Webマーケティングとは?注目を浴びる理由とデジタルマーケティングとの違い
未経験からWebマーケティングを学びたい方向けに「Webマーケティングとは」何か、概要を詳しくご紹介します。また、デジタルマーケティングとの違いやWebマーケティングの歴史、各種施策などWebマーケティングの基礎を分かりやすく解説します。
- Webマーケティングが注目を浴びる理由
- Webマーケティングとは?
- Webマーケティングの歴史を学ぼう!
- Webマーケティングの手法と施策
- 注目記事
- 未経験からWebマーケティング職を目指すならデジプロへ
本記事をご覧の皆さんは「未経験からWebマーケティング業界を目指したいけれど、そもそもWebマーケティングとは、何?」といった状態ではないでしょうか。
専門スキルを保有したWebマーケティング人材は、人手不足の影響から引っ張りだこの状態であり、転職を目指す人が増えています。
また、転職後、柔軟な働き方ができるため非常に人気を集めています。
しかし、いきなりスキルを習得できるほど甘い世界ではなく、まずはWebマーケティングの概要から整理して、一歩ずつ理解していきましょう。
ここでは、Webマーケティングスクール受講者数No.1に輝いた「デジプロ」が、Webマーケティングが注目を浴びる理由と、概要について詳しくご紹介します。
Webマーケティングが注目を浴びる理由
Webマーケティングが注目を浴びる理由は、大きく分けて以下の2つです。
市場規模が右肩上がりで成長
出典:インターネット広告市場に関する調査を実施(2021年)|株式会社矢野経済研究所
上の画像は、株式会社矢野経済研究所が発表したインターネット広告市場規模とその予測を明らかにしたグラフです。
調査によれば、2020年度のインターネット広告市場は2兆1,290億円だったのに対し、2024年度には3兆円を突破すると予測されており、たった4年間で1兆円以上の拡大が見込まれるそうです。
インターネット広告はまさに、Webサイトを中心とするWebマーケティング領域が担う市場ですから、今後の需要も安定的であると想像できます。
人手不足が深刻化
Webマーケティング領域は、今後の需要が期待できる一方、現在深刻な人手不足に陥っています。
マーケティングの専門Webメディア「Agenda Note(アジェンダノート)」が発表した調査によると
リーダー・現場のマーケターが足りていないと回答された割合は、実に「75%」を超えます。
また、マーケティングの教育を担える人材については、90%以上が不足していると回答しています。
このように、今後も成長し続ける市場規模に反して、Webマーケティングを担える専門人材が足りていません。
だからこそ、未経験からWebマーケターを目指す場合にも非常に多くのチャンスがあります!
Webマーケティングとは?
「市場規模が右肩上がりなのに、人材が足りていない」こんな課題を抱えているWebマーケティング業界ですが、それだけにチャンスがあり、スキルさえ習得してしまえば専門人材として活躍できます。
ここでもう一度、Webマーケティングの概要からおさらいしておきましょう。
未経験者がこれからWebマーケティング領域のスキル習得を目指す上では、概要をきちんと理解することで、Webマーケターとしての役割や価値が見えてきます。
Webマーケティングの概要
Webマーケティングとは、Webサイトを中心としたインターネット技術を活用して行うマーケティング活動の総称のことです。
具体的には、Web上で顧客が自社商材を認知してから、興味・関心を持ち、比較検討し、購入に至るまでの流れをWebマーケティング領域が担います。
例えば、検索エンジンで「化粧水 おすすめ」と検索したユーザーは、化粧水の比較サイトを閲覧するかもしれません。
そして、比較サイトにてメーカー各社の化粧水を比べ、好みの化粧水を見つけたらカートに入れて購入します。このような流れは、すべてWebマーケティングが関係しています。
Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い
Webマーケティングと似た言葉に「デジタルマーケティング」があります。
特に初めて耳にする未経験の方にとっては、なにがなんだか分からないですよね。
簡潔にお話しすると、上の画像の通り、Webサイト中心のマーケティング活動をWebマーケティングと呼びます。
一方、デジタルマーケティングはWebサイトのみならず、デジタル領域全体までもカバーするイメージです。
例えば、AIやビッグデータ、CRM(Customer Relationship Management)をはじめ、店頭や公共交通機関、タクシーなどでよく見かける映像表示システム「デジタルサイネージ」などもデジタルマーケティングに該当します。
さらに、デジタル領域を抜け出し、新聞やTVなどマスメディアでのマーケティング活動を「アウトバウンドマーケティング」と呼びます。
Webマーケティングの概要について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
以下の記事には、Webマーケティングの目的や始め方が体系的に解説されており、初心者にもおすすめの内容です。
『Webマーケティングとは?Webマーケティングの基本や手順などについて解説』
Webマーケティングの歴史を学ぼう!
インターネットの普及とともに発展したWebマーケティングの歴史を理解しましょう。堅苦しいことは抜きにして、ざっくりと紹介します!
【1994〜1999年】インターネット黎明期
1994年に初めて「バナー広告」が登場しました。バナー広告とは、インターネット上の広告枠に画像や動画が表示されるWeb広告のことです。
Webサイトに自社の広告を掲載することで、商材の認知や集客につなげるのが目的です。アメリカの大手電話会社がオンライン雑誌に掲載したバナー広告が世界初と言われています。
バナー広告は、紙面の広告とは違い、どれくらいクリックされたのか、どれくらい閲覧されたのかを可視化できる点で、当時は非常に画期的な広告でした。
なお、1995年にはYahoo!が「Yahoo! Search」と呼ばれるWeb検索エンジンを登場させ、その3年後にはロボット型の検索エンジンであるGoogleが誕生します。
【2000〜2003年】インターネット成長期
2000年頃には、ブログが普及し法人だけでなくインターネットを利用した個人の情報発信も活発化します。
検索エンジンに自社のWebサイトを上位表示させ顧客の流入につなげる「SEO(Search Engine Optimization)=検索エンジン最適化」やコンテンツマーケティングという言葉が生まれたのもこの頃です。
また2002年頃には、今や主流となったWeb広告「リスティング広告(検索連動型広告)」も登場し、インターネット広告の土台が築き上げられました。
検索キーワードと紐づいた広告を出稿できるため、ニーズが顕在化したユーザーの集客に効果が期待できます。
【2004〜2009年】インターネット成熟期
2004年頃には、ソーシャルメディアが浸透したことで「ソーシャルメディアマーケティング」が普及し始めます。
また、2007年にはYahoo! JAPANが行動ターゲティング広告のネットワーク配信を開始。
「Cookie(クッキー)」という仕組みを利用し、ユーザーの閲覧履歴から、興味・関心に基づいた広告配信が可能になりました。
これらの広告配信手法は「追跡型広告」や「リターゲティング広告」と呼ばれています。
【2010年〜】インターネット変革期
2010年頃には、これまでも浸透していた「コンテンツマーケティング」が本格化します。
具体的には「オウンドメディア」と呼ばれる自社メディア(SNS・ブログなど)に力を入れる企業が増えました。
自社メディアで見込み顧客のためになるお役立ちコンテンツを発信することで、見込み顧客の課題解決につながるだけでなく、解決策の一つとして自然な形で自社商材を訴求できます。
このように、コンテンツを通して自然にマーケティングを展開する手法を「コンテンツマーケティング」と呼びます。
また、コンテンツマーケティングのように自然な形で広告をアピールできる「ネイティブ広告」といった新しい広告形式も誕生しました。
皆さんもよく見かけることがあるかもしれませんが、記事やニュースなどのコンテンツの間に自然に挿入されている広告のことをネイティブ広告と言います。
2014年以降は、オウンドメディアだけでなく、SNSを通じてユーザーの信頼を獲得する「アーンドメディア」、有料広告を出稿する「ペイドメディア」と3つのメディアの連携で、Webマーケティングを加速する動きが見られています。
これら3つのメディアは「トリプルメディア」と呼ばれ、現代におけるWebマーケティングの主流となりました。
Webマーケティングの手法と施策
なんとなくですが、WebマーケティングはWebサイト上でさまざまな手法を活用して展開するマーケティングだというイメージが湧いてきたかと思います。
それでは具体的に、どのような手法を活用するのか見ていきましょう!
施策 | Webマーケティングの手法 |
---|---|
集客施策 | SEO対策、リスティング広告、SNS広告、アフィリエイト広告、SNS運用 |
接客施策 | UI(ユーザーインターフェーズ)、UX(ユーザーエクスペリエンス)、サイトマップの改善、LPO(ランディングページ最適化)、EFO(エントリーフォーム最適化) |
再来訪施策 | リターゲティング広告、メールマーケティング、SNS運用 |
このようにざっくりとではありますが、施策に合わせてさまざまな手法が存在します。
なんのことだか分からないという未経験者の方も、ここでは細かく理解する必要はありませんのでご安心ください。
まずは、以下の通り3つの施策の役割を覚えることで、Webマーケティングの全体像を理解できます。施策は①→②→③の順に展開されます。
施策 | Webマーケティングの手法 | |
---|---|---|
① | 集客施策 | 見込み顧客を自社に集める施策です。見込み顧客との接点は、検索エンジンやSNS、アフィリエイトサイトなどさまざまで、場所ごとに展開する手法が存在します。 |
② | 接客施策 | 集客施策で集めた顧客に対して、商品やサービスを紹介し、スムーズな購入につなげる施策です。 |
③ | 再来訪施策 | 一度商品やサービスを購入した顧客に対して、リピートを促す施策です。 |
例えば、Webマーケティングではありませんが、以下のように実店舗で例えると分かりやすいですね。
店舗のチラシを配る(①集客施策)→来店したお客様に商品をすすめる(②接客施策)→商品を購入したお客様にDMでお買い得情報を配信する(③再来訪施策)
このような①〜③の施策をWeb上で行うのが、Webマーケティングとなります。
施策ごとのWebマーケティング手法について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
『【施策別】Webマーケティングの種類12選!転職や独立に活かすならどれがおすすめ?』
本記事では、以下の内容をお届けしました。未経験からWebマーケティング業界を目指す上での第一歩として、土台となる基礎知識だけを紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。
- Webマーケティングの概要
- Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い
- Webマーケティングの歴史
- Webマーケティングの手法と施策
注目記事
例えば、上記のようなレイアウトで、各サムネイル・テキストをクリックすると、以下コラム記事へアクセスできるよう設計。この場合は、下層の固定ページではなく、ダイレクトに個別記事へアクセスする。
・Web広告運用でフリーランスに!仕事内容や将来性、求められるスキルを解説
・Webマーケティングに向いてる人・向いてない人の特徴
・Webマーケティングの主要な資格5選-資格の種類から受験方法まで解説-
・30代未経験からWebマーケティングへ転職するには?Webマーケティング職に未経験から転職した成功事例もご紹介
なお、「その他の記事はこちら >」ボタンをクリックした遷移先としては「注目記事」専用のタグ一覧ページを作成し、投稿記事を一覧で埋め込む想定。
また、どのページを注目記事とするかですが、上記記事に加えて記事からのコンバージョンが発生しているものを優先的に選定されると良いかと思います。
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