「未経験者歓迎」の求人には経験者も応募する。デジプロで基礎力と面接力を高めて挑んだ転職活動

採用コンサルタントとして戦略立案から実行支援に携わってた武藏さんは、デジタルマーケティングコンサルタントを目指すため転職を決意。未経験者募集の求人を中心に転職活動をされていましたが、経験者の応募があれば自分は2番手になってしまうと実感。デジプロを受講し基礎力を高め、転職サポートで徹底した面接対策をしながら転職活動を再開。見事、東証グロース上場の広告代理店から内定を獲得されました。

「未経験者募集」も経験者が応募している現実

–転職成功おめでとうございます!まずは転職をされようと思ったきっかけを教えてください。

ありがとうございます!採用コンサルタントとしてお客様の課題解決に向き合ってきましたが、コロナ禍で採用や採用以外のことで苦労されているお客様に対して、採用領域でしか力になれない自分にもどかしさを感じました。採用課題に関わらず幅広くお客様の悩みを解決できる人材になりたいと思い始めていた頃、「新しい店舗のターゲット層にPRするにはどうしたらいいか」といった相談をいただくことが増えたんです。

マーケティングの基礎知識はあったので、お力になれることもあったのですが、もっと精度の高い対応がしたいなぁと思うようになり、マーケティングへの関心が高まっていきました。独学で勉強を始めたり、業界や職種について調べたりするうちに、デジタルマーケティングの領域でコンサルタントをやりたいという思いが強くなり、転職を決意しました。

–デジプロ受講前から転職活動を開始されていたとのことですが、どのように進められていたのでしょうか?

「未経験者歓迎」の求人に応募するなど自力で転職活動を開始しました。ですが、書類選考で8割落ちてしまい、面接に進んでも実務的な質問に答えられず、不採用が続きました。「ポテンシャル重視!」と書かれていても、当然、経験者からも応募はあります。経験者がいればそちらのほうが候補として有力で、自分は2番手になってしまうんだよなぁと考えてしまう日々でした。

経験の差はすぐに埋められないけど、基本的な知識は身につけて面接に臨めるようにしようと思い、転職活動を一旦ストップしました。独学を続けることも考えましたが、独学で得た知識が、実際の現場で通用するのかといった心配があったのでスクールで学ぶことにしました。

「広告運用は丁寧なヒアリングから始まる」と知った実務研修

–いくつかスクールがある中で、デジプロを選んだ決め手はどこでしたか?

デジタルマーケティングに必要な知識が体系的に学べて、課題をポートフォリオとして提出できることと、エージェント事業をされていることですね。あとは、実務研修があることも決め手でした。

–ありがとうございます。基礎講座と実務研修を終えてみて、どのような感想を持ちましたか?

基礎講座では期待していた通り、最低限覚えるべき知識が把握できて効率よく学ぶことができました。また、課題を必ず発表するのでプレゼンスキルを磨く機会を得られたのもよかったです。

実務研修は、実際にチームで広告運用ができるので、知識を経験に変えるとてもいい機会に。私はフロントとしてお客様へのプレゼンを担当したので、課題の発表とは違う緊張感も体験させていただきました。

チームで意見を出し合って運用をして、結果を出すというのは簡単ではありませんでしたが、最終的にお客様からポジティブなフィードバックをいただいて、嬉しかったしほっとしました。

–実務研修を受講して特によかったと思うことはなんですか?

管理画面のどこを見たらいいのか、どのボタンを押せば何が見られるのかといったことが操作しながら理解できたのがよかったです。覚えたはずなのに実際に操作してみると、「あれ?」となることもあって。

あとは、Googleのタグ計測ですね。お客様のサイトのコンバージョンタグの設定がなかなかうまくいかなくて。「講義で聞いた通りにやっているはずなのになぁ」と講師に相談すると、「正しく設定したつもりでもチェック漏れが起こりやすい箇所があるんですよ」と言われました。実践を通してでしか学べないことはたくさんあるので、入社前に少しでも体験しておけてよかったなと思います。

また、実務研修ならではの気づきとして「いきなり運用はできない」ということがあります。お客様が求める成果、これまでのマーケティング施策やターゲット層のニーズ把握などをヒアリングして、整理してからやっと、広告運用が始められることが体験として理解できました。自分たちが最適と考える施策を打てばいいわけではなく、事前のコミュニケーションがすごく大事なんですよね。

「広告配信のために必要な情報は何か」といったことは、特にチーム内で意見交換をしました。

転職サポートを活用してケース面接対策もしっかりできた

–実務研修を終えて転職活動を開始されたそうですが、以前の転職活動と比べて変化はありましたか?デジプロの転職サポートをどのように活用いただいたのかも教えてください。

まずはキャリアアドバイザー(以降、CA)さんとじっくり話して、自分がどんな会社でどんな経験を積みたいかといった「転職の軸」を固めることから始めました。そのおかげで、以前より自分が目指す企業像が明確になりました。その軸をCAさんと共有できていたので、紹介いただく企業が希望とズレることはなかったですし、書類で落ちた時も何が足りていなかったのか細やかにフィードバックをいただけて、とても支えになりました。

また、面接対策でもガッツリお世話になりました。ケース面接(実際にコンサルティングの現場で向き合うような課題の解決力を図るもの)対策では、お題を出してもらって、一緒にブレストしながら回答を考えてもらいました。自分が「こういうアウトプットがいいんじゃないか」と考えたことも、プロの目線で見ると「それはマイナスになりますね」と言われることも(笑)。客観的で的確な意見をくださるので、すごく頼らせてもらいましたね。

CAさんもケース面接の準備を整えるのはすごく大変だと思うのですが、何度も丁寧に寄り添っていただいて、本当にありがたかったです。

デジタルマーケティング業界に精通しているからこそのアドバイスがもらえる

–頼りにしていただけて嬉しいです!他にも相談していて良かったなぁと感じたことはありますか?

デジタルマーケティング業界に精通したCAさんなので、トレンドというか、転職市場で求められる最新の知識などもしっかり抑えて、アドバイスをしてくださるんです。私は応募先の企業の「Cookie規制の対応」について教えていただきました。

「面接の時の逆質問は自分をアピールするチャンス」と思っていたので、「Cookie規制の対応はこのような認識でいますがいかがでしょうか」と質問したんですね。そうしたら、「よく調べてきてるね!将来的にはこういうことをやっていきたいんだよ」と会話が弾みました。

Cookie規制については知っていたけど、応募先企業の対応までは調べるに至っていなかったのでとても助かりました。細かなところまでサポートしてくださるCAさんがいてとても心強かったです。

–武藏さんの転職活動の力になれて嬉しく思います!今後の目標を教えてください。

転職先は、東証グロース上場企業ながら、少数精鋭で売上を上げているベンチャー気質なところもある広告代理店なので、踏ん張っていかなきゃという少しの不安もあります。

ですが、アカウントプランナーとして、デジタル広告を用いたマーケティング戦略の立案、運用、分析や、自社プロダクトを含めたコンサルティング業務など幅広く携われる機会がありそうなのでとても楽しみでもあります。

前職で磨いてきた、お客様が課題と感じる背景を理解しようとする姿勢、情報を整理しプレゼンする力を生かしながら、幅広く課題解決ができるコンサルタントを目指して一歩ずつ進んでいきたいと思います。

–これからのご活躍を応援しています!