり貯蓄に回したりするなど、使い方次第では、これまで以上に生活が豊かになることは間違いありません。
スキルや経験を積める
本業では基本的に会社からの指示に従わなければいけないので、自分が興味のない業務を任せられて、仕事に対してやりがいを感じていない人も少なくありません。
副業では、興味・関心のある仕事を自分で選べます。
案件をこなしていくうちにスキルや経験も必然的に積めるようになるので、スキルの向上はもちろん、キャリアアップにも期待ができるのです。
独立や起業に役立つ
会社員として働いている人のなかには、将来的に独立や起業を考えている人もいるはずです。
副業では、案件ごとにさまざまなクライアントと交流しながら仕事を進めていきます。
人脈を広げることができるので、業界の最新情報を共有したり案件を紹介してもらったりするなど、副業は独立や起業する際にも非常に役立つのです。
将来的に独立や起業を検討しているのであれば、副業を選択肢の一つとして検討してみてください。
副業を始めることのデメリット
副業を始めることのデメリットは以下の3つです。
- 本業に支障をきたす恐れがある
- プライベートの時間を割く必要がある
- 確定申告が必要な場合がある
一つずつ解説します。
本業に支障をきたす恐れがある
副業は本業の空いている時間を活用して行います。
本業と同様に、副業にも締め切り日や納期があるので、副業の予定を入れすぎてしまうと、寝不足によって本業に支障をきたしてしまう恐れがあるのです。
特に副業をはじめたての頃は、自分のリソースを把握できていない人が多いので、無理しない範囲で副業をスタートするなど配慮が必要です。
プライベートの時間を割く必要がある
副業はプライベートの時間を割いて行います。
副業を始めることで、これまで趣味や家族に費やしていた時間が副業に充てる時間へと変わるため、休日も休めないと感じてしまうはずです。
その結果、収入の増加に比例してストレスも増えていきます。
副業はスケジュール管理が非常に重要になってくるので、メリハリをつけることが大切です。
確定申告が必要な場合がある
副業の所得金額が年間20万円を超えている場合には、1年間の所得を税務署に報告する「確定申告」が必要です。
確定申告を行わないと、無申告加算税や延滞税など、納めなければいない税金が増額するペナルティが発生します。
そのため、定期的に自分が副業で稼いだ金額を確認しておきましょう。
確定申告の期間は、翌年2月16日から3月15日までの間と、毎年定められています。
これまで会社員として働いてきた人の多くは、確定申告のやり方が分からないという人も少なくありません。
そんなときには、税務署や税理士に相談しましょう。
副業の始め方
実際に副業を始めるのであれば、以下の3ステップを意識しましょう。
- 副業で達成したい目標を決める
- 副業にする仕事を決める
- 実際に案件を探す
順番に解説します。
副業で達成したい目標を決める
副業によってどのようなことを達成したいのか、具体的に決めましょう。
副業を始める人も毎年増えてきていますが、同時に挫折して辞めてしまうという人も大勢います。
副業は始めるジャンルによっても大きく異なりますが、本業の合間に自身のプライベートの時間を削って行うので、これまで以上に自由な時間がなくなります。
本業と同様に納期や締め切り日もあるので、徹底したスケジュール管理が求められ、イレギュラーな事態が発生した場合には夜遅くまで稼働することも珍しくありません。
その結果、本業との両立が難しいと感じてしまい、途中で挫けてしまうのです。
しかし、副業で達成したい明確な目標があることで、どんなに大変で辛くても諦めずに成し遂げることができます。
「毎月5万円稼ぐ」「副業で稼いだお金で旅行に行く」などの具体的な目標を決めましょう。
最初からあまりにも大きな目標を掲げてしまうと、達成するまで時間がかかってしまうので、小さな目標から設定するのがおすすめです。
副業にする仕事を決める
先ほども説明した通り、副業といっても動画編集やプログラミング・ウーバーイーツなど、さまざまな種類があります。
多種多様にあるので、どの仕事を副業にすればいいのか悩む人も多いはずです。
副業は主に「時間労働型」と「成果報酬型」の2つに分かれています。
- 時間労働型:働いた分だけ報酬が支払われる
- 成果報酬型:何かしらの成果が発生した場合に報酬が支払われる
時間労働型の仕事としては、飲食店のアルバイトやウーバーイーツのような配達スタッフなどが挙げられます。
すぐに働いて報酬を得たいのであれば、時間労働型がおすすめです。
しかし、1日の労働時間が長く、思った以上に稼ぐことができません。
一方、成果報酬型の仕事は、動画編集やプログラミング・Webライターなどの在宅ワーク可能な仕事がほとんどです。
ある程度のスキルや実績がないと未経験から始めるのは難しいですが、時間労働型の仕事に比べて報酬が高く、自分の好きな時間に働くことができます。
どちらの形態もそれぞれ特徴があるので、自分に合った仕事を選びましょう。
スキルや実績を積んでキャリアアップにつなげたいのであれば、成果報酬型の仕事がおすすめです。
実際に案件を探す
副業にする仕事が決まったら、実際に案件を探します。
案件を探す方法としては、以下の4つが代表的です。
- 副業エージェント
- クラウドソーシングサービス
- 友人からの紹介
- SNS
それぞれの特徴を表にまとめてみました。
副業エージェント | ・専任のアドバイザーがスキルや経験を考慮した上で案件を紹介してくれるので、効率的に案件を探せる ・非公開求人も豊富にあるので、高単価な案件に期待できる ・福利厚生サービスが充実しているエージェントもある ・希望と異なる案件を紹介されることがある ・良くも悪くも担当者によって大きく異なる ・エージェントによって紹介してもらえる案件数が違う ・マージンが発生するので、実際に受け取る報酬が少ないと感じる ・住んでいるエリアによって、サービスが受けられないことがある |
クラウドソーシングサービス | ・案件数が豊富にあるので、自分に合った案件が選べる ・履歴書や職務経歴書などを用意する必要がない ・クライアントと契約が成立したら、すぐに業務を始めることができる ・利用料として、手数料が20%ほど差し引かれる ・1件あたりの案件相場が安い ・クラウドソーシングサービスを利用する人が増えてきているので、競争率が非常に高い |
友人からの紹介 | ・お互いのことをよく知っているので、気兼ねなく仕事ができる ・派生してほかの仕事を紹介してもらえる可能性がある ・パートナーとして非常に心強い ・分からないことがあっても気軽に聞ける ・仕事での達成感を感じやすい ・お金の交渉がしにくい ・気をつかってしまい、追加の業務をお願いされても断りにくくなる ・仕事に対する考え方や進め方が合わず、関係に亀裂が入ることがある |
SNS | ・SNSなので、誰でも気軽に応募できる ・相手の投稿から、どんな人物なのかを把握した上で応募できる ・有名なインフルエンサーから仕事を獲得できることがある ・怪しい案件に応募してしまい、個人情報が抜き取られる危険性がある |
案件を探す方法には、それぞれメリット・デメリットがあります。
副業をはじめたての頃は、案件探しに苦戦する方も多いので、実際に全て試してみるのがおすすめです。
Webマーケティング分野で副業を検討するのであれば「デジプロ」
これから副業を始めるにあたって、「将来的に需要のあるスキルを活用した副業をしたい」「在宅でもできるような副業を始めたい」と考える人も多いはずです。
そんな人におすすめなのがWebマーケティングです。
Webマーケティングであれば、今後もさらに需要の拡大が期待できます。
在宅ワーク可能な案件も多く、自分の好きな場所で働けるのもメリットです。
ここでは、Webマーケティング分野で副業を始めたい人におすすめのWebマーケティングスクール「デジプロ」についてご紹介します。
デジプロの特徴は以下の4つです。
- 主要Web広告プロダクトを実践フローで習得
- 講師は全員プロの現役マーケター
- 全国12ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
- 求人紹介など転職サポートも充実
順番に解説します。
主要Web広告プロダクトを実践フローで習得
デジプロでは、Webマーケティングの基礎であるリスティング広告やディスプレイ広告などのWeb広告プロダクトを実践フローで学べます。
本や講座ではなく、実践フローで学習することによって、はるかに効率よく知識やスキルを身につけることが可能です。
講師は全員プロの現役マーケター
デジプロに在籍している講師は、全員プロのマーケターです。
講師のなかには、GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントでMVPを複数回受賞したコンサルタントなどの肩書を持った猛者も多数在籍しています。
実績のある講師によって、2ヵ月という短期間でも成長できる環境が用意されています。
全国12ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
多くのWebマーケティングスクールでは、オンラインでのみ対応しているケースがほとんどですが、デジプロでは通学授業にも対応しています。
通学授業によって、分からないことがあってもすぐに講師に相談できるため、効率的な学習が可能です。
また、生徒同士で切磋琢磨しあうことで、学習に対するモチベーションを維持できます。
現在、通学授業に対応しているのは以下の全国12ヵ所です。
- 渋谷
- 大阪
- 福岡
- 千葉
- 神戸
- 大宮
- 横浜
- 広島
- 名古屋
- 北海道
- 仙台
- 福井
今後も順次拡大を予定しており、オンラインプランも用意しているので、自分に合った学習スタイルを選びましょう。
求人紹介など転職サポートも充実
未経験の状態から副業としてWebマーケティング業務を行うのが不安なのであれば、一度転職するのもおすすめです。
デジプロでは、転職を検討する方に向けてのサポートも実施しており、元採用責任者とマンツーマンの面談が可能です。
履歴書の添削や面接対策などを中心に行います。
また、Webマーケティングの求人が豊富な転職エージェント「マスメディアン」と業務提携しているので、自分にぴったりの企業が見つかるはずです。
サポート期間は無期限のため、転職したいと思ったタイミングで利用しましょう。