丸投げだったWeb広告のコンバージョンが3倍!マーケティングチームが発足されてリーダーに!

物流サービスを提供する株式会社清長の、1人目のWebマーケティング担当として転職した山口さん。広告運用に関してはほぼ未経験でしたが、デジプロで学んだことがコンバージョンの向上や、専任のマーケティングチーム発足につながったといいます。お話をうかがいました。

1人目のWebマーケティング担当として転職

–これまでのキャリアを簡単に教えてください。

前職で中古品の買取販売の仕事に携わっており、その頃からWeb集客に少し関わっていました。Web買取というもので、買取サイトから商品情報を⼊⼒してもらい、Web上で査定額を出して、納得いただけたら商品を送ってもらう……というサービスでした。

7年ぐらい勤めていたのですが、会社都合で所属していた部署が急遽閉じることに。少しずつ業績が上がってきたところだったので、そのWeb集客の経験を活かせるような転職活動をしました。その結果、Webマーケティング担当を探していた現在の会社とご縁をいただきました。それが2020年の7⽉でした。

ー現在の会社ではどんなお仕事を?

現在の仕事はWebマーケティングがメインで、幅広く担当しています。

自社サイトの運⽤や集客、Web広告の代理店とのやり取り、⾃社のセミナー集客と、そのための媒体選定など。あとは、自社サイトの過去記事のリライトも行っていますが、時間がかかるので、まずはWeb広告とホームページの改修を優先的に行っています。

Googleアナリティクスなどで計測したデータに基づいて、問い合わせフォームへの導線を増やしたり、自社サイトからの誘導が増えるような細かい改修もやっています。

–これまでデジタルマーケティングを学んだ経験はありますか?

本格的に学んだっていうレベルではないですが、コーディングを少し勉強しました。簡単なボタンの追加程度の作業なら、⾃分でやっています。

自分でサーバーの契約をしたり、WordPressでの構築⽅法を動画で学んだりしていました。

「自社のインハウス化」を視野に入れた講義が決め手に

–デジプロをどうやって知りましたか?

これは会社ですね。2020年7⽉に⼊社して、まずは自社サービスのことを覚えるためにお客様サポートを行った後、いよいよ本格的に会社としてWebマーケティングに取り組みたいという話になり、「デジプロを受講してもらいます」と、会社から⾔われました。

–デジプロを受けようと思った理由を教えてください

上司の話だと、「ほかのスクールは、基本的に転職や独⽴を前提にしたようなカリキュラムになっているのに対して、デジプロは⾃社のインハウス運⽤を検討している人に向けたサービスだったことが決め⼿になった」そうです。

–デジプロを受ける前はどのようなプログラムだと想定していましたか? 

ホームページで受講された⽅の声を⾒て、すごく実戦に即したカリキュラムだと書かれていたので、実際に運⽤を体感するような講義を受けることになるかなというイメージでした。

受講前はどんな知識が不足していると感じていましたか?

Web広告の運⽤に関してはノータッチだったので、基本的な管理画⾯の操作⽅法から、どんなふうに広告を⼊稿していくのかとか、もう全般が不足しているなと感じていましたし、そういった知識を学べるんだろうなという期待感がありました。

–受講する前に不安だったことや気になっていたことがあれば教えてください

現役のWebマーケターの⽅が講師で、すごくレベルが⾼いというイメージがあったので、ついていけるのか不安はありましたね。

ヒアリングに基づいた講義やアドバイスをしてくれた

–第1回の授業を聞いてみて、印象はいかがでしたか?

講師の方が現役のマーケッターで、代理店事業を経営していることもあり、とにかく情報量がすごいなと思いました。マニュアルに沿って進んでいくような形ではなく、ちゃんと私のレベルに合わせてくれていると感じました。弊社の状況をちゃんとヒアリングして、それにそった講義をしてくれました。

「実は代理店に運⽤を依頼していて、完全丸投げ状態で社内でもわかる人がいなくて……」と相談すると数字の現状を確認して、

「広告代理店と話すのだったら、まずここを確認した⽅がいい」「今の運用セオリーはこうで、この数字についてヒアリングした方がいい」など、コミュニケーションのポイントを教えていただきました。すごく有益な情報をいただけたなと感じました。

–2回目、3回目と受けていく中で心境の変化などはありましたか?

毎回、講義後に社内の⼈に内容を説明していたんですが、⽇に⽇に知識が⾝についていくのを実感できて、⾃信が芽生えていきました。

1、2回講義を受けた後に、すぐ代理店さんにコンタクトを取ったんですけど、それまでまったくわからなかった話の内容が理解できて、感動しました!どんどん対等に話ができるようになりましたね。

無知は罪!代理店と対等に話せる知識を

–特にデジプロが役立ったと感じたポイントを教えてください。代理店と対等に話ができるようになって、今までやってくれていたことの効果もわかるようになりましたか?

これまでは毎⽉来ていたレポートをもらうだけになっていたのですが、過去のレポートから月々の数値を並べて確認してみたところ、大きな変化が無い状態が長く続いている事が分かりました。

数字だけ見ると、お金を払って運用をお願いしているものの、何をどう改善してきたのかが分からない状態だったので、無知は罪というか「会社としてもここは反省しなきゃいけないところだよね」っていう話をしました。⾃分たちが知識を⾝につけて「⼀緒に改善していくんだ」という気持ちでやらないとダメなんだなと実感しました。こういう状態の企業は、意外と多いのではないかと思います。

そこに気づけたのはデジプロの講義を受けたからこそで、そこだけ見てもとても役だったと言えます。そもそも、知識がないと数字を⾒て「何かここおかしくない?」と疑問に感じることができないので、⼤きいですよね。

実際「ロジモプロ」というサービスは、講義を受けた前後で⽐較するとコンバージョン数で3倍ぐらい、実測値も1.4倍くらいに増えました。

–デジプロは、どのような人が受講したらいいと思いますか?

Webマーケティングのインハウス化を目指している方、会社的にリソースに余裕があって、専任担当者を⽴てて、これからWebにコミットしていくぞっていう企業の⽅には当然おすすめです。そうじゃなくても、我々のように「Web広告の運用を外注しているけど、完全に丸投げで実態がどうなっているか、良し悪しが判断できない状態」という⽅も受けるべきだと思います。

–デジプロを友人にすすめるとしたら、どのようにおすすめしますか?

「広告を出しているけど、どうなっているかよくわからない」という状況の友人がいたら、「知識を身につけないと対等に話ができない。デジプロの講座を受けると⼈気のマーケターが会社の状況をヒアリングしてくれて、具体的にどうしたらいいよっていうことも含めてアドバイスをくれる。将来的に⾃分で運⽤するためのノウハウも⾝に付けられるし受けたらいいよ」と言います。

–逆にプログラムのここを改善してほしいとか、追加して欲しいという点はありますか?

(ここについては、同社の本田さんにもお話を伺いました)

受講前の予習として動画とマニュアルが見られるんですが、実際授業を受ける中で、講師の⽅が持っているマニュアルが、自分たちが見たものから更新された最新版のような印象がありました。できればそっちを⾒たいなと思いました。

本田さん:⾃分が受講したときから、課題の内容や出され方がアップデートされているようですが、私の受けた講義では、全部の講義の最後にまとめて課題を出されたような形だったので、山口が受けたときのように、その都度で課題を出してもらえたほうが、より質問がしやすかったなと思いました。⾃分が聞きたいことに関してはしっかりと教えていただいたので満⾜しています。

Webマーケティングチームが発足されてリーダーに

–受講してみて、意識の変化はありましたか?

実は、デジプロの講義を受けた後、広告代理店を変えました。受講当初は最終的にはインハウス化したいという会社の⽬的があったのですが、実はマーケティングチームは私を含め2⼈でやっていまして、どうしても当面は難しそうで。広告代理店を選定する上での判断基準ができたのも、やっぱりデジプロの講義を受講したおかげでした。

–受講してみて、業務にどのような変化がありましたか?

デジプロの講義を受けたことで、会社の中での私に対するイメージが「Web関連の知識を持っている人」になり、結果として今年の2月に発足したマーケティングチームのリーダーにご指名いただきました。それまでは他の業務と兼任になっていましたが、チーム発足後はWebマーケティングの業務に専念できるようになりました。

–今後の事業の目標を教えてください

サービスをもっと拡販していきたいですね。いま我々は中規模~⼤企業向けのロジプレミアム、個⼈事業主からでもお使いいただけるライトなロジモプロという2つの物流サービスを運営しており、それぞれの⽬標を達成するために、集客の⾯から全⼒でサポートをしたいです。

前職で発送作業もしていたので、発送の負担を減らせる物流アウトソーシングを、私自身ものすごくいいサービスだと思っています。実際に、お使いいただいた企業から「作業が減って売り上げがよくなった」という喜びの声もいただいています。

まだまだ「物流を外に出せる」っていうことを知らない方もいるので、清長のサービスを知っていただいて、本来やりたいことに専念してもらえたらと思っています。