【入門書籍】沈黙のWebマーケティングとは?要約と書評を解説!

書籍

沈黙のWebマーケティングはどのような内容が学べる本なんだろう?

沈黙のWebマーケティングは初学者にも分かりやすい書籍だろうか?

Webマーケティングを職業とする人の多くが、一度は手にとる書籍「沈黙のWebマーケティング」。

特に、未経験からWebマーケティング職へ転職や転身を考えている方は、上記のように購入する前に一度どのような内容なのか知りたいですよね。

そこで今回は、沈黙のWebマーケティングの要約・書評を紹介します。

最後までお読みいただければ「沈黙のwebマーケティング」のことが分かり、Webマーケティングへの理解につながります。

沈黙のWebマーケティングとは?

沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—アップデート・エディション

沈黙のWebマーケティングは、株式会社ウェブライダー代表取締役の松尾茂起が執筆した、マーケティングノウハウを学べる書籍です。

気になる方はこちらから(Amazonに遷移します。)

Amazonのレビューが650を超え(2021年12月時点)、10万部以上を売り上げるマーケティング本として、多くの方がマーケティング知識を身につけるために読んでいます。

「沈黙のWeb~」シリーズ最大の特徴は、難しいマーケティングの内容を、誰でもわかりやすくマンガ形式で作成されていることです。

また最初から最後までストーリー仕立てになっているので、マーケティング未経験者でも頭に入りやすい構成となっております。

本書を読み終えることで、Webマーケティングの考え方がわかり、マーケティングに対してより興味が湧くのではないでしょうか。

書名 沈黙のWebマーケティング アップデート・エディション -Webマーケッター ボーンの逆襲-
著者 松尾茂起
発売日 2020年10月1日
出版社 MdNコーポレーション
単行本 496ページ
定価 2,420円(本体2,200円+税10%)

沈黙のWebマーケティングの目次

  • Episode1:夜明けのSEOペナルティ解除
  • Episode2:偽りと本質のWebデザイン
  • Episode3:Webライティングは二度輝く
  • Episode4:逆襲のSWOT分析
  • Episode5:コンテンツSEOの誘惑
  • Episode6:コンテンツマーケティングの攻防戦
  • Episode7:真実のソーシャルメディア運用
  • Episode8:G戦場レンタルサーバー
  • Episode9:さらばボーン!沈黙の彼方に!
  • 炎の中の真実~EPILOGUE~

沈黙のWebマーケティングの要約

書籍とコーヒー

Webマーケターである「ボーン・片桐」がオーダー家具の販売会社「マツオカ」のWebサイト立て直しを請け負うところから、この本の物語は始まります。

ストーリーが進む過程で、Web集客で必要な考え方や手法を体系的に学べます。

本記事では、書籍の内容をかいつまんでお伝えします。

Webサイトに重要なデザインの本質とは?

Webマーケティングの仕事をすると、避けて通れないのがWebサイト。

Webサイトには、構築や運用代行、サイト制作などの仕事があります。

そのWebサイトにおいて重要なデザイン。

本書のなかで、ボーンはWebサイトの目的・デザインの本質を「マツオカ」のWebデザイナーである高橋に問いかけます。

Webサイトはどれだけデザインが良くても、商品やサービスのストーリーが伝わらないとお客様には届きません。

ですので、まずはWebサイト上で何を知りたいかを考える、そしてコンテンツファースト・スマートフォンファーストのデザインを心がけることを伝えています。

Webデザイナーは、自分が作りたいものを作るのではなく、お客様が求めているものを読み取って形にする仕事ということがわかります。

感情を動かすコンテンツとは?

「マツオカ」のWebサイトがユーザー目線を意識して生まれ変わり、少しずつ家具の売上も回復しましたが、検索順位が上がらないことに不安を覚えます。

そこで、「マツオカ」のめぐみ、高橋、吉田は、コンテンツの力で外部リンクを増やし、サイトの検索順位をあげる施策を考えつきます。

コンテンツの本質は、コミュニケーションのきっかけを作るものです。

人は面白いと感じたものがあると、誰かほかの人に共有したくなり、それがコミュニケーションにつながります。

しかし、面白いコンテンツを作るのは難しく、誰かを笑いものにしたり、不幸にしてしまうコンテンツを作ってしまうこともあります。

ですので、本書でおすすめされているのは、「面白い」コンテンツではなく「興味を惹く」コンテンツを作ることです。

さらにユーザーの共有したい気持ちを高めるために、誰もが興味を持つ「社会的関心度」の高いジャンルを扱うことをおすすめしています。

このように、人々の心に響くコンテンツを作ることが、シェアにつながり、Webサイトの検索順位改善につながるでしょう。

SNS運用の真実とは?

どんなに素晴らしいコンテンツを作成しても、シェアされなければ、Webサイトの検索順位によい影響を与えることはできません。

ボーンは、「マツオカ」のコンテンツ露出のためにTwitterの運用を提案します。

Twitterは、ほかのSNSに比べて拡散力があります。

また「いいね」や「メンション」などのフィードバック方法の種類も多く、フォロワーとより密なコミュニケーションをとることが可能。

フォロワーが少しずつ増えてコミュニケーションがとれたら、しっかり聞き役に回り、自分の声が届くフォロワーを大切にしていきます。

Twitterを含むSNSは、フォロワーの数が重要という声を聞きますが、実はそこまで重要ではありません。

それよりも、フォロワーとコミュニケーションをとって、誠実な対応を心がけることがWebマーケティングには必要です。

沈黙のWebマーケティングの書評

沈黙のWebマーケティングは、初心者に限らず全てのWebマーケターが何度読んでも、毎回気づきを得られる書籍です。

各ツールや専門用語の基礎内容はもちろん、「そもそも」や「なぜ」のようにWebマーケティングの目的・考え方の解説があります。

そのため、表面的な知識の習得のみならず、Webマーケターとしての基礎力を学ぶのに最適です。

またストーリーがしっかり作り込まれており、マンガと解説で書き分けられています。

エピソードごとの大切なポイントもわかりやすいので、本を普段読まない人もスラスラ読めるでしょう。

沈黙のWebマーケティングは、以下の方におすすめできます。

  • Webマーケティングの基礎を学びたい人
  • これからWebマーケティングの世界に飛び込もうと考えている人
  • SEOを学びたい人

Webマーケティングの初学者には、間違いのない一冊です。

世の中には、さまざまなWebマーケティング関連の本があり、マーケティングの勉強を始めるといろいろな本が気になり始めます。

しかし、いろいろな本に手を出すよりも、まずは「沈黙のWebマーケティング」を読み返すことで、しっかりとした基礎知識を身につけられるでしょう。

書籍で基礎を習得しWebマーケティングスクールで応用力を!

パソコン

沈黙のWebマーケティングで独学をする人は、マーケティング関連部署で仕事をしているか、これからマーケターを目指そうとしている人でしょう。

そのような人にとって、この書籍は基礎知識の定着や仕事で悩んだときのバイブルとして最適です。

しかし、書籍だけでは基礎知識の習得にとどまり、実践で使えるようなマーケティング力を身につけるのは困難でしょう。

そこで、本気でWebマーケターとして転職をしたい人や、Webマーケティングスキルをあげて活躍したい人には、スクールをおすすめします。

本記事で紹介するスクールを例にとってみると、スクールで学ぶメリットは以下です。

  • 実践で使える内容を学べる
  • 人から教えてもらえるので、疑問点があれば質問して解決できる
  • 現役Webマーケターから業界の最新情報を入手できる
  • オンラインでもオフラインでも受講できる
  • 充実した転職サポートで、未経験からでも安心して受講できる

スクールは、高額なイメージがあり躊躇している人もいるかもしれませんが、応用スキルを習得する目的があれば、受講して損はないでしょう。

次章でWeb広告に特化したマーケティングスクール「デジプロ」の特徴を詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてください。

Web広告特化型のスキル習得なら「デジプロ」へ

デジプロ

デジプロは、超実践的なカリキュラムでWeb広告スキルを習得できる、Webマーケティングスクール。

書籍を使った独学では、基礎知識は身につけられますが、実際に現場で使うような応用力までは習得が難しいです。

そこでおすすめするのが、より実践的なスキルが身につき、転職にもつなげられる、Webマーケティングスクールです。

デジプロには、Web広告に特化したスキル習得や現役Webマーケターによる直接講義など、未経験からWebマーケターを目指す方にもおすすめのカリキュラムが用意されています。

Web広告プロダクトを網羅し転職にも活かせる

デジプロでは、マーケティングのなかでもWeb広告に特化したカリキュラムを強みにしています。

具体的には、このような広告プロダクトを学べます。

  • リスティング広告
  • Google 広告
  • Yahoo!広告
  • Facebook広告
  • Twitter広告
  • ディスプレイ広告

それぞれの広告プロダクトを基礎から応用まで、実践フローに基づいて学習でき、データ解析や運用方法までもしっかり習得できます。

Web広告に関して、「知っている」レベルではなく、「運用できる」レベルの内容を学ぶので、転職の際も即戦力人材としてアピールできるでしょう。

業界最前線!現役マーケターから直接指導

デジプロの講師陣は、Webマーケティング業界で現役で活躍しているマーケターです。

GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントでMVPを複数回受賞したコンサルタントなどが在籍しています。

このようなプロのマーケターからマーケティング業界の現状を聞けたり、最新の情報をもとに講義を受けられたりと、実りの多い講義が特徴です。

また講義だけではなく、生徒一人ひとりをサポートするパーソナルトレーナーになってくれるのもポイント。

そのため、継続的な学習のサポートを受けられたり、疑問点が浮かんだ際にはすぐに解消できたりと安心です。

転職エージェントと業務提携し転職サポートにも対応

デジプロでは、転職サポートにも力を入れており、「書類添削」「面接対策」「求人紹介」がプランのなかに組み込まれています。

また2021年7月からは、マーケティング・クリエイティブ人材の求人に特化した転職エージェント「マスメディアン」との業務提携をしました。

それにより、手厚い転職サポートと求人紹介が受けられるようになりました。

未経験分野への転職は、知識やスキルを身につけても不安を感じる方も多いです。

しかし、デジプロのような手厚い転職サポートがあると安心感も大きいのではないでしょうか。

全国11ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)

デジプロは、通学授業に対応している教室が全国11ヵ所にあります。

現在は、渋谷・大阪・福岡・千葉・神戸・大宮・横浜・広島・名古屋・北海道・仙台の11ヵ所で対面講義を実施しています。

Webマーケティングスクールはデジプロ以外にもありますが、その多くはパソコン一つで行うオンライン授業。

オンライン授業は、時間や場所に縛られず自由に講義を受けられるというメリットもあります。

しかし、疑問点をその場で解決しにくい、モチベーションの維持が難しいといった側面も。

教室に通い対面で授業を受けることで、必要な知識を効率よく学習できるでしょう。