Webマーケティングの仕事は、キーワード選定やデータ解析、リサーチなど多岐にわたり、作業範囲が幅広いのが特徴です。
そのため、業務効率を改善するために「Webマーケティングツール」を活用するのが重要なポイントとなります。
しかし、Webマーケティングツールを利用するにあたって、以下のような悩みを持っている人もいるのではないでしょうか。
「Webマーケティングツールは種類が多く、使いどころやタイミングが分からない…」
「これからマーケティング業界を目指すので、業務効率を高められるツールを知っておきたい」
Webマーケティング関連のツールは数多くあるため、各ツールの特徴・用途を全て理解するのは難しいですよね。
そこで本記事では、Webマーケティングの業務効率を改善するツールを、8つのジャンルに分けて紹介します。
本記事を最後まで読むと、Webマーケティングに役立つツールの特徴や活用法を把握でき、実際の仕事にも活用していただけるでしょう。
目次
Webマーケティングツールは目的・用途に応じて使い分けよう!
数多くのWebマーケティングツールがあり、具体的に「どのタイミング」「何のツール」を使えばいいのか分からない人もいるでしょう。
Webマーケティングツールを使用する上でポイントとなるのが、目的・用途に応じて、ツールを使い分けることです。
例えば、今あるデータから数値を読み取りたいのであれば「データ解析ツール」、Webサイト上のユーザーの動きを知りたいのであれば「ヒートマップツール」を使用します。
何のツールを使うかを決める前に、まずはツールを使う目的・用途をはっきりさせましょう。
次章ではWebマーケティングツールを用途別で紹介しているので、自社へツール導入を検討している担当者をはじめ、Webマーケティング完全未経験者も、ぜひ参考にしてください。
Webマーケティングツールの種類について
ここでは、ツールを8種類に分けて、簡潔に紹介します。
自社でWebマーケティングツールの導入を考えている人は、導入する目的を考えながら読み進めてみてください。
また用途別のツールに関しては、次章で紹介します。
ツールの種別 | 特徴 |
データ解析ツール | Webサイトが持つ数値結果を分析し、改善に役立てられるツール。 |
SEO対策ツール | 検索エンジンに上位表示させることで自然流入を増やし、認知や集客に役立てられるツール。 |
SNS分析ツール | Webマーケティングに欠かせないSNS運用を効率化できるツール。 |
競合サイト分析ツール | 競合Webサイトの情報収集ができるツール。 |
ABテストツール | 2つ以上のWebサイトのテキストやUIを比べ、どちらがより多くのクリック率やコンバージョンを得られるかを検証できるツール。 |
情報収集ツール | データ・情報収集を効率化するツール。 |
ヒートマップツール | ユーザーが操作するマウスの動きを視覚的に分かりやすく表示するツール。 |
サイト改善ツール | サイトの現状把握をして、サイト改善に活かすツール。 |
データ解析で導入したいWebマーケティングツール
データ解析ツールとは、Webサイトが持つ数値結果を分析し、改善に役立てられるツールです。
Webマーケティングでは、データから仮説を立てて実行・分析するといった、PDCAサイクルを回してゴールに向かいます。
そのなかで、データ解析ツールは業務効率改善に役立つでしょう。
Google アナリティクス
Google アナリティクスは、Googleが提供するWebサイト解析ツールで、サイト訪問者の行動履歴を把握できるツールです。
ツールを活用することで、Webサイトに訪れたユーザーの行動を把握でき、以下のような分析に活かせます。
- ユーザー属性の把握
- どのページで離脱したのか
- どのページが注目されているか
- AとB、どちらのLPがよりアクセスを集めているか など
Google アナリティクスを使うメリットは、Webサイト・Web広告配信の改善に必要なデータが収集できる点です。
さらに、利用料は完全無料ですので、登録さえすれば自由に使うことが可能。
Google アカウントさえあれば利用きるので、アカウントを持っていない人は最初に登録しておきましょう。
Google サーチコンソール
Google サーチコンソールは、掲載順位や検索ワードを確認するサイト管理ツールです。
このツールでは、以下の内容を確認できます。
- Googleのインデックスに登録できる(※インデックスに登録とは、検索エンジンのデータベース上にWebサイトを登録することです。)
- サイト上の問題を検出してくれる
- どのような検索ワードで、ユーザーがアクセスしているか確認できる
- 表示回数やクリック率を確認できる
- サイト内のページに対して、貼られているリンクを知ることができる
このように、Webページの検索状況やペナルティ情報など、SEO対策に役立つ情報が確認できます。
先に解説したGoogle アナリティクスに対して、Google サーチコンソールは、ユーザーがWebサイトにたどり着くまでの数値をもとに分析と改善を行うツールです。
こちらもGoogle アナリティクスと同様、無料で利用可能です。
AIアナリスト
出典:AIアナリスト
AIアナリストは、株式会社WACULが提供する、AIを使ったWebサイト分析ツールです。
AIが自動でWebサイトを分析し、改善に必要な重要ポイントを教えてくれます。
AIアナリストの特徴は、以下の通りです。
- 35,000サイトを分析したデータ根拠をもとに改善ポイントを提案
- Google アナリティクスと連携して使用
Google アナリティクスでは、表示されたデータをもとに、自分で分析・改善ポイントを出さなければなりません。
しかし、AIアナリストでは自動で分析・改善ポイントの提案をするので、作業効率が高まるでしょう。
AIアナリストの費用には、無料プランと有料プランの2つがあります。
無料プランでは「人工知能の提案」と「解析レポート」を確認でき、AIの提案方針とサイトの数値レポートまで確認可能です。
無料プランを使用してみて、人工知能の提案が役立ちそうと感じたら、有料プランへ変更してみるのがよいでしょう。
SEO対策で導入したいWebマーケティングツール
SEOは、Search Engine Optimizationの略で、「検索エンジンの最適化」という意味です。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、検索結果の上位表示を狙い、ユーザーからの自然流入を増やすことで、認知や集客、売上につなげることを目的としています。
SEO対策では、キーワードの選定や競合サイトの分析、検索順位の確認などやるべきことが数多くあるので、ツールを活用して効率化を図りたいところです。
ここでSEO対策に役立てられるツール3選を紹介するので、参考にしてください。
キーワードプランナー
出典:キーワードプランナー
キーワードプランナーとは、Googleが提供する、キーワード抽出・検索ボリューム確認できるツールです。
Google 広告を使用する人向けに用意されたツールですが、Webコンテンツ作成やSEO記事作成にも幅広く役立ちます。
キーワードプランナーでは、以下のような指標を確認できます。
- どのようなキーワードがインデックスされているのか
- 月間どれくらいの検索数(ボリューム)があるのか
キーワードの検索数を知ることで、どのキーワードで上位表示を目指すのかを検討でき、SEO記事の内容に活かせます。
キーワードプランナーも、ほかのGoogleが提供するツールと同じで、無料で利用可能です。
SEOチェキ
出典:SEOチェキ
SEOチェキは、Webサイトの検索順位を上げるために必要なサイト情報を確認できるツールです。
本ツールのトップページにあるURL入力窓に、対象WebサイトのURLを入力すると、結果をすぐに確認できます。
SEOチェキでは、以下のような項目をチェックできます。
- GoogleとYahoo!における各ページの検索順位
- サイトの発リンク数
- キーワードの出現頻度
- 最終更新日時
- ファイルサイズ
- サイトの読込時間 など
これらのデータを活用することで、検索順位を上げるための情報を得られ、効率よくSEOの改善を行えます。
無料で使えるツールなので、SEOを仕事にしようと考えている人はぜひ活用したいツールの一つですね。
GRC
出典:GRC
GRCは、無料で使える検索順位チェックツールです。
GRC内にURLやサイト名を登録しておけば、簡単に検索順位を確認できます。(キーワードは20個まで無料で使用可能)。
当日の順位はもちろんのこと、過去の順位変化もグラフでチェックできるので、順位の推移を把握するのに役立ちます。
またGRCは、3つの検索エンジン、Google・Yahoo・Bingにおけるそれぞれの順位をグラフで把握できる点もメリット。
実施したSEO対策をメモ機能を使って記録しておけるので、グラフの推移と照らし合わせながら、なぜ順位が変わったかを推測できるでしょう。
SNS分析で導入したいWebマーケティングツール
SNSツールは、Webマーケティングに欠かせないSNS運用を効率化できるツールです。
予約投稿やアカウントの管理、分析などができるので、SNSマーケティングに力を入れる会社には助かるツールでしょう。
Buffer
出典:Buffer
Bufferは、SNSの予約投稿ができるツールです。
SNS運用代行や集客手段としてSNSを活用する企業は、同時に複数のアカウントを扱うことも多く、投稿だけでも多くの時間を費やしてしまいます。
そこで、Bufferの予約投稿機能やアカウント分析機能を活用すれば、SNSマーケティングの業務効率を改善してくれるでしょう。
料金プランは、無料と有料の2種類がありますが、無料の内容でも十分に活用できます。
複数のSNSアカウントを同時に扱っている人や企業には、とても役立つツールでしょう。
Social Insight
Social Insightは、SNS業務を効率化するための分析や運用ができるツールです。
複数のSNSアカウントを同時に予約投稿でき、自社SNSと競合SNSを比較、またアカウント分析をすることも可能。
FacebookやTwitterなどの主要なSNSに対応しており、2,600万以上という日本最大規模のアカウントデータを蓄積しているのがSocial Insightの強みです。
楽天やYahoo! Japan、docomoなどの多くの大企業からの導入実績もあります。
料金プランは、「ビジネス版」と「エンタープライズ版」の2種類が用意されています。
できるだけSNSアカウント運用の作業を自動化したい人におすすめのツールです。
comnico Marketing Suite
comnico Marketing Suite(コムニコ マーケティングスイート)は、企業のSNS運用の業務効率を改善し、安定的な運用サポートをできるように開発されたクラウドツールです。
このツールでは、SNS運用に欠かせない以下の作業をサポートしてくれます。
- 投稿の予約や管理をして作業負荷を軽減
- 自社アカウント状況や他社アカウントを数値で可視化
- ユーザー動向の分析
料金プランは、初期費用10万円と月額費用5万円が基本料金です。
そのほかに、オプションという形で「ユーザー分析」や「アカウントの追加」などがあり、各々のSNS運用状況に合わせて、サポート内容を追加できる仕組みです。
14日間の無料トライアルがあるので、まずはそちらを利用してみてください。
Twitterアナリティクス
Twitterアナリティクスは、自分のTwitterアカウントのデータを収集・分析をできる無料ツールです。
具体的には、以下のような項目を確認できます。
- ツイートが見られた回数
- ツイートがいいねやリツイートされた回数
- プロフィールを訪れた人数
- フォローされた人数
- 月間で一番反応がよかったツイート
このような内容が数値で表示されます。
Twitterアナリティクスを分析することで、ユーザーに求められている内容やユーザーにとって反応のよい内容をツイートする際に役立ちます。
Twitterアカウントを運用している人は、ぜひ活用してみてください。
Instagram Insights
Instagram Insightsは、公式Instagramが提供する分析ツールです。
Instagramをメインで運用している人は、使えるようにしておきたいツールでしょう。
具体的には、以下の内容がチェックできます。
- フォロワーの年齢層や男女比
- フォロワー数の推移
- 投稿ごとのインプレッション
- 投稿からプロフィール閲覧数
Instagramを活用して集客や商品認知を拡大したい人にとって、アカウント運用の仕方やフォロワーの増加は鍵となるでしょう。
フォロワーの年齢層や男女比がわかれば、狙っているターゲットが合っているのかどうか判断するのに役立ちます。
このツールは誰でも活用できるわけではなく、ビジネスプロフィールに切り替える必要があるので、注意してください。
競合サイト分析で導入したいWebマーケティングツール
競合サイト分析ツールは、競合となるWebサイトの情報が収集できるツールです。
Webマーケティングにおいては、自社分析と同じくらい競合他社、競合サイトを知ることは重要ですので、ぜひ参考にしてみてください。
SimilarWeb
出典:SimilarWeb
SimilarWebは、競合サイト分析で活用できるマーケティングツールです。
競合サイトがどのような経路で集客しているのか、競合サイト内でのユーザーの動きなどを可視化できます。
競合サイトのデータを可視化することで、自社サイトの集客や改善に役立てられるので、とても便利なツールです。
例えば、以下のように活用できます。
- 競合サイトのなかで人気のページを確認し、同じようなコンテンツを作成する
- 競合が使っているキーワードで人気を集めているものを考慮してみる
- 競合が出稿している広告と同じところに出稿する
人気の競合サイトを分析することは、自社サイトを成長させるために必要なので、ぜひツールを活用してみてください。
eMark+
出典:eMark+
eMark+は、株式会社ヴァリューズという日本の企業が提供している、インターネット行動ログサービスです。
クレディセゾンのネット会員のなかで、モニター登録に同意をした行動ログモニター会員による消費者パネルを活用し、ユーザーの行動データから、競合サイトのアクセス状況などを分析できます。
eMark +でできる内容は、以下の通りです。
- ユーザーの属性がわかる
- 競合の動きや市場の変化をすばやくキャッチできる
- 流入元のサイトが把握できる
eMark+を使いこのようなデータと取ることで、競合サイトを元にして自社サイトの改善に役立てることが可能です。
料金は、SimilarWebと同じで無料で使えるプランがあるので、まずは無料プランで使用感を確かめるとよいでしょう。
ABテストを導入できるWebマーケティングツール
ABテストツールは、2つ以上のWebサイトのテキストやUIを比べ、どちらがより多くのクリック率やコンバージョンを得られるかを検証できるツールです。
ここでは、多くのマーケターが使用するABテストツールを2つ紹介します。
Optimizely X
出典:Optimizely X
Optimaizely Xは、全世界で9,000以上の導入実績を持つA/Bテストツールです。
Optimaizely XのABテストは、コーディングスキルがなくても、直感的な操作でテストを実行に移すことが可能。
また、テストをしてもらうユーザーのターゲティングを行ったり、テスト結果による顧客ニーズの分析もしてくれたりと、機能が豊富なツールです。
サイト改善を効率よく進めたい方におすすめのツールでしょう。
Kaizen Platform
Kaizen Platformは、UI/UXといった顧客体験を向上させ、結果の出るWebサイトを作ることを目的としているマーケティングツールです。
従来のABテストツールは、検証後の結果から自分たちで改善案を導き出しますが、こちらのツールではグロースハッカーが改善案の作成を代行してくれます。
そのため、効果的かつ確実な改善案を導き出せるでしょう。
有料ツールですが、効率的に結果を求めたい人や改善案を自社で打ち出すのが難しい場合にはおすすめのツールです。
Google オプティマイズ
Google オプティマイズは、Googleが提供するABテストツールです。
このツールを使うことで、ユーザーを惹きつけるパターンを確認でき、改善策の検討につなげられます。
Google アナリティクスと連携することで、Webサイトデータを収集し問題発見に役立てられ、さらに作業を効率化できるのでおすすめです。
無料で使えるABテストツールを探している人は、ぜひ利用してみてください。
情報収集を効率化するWebマーケティングツール
続いて、Webマーケティング業務において重要なデータ・情報収集を効率化してくれるツールを紹介します。
消費者の市場リサーチは、マーケティングを成功させる上でとても重要な作業です。
Google トレンド
出典:Google トレンド
Google トレンドは、世界中の検索トレンドがチェックできる無料のツールです。
Google トレンドからわかることは、以下の通りです。
- 世界中の検索トレンド
- 最近の急上昇ワード
- 期間での人気動向
- 地域での人気動向
- 関連トピック
- 関連キーワード
対象キーワードが1年を通していつ頻繁に検索されているかを確認できるので、トレンドが大切なマーケターにとって必須のツールでしょう。
トレンドの調査は、世界中のメディアやニュース、SNSなどに目を通さないといけない膨大な業務量です。
Google トレンドであれば、その業務も1つのページで完結してしまいます。
ミルトーク
出典:ミルトーク
ミルトークは、株式会社マクロミルが提供するサービスで、Webサイトのターゲットとなる生活者からの気づきやアイディアを集められるツールです。
ツール内にある「トークルーム」や「きいてミル」を使うことで、参加者に質問をして、商品やサービスの意見や悩みを聞くことが可能。
このように、実際の消費者の意見を取り入れることで、コンテンツ作成のヒントを得られます。
ミルトークは以下のような場面で活用できます。
- 新商品開発
- サービス改善
- タイムリーな情報収集
このツールのメリットは、実際の消費者の声を聞くことで、社内で出てこない想定外の気づきやアイディアを得られることです。
料金プランは、「無料プラン」「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」の3種類。
無料プランでは、コメント閲覧数が限定されるなど使えない機能も多いですが、お試しで使えるのは嬉しいですね。
エンドユーザーに向けて、商品開発やサービス開発を担当するマーケターの方におすすめのツールです。
ヒートマップを導入できるWebマーケティングツール
ヒートマップツールとは、ユーザーが操作するマウスの動きを視覚的に分かりやすく表示するツールです。
このツールを使うことで、Webサイト上でのユーザーの動きを把握でき、サイト構築に役立ちます。
ミエルカヒートマップ
出典:ミエルカヒートマップ
ミエルカヒートマップは、ユーザー行動を見える化できるヒートマップツールです。
ユーザーが画面上で行う、スクロールやクリックなどを可視化することが可能。
ミエルカヒートマップでは、以下の3機能を使いユーザー行動を見える化しています。
- 熟読エリアの可視化
- 終了エリアの可視化
- クリック位置の可視化
このようにユーザー行動を見える化することで、マーケティング初心者でもWebサイトやアプリのUI/UXの改善が可能です。
またこのツールは、赤色・緑色・青色といった直感的にわかる「色」を使いユーザー行動を可視化しているので、誰でも簡単に扱えるでしょう。
料金プランは、「無料」「ミニマム」「ビジネス」「ファースト」「エキスパート」「スーパー」の5種類が用意されています。
User Heat
出典:User Heat
User Heatは、無料で使えるヒートマップ解析ツールです。
このツールでは、以下5種類のヒートマップを利用できます。
- 熟読エリア
- 終了エリア
- クリックエリア
- マウスムーブ
- 離脱エリア
色を使ってユーザーの視点を分かりやすく表示し、誰でもヒートマップを解析できるように作られています。
クリックやスクロールなどのマウス操作はもちろん、ユーザーの滞在時間も可視化できます。
新規登録することで、月間30万PVまで無料で利用でき、気軽にヒートマップツールを導入してみたい方におすすめのツールです
Ptengine
出典:Ptengine
Ptengineは、アクセス解析とヒートマップを1つにしたツールです。
1つのツールで、Webサイトのパフォーマンス改善につながるデータを得られるので、魅力を最大限に引き出すことに役立ちます。
また、複数のツールをまたがず、アクセス解析やヒートマップをまとめて行いたい人にもおすすめです。
料金プランは「Free」「Growth」「Premium」の3種類が用意されています。
サイトのパフォーマンスを向上させたい人は、ぜひ導入を検討してみてください。
サイト改善に役立つWebマーケティングツール
ここで紹介するのは、サイトの現状把握をして、検証や分析に役立つデータを集めるためのツールです。
PageSpeed Insights
PageSpeed Insightsは、Googleが提供する、サイト速度を分析できる無料ツールです。
速度を確認したいWebサイトのURLを入力するだけで、自動でパフォーマンス分析し、さまざまな指標ごとに総合点が表示されます。
また「適切なサイズの画像」や「使用していないJavaScriptの削除」などの改善できる項目を提示してくれたり、短縮できるページの読み込み時間を教えてくれたりします。
Webサイトの表示速度はユーザーの離脱や検索順位にも関わる内容ですので、Webサイト改善を仕事にするマーケターには必須のツールでしょう。
ミエルカ
出典:ミエルカ
ミエルカは、AIの力を使ってSEOやコンテンツの課題を見える化するツールです。
このツールを使うことで、以下のような項目を可視化できます。
- 上位表示を狙うために必要なヒント
- 競合サイトの流入キーワードや検索順位
- 流入や問い合わせを促進するキーワードの検索市場の大きさ
- 検索ユーザーにマッチしたコンテンツ立案
- 他社コンテンツのコピーチェック
ミエルカを使用することで、Webサイトの持つ総合的な課題を把握でき、改善案を立てられます。
コンテンツやSEOの課題を発見してくれるツールを探している人におすすめです。
またミエルカでは、クライアントの自発的な成長を支援するためにSEO対策の相談や勉強会、リライト方針の指南などを行い、カスタマーサクセスのサポートに力を入れています。
Google アナリティクスの活用やWeb広告の実践的スキル習得なら「デジプロ」
デジプロは、実践で使えるWeb広告スキルを学べる、Webマーケティングスクールです。
Web広告を正しく運用する上で必要な、各種ツールの操作方法や広告運用の知識を習得することが可能。
Webマーケティング未経験者だけではなく、マーケターとして働いている人もスキルアップできるスクールです。
Web広告運用時に役立つツールの活用も学べる
デジプロでは、Web広告に関する基礎知識から実践で使える応用スキルまで幅広く学べ、かつ広告運用時に役立つツールの活用方法も学べます。
例えば、以下のマーケティングツールを使ったカリキュラムを導入しています。
- Google アナリティクス
- Google タグマネージャー
どちらもGoogleが無料で提供しており、Web広告分析やサイト改善には必須のツールです。
万能で高機能なツールでありながら、しっかり理解していないと一部の機能しか分からず使いこなすのが困難な面もあります。
例えば、Google アナリティクスでは、入稿した広告を通して何人のユーザーがページに流入したのかを確認できるツールです。
その上で、Googleアナリティクスの「どの部分を」「いつ」「どのように」確認するかを理解していないと、正しいPDCAサイクルを回せません。
このようにマーケティングツールに関してもプロから学ぶことで、正しいWeb広告運用ができるでしょう。
Web広告の実践的スキルも網羅
デジプロはWeb広告に特化したスクールで、実際に現場で使われる広告プロダクトを網羅したカリキュラムを提供しています。
- リスティング広告
- Google 広告
- Yahoo!広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- ディスプレイ広告
上記の広告に関して、基礎的な内容から入稿や管理などの実践的な内容までを学べます。
未経験からWebマーケティング職に転職を考える方が、転職活動をする前からこれらのスキルを習得できれば、大きな強みとなるでしょう。
講師は業界最前線のトップマーケター
デジプロの受講生は、実績を出している現役のWebマーケターから学ぶことができます。
具体的には、GMOグループで年間運用費20億円の実績者や、サイバーエージェントにてMVPを複数回受賞したコンサルタントが講師を務めています。
実際の現場を知りながら結果を出している講師陣なので、生徒からの質問に対して迅速かつ的確にフィードバック可能です。
全国11ヵ所で通学授業にも対応(順次拡大中)
デジプロの特徴の一つが、通学可能な学習拠点を構えていることです。
今では全国11ヵ所、渋谷・大阪・福岡・千葉・神戸・大宮・横浜・広島・名古屋・北海道・仙台に拠点を構えています。
オンライン学習をメインとするWebマーケティングスクールが多いなかで、デジプロは通学可能な校舎数でも、貴重な存在です。
対面で直接講義を受けることで、疑問点をその場で解消でき、転職後の仕事のイメージも膨らみます。
また、デジプロは学習拠点を順次拡大しているので、身近でデジプロの超実践的Web広告スキルを学べるようになる可能性があります。