【初めての方へ】BeReal(ビーリアル)の使い方を現役女子大生が徹底解説

BeRealとは、近年Z世代の間で流行しているSNSアプリです。

写真の加工ができないことや通知が来てから2分以内の投稿、内カメラと外カメラで同時に撮影することなどから「映えない」「盛れない」アプリとして認識されています。しかし、そこが他のSNSと違って気軽に投稿できると人気に火が付きました。BeRealに関しては、「BeReal(ビーリアル)とは」の記事にも詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

この記事では、BeRealの設定方法や使い方など画像付きで分かりやすく解説します。

BeReal(ビーリアル)の使い方

BeRealのロゴです

それでは、BeRealの使い方を順を追って画像とともに紹介していきます。

アプリをダウンロード

まずは、アプリをダウンロードします。

下記のリンクからアプリをダウンロードすることができます。

iOS:https://apps.apple.com/us/app/bereal-your-friends-for-real/id1459645446

Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bereal.ft&pcampaignid=web_share&pli=1

アカウント作成と初期設定

アプリがインストールできたら、アカウントの作成に移ります。

電話番号の登録

BeRealの使い方_電話番号入力

アプリを開くと、最初に電話番号を入力する画面が開きます。

ここに自身の電話番号を入力し「認証メッセージを送信」ボタンを押すと、コードの入力画面に切り替わります。

BeRealの使い方_認証コード入力

先ほど入力した電話番号宛てにSMSで6桁の認証コードが送られてくるので、コードを確認して入力してください。

情報を入力

BeRealの使い方_名前入力

電話番号の認証が終わると、名前の入力画面に切り替わります。

この名前はほかのユーザーに表示される名前になりますので自分だと分かってもらえるような名前を登録するようにしましょう。

BeRealの使い方_生年月日入力

次に、生年月日を入力する画面が出てきます。

プロフィール画面に表示されることはありませんが、BeRealの年齢制限をクリアしているかの確認に使用されます。BeRealは12歳から使用が可能です。

BeRealの使い方_ユーザー名入力

最後にユーザー名を設定します。

これは他のSNSで言うIDのようなもので、友達追加などの際にはこちらのユーザー名が使われます。

友達の追加

BeRealの使い方_連絡先の同期設定

基本情報の設定が終わると、自身の連絡先情報と同期するかどうかの確認があります。

ここで設定をオンにすると、スマホに入っている連絡先の中からBeRealに登録している人を自動で探し出して友達に追加してくれます。

BeRealの使い方_最初の画面

これが初期のホーム画面です。

先ほど連絡先を同期しなかった場合でも、こちらの画面から手動で友達を追加することができます。

今回は手動での友達追加を行う前に、詳細なプロフィール設定に移ります。

右上のアイコンをタップするとプロフィール設定画面に移ることができます。

BeRealの使い方_プロフィール設定

こちらがプロフィールの設定画面です。

プロフィール画像の設定や、名前やユーザー名の変更、自己紹介や所在地の追加を行うことができます。

この段階でも名前の変更は可能ですが、ユーザー名は一度投稿してからでないと変更できない仕様のようです。

プロフィール画像は、自身の顔で登録している人が多い印象です。筆者(20代女性)の周りでは、自撮りかバストアップの画像にしている人が大多数でした。

公式アカウント

次に、友達や企業の公式アカウントを手動で追加していきます。

BeRealの使い方_公式アカウント検索画面

試しに、ここでは検索欄にadidasと入力してみます。

公式アカウントがある場合は、検索クエリと一致するアカウントがサジェストに表示されます。アディダスのほかにも、コスメブランドやスポーツチーム、著名人などが公式アカウントを開設しています。これらのアカウントはReal BrandsもしくはReal Peopleと呼ばれます。

上記アカウントで下に表示されているのは、ユーザー名の一部にadidasが入っている一般ユーザーです。友達を手動で追加したい場合も、同じようにユーザー名を検索することで追加することができます。

BeRealの使い方_公式アカウントページ

表示されている追加ボタンをタップすると、アカウントのプロフィールページに遷移します。

ここで追加をするとそのアカウントの投稿が見られるようになります。

また、公式アカウントを追加後、ポストにコメントを残すなどエンゲージメントを高めることでReal Fanになることができます。公式アカウントのReal Fanになると、そのアカウントが用意した限定コンテンツにアクセスすることができるようになります。

友人の追加

BeRealの使い方_友達リクエスト承認画面

友達を追加するには、先ほど公式アカウントを追加したときと同じように検索欄で検索し、追加します。

もしくは、友達に自身のユーザー名を教えて検索してもらった場合、上記画像のように友達から友達リクエストが届きます。こちらを承認するという方法でも、友達とつながることができます。

友達リクエストはホーム画面左上のアイコンをタップすることで確認することができます。

投稿

投稿は1日に何度もできるわけではなく、基本的に1日1回通知が来たタイミングで投稿が可能です。

通知が来た後、2分を過ぎても投稿することはできますが、遅れた時間が投稿に表示されます。

また、通知が来てから2分以内に投稿した場合はボーナスとして一度好きな時間に投稿ができるのに対し、2分を過ぎてしまった場合は投稿は1回のみに制限されます。

ランダムな時間の通知

1日の内ランダムな時間に「Berealの時間です」という通知が表示され、2分以内に写真を撮って投稿するよう求められます。

この通知は、同じタイムゾーンにいるすべてのユーザーに同じタイミングで表示されています。

設定の際にアメリカ、ヨーロッパ、西アジア、東アジアの中からタイムゾーンを選択しましたが、そのタイムゾーンに基づいて通知が届きます。深夜や早朝の時間帯など、通知をすぐに確認できないようなタイミングでは通知が来ないよう設定されています。

海外旅行に行く際は、渡航先のタイムゾーンに合わせるようにしましょう。タイムゾーンは1日1回まで変更することができます。

内カメラ・外カメラで撮影

実際に通知が来たら、写真を撮影します。

BeRealの使い方_実際に撮影した画像

この時、内カメラと外カメラ同時に撮影することになるので注意が必要です。自分自身とその周りが同時に映るのです。しかし、実際には内カメラのシャッターが下りるタイミングと外カメラのシャッターが下りるタイミングに1秒ほどずれがあるので、急いでスマホの向きを変えることで内カメラと外カメラ両方に映ることも可能です。

他のアプリと異なる点としては、フィルターが無く加工も不可能なこと、撮り直しは可能ですがその場合取り直した回数が投稿画面に表示されることなどがあります。ありのままのリアルな瞬間を切り取るのに特化したアプリです。

投稿

写真を撮ってキャプションを任意で追加すると自動的に投稿されます。

自身の写真を投稿した後はタイムラインで友人の投稿が見られるようになります。

コメントやリアクション

投稿した写真には友人からのリアクションやコメントが付くようになります。同様に、友人の投稿にリアクションやコメントを残すこともできます。

コメントは他のSNSとほぼ同じですが、特徴的な点はRealMojiと呼ばれるリアクションです。

リアクションにはグッドボタンやスマイルなど複数の絵文字が用意されており、そこから投稿に対するリアクションを選択することができます。そして、そのリアクションに合わせて自分の表情を撮影して送信します。

このように、BeRealのRealMojiは、ユーザーが自分の表情をリアクションとして使用できる機能です。通常の絵文字やスタンプとは異なり、RealMojiではカメラを使って実際に自分の表情や反応を撮影し、それを特定の絵文字の代わりに送信できます。

コミュニティとプライバシー設定

公開範囲やプライバシーの設定は、設定画面のプライバシー設定から行うことができます。

ホーム画面右上の自分のアイコンをタップすると、自身のアカウントページに遷移します。さらに右上の三点リーダをタップすると設定画面に移ることができ、このページの「プライバシー」という項目から様々な設定を行うことができます。

プライバシーの設定には、

  • ブロックしたユーザー
  • 非表示のユーザー
  • 友達をつなぐ
  • 自分を電話番号で検索する
  • 連絡先の同期

の5つの項目があります。

ブロックしたユーザー

ブロックとは、一度私の友達リストに追加した友達が自分の投稿を見れないようにする方法です。ブロックした友達のタイムラインや友達リストから自分が消え、該当の友人がアカウント検索を行ってもあなたのアカウントは検索結果に表示されなくなります。「ブロックしたユーザー」の項目をタップし、任意の友達を選択することでブロックを取り消すことも可能です。

非表示のユーザー

BeRealで言う非表示とは、友達の友達ユーザーに対して自分の投稿を非表示にすることです。BeRealでは、自身が承認した友達のほかに、その友達の友達にも投稿を表示する機能があります。しかし、友達の友達となるとかなりのユーザー数になるので、その中から自分の投稿を見せたくない相手を選択し、非表示にすることができます。このアクションも、「非表示のユーザー」の項目をタップし、任意のユーザーを選択することでアクションを取り消すことができます。

友達をつなぐ

「友達をつなぐ」の項目では、友達の友達のタイムラインに自分の投稿を載せるかどうかを選択することができます。この項目をオンにすると自分が承認した友達の友達にも投稿が表示されるので多くの人と繋がりやすくなりますし、オフにすると自分が承認した友達以外には投稿が表示されなくなります。

自分を電話番号で検索する

「自分を電話番号で検索する」の項目をオンにすると、友人があなたのアカウントを検索する際に電話番号を使って検索できるようになります。また、電話番号に基づくおすすめの友達も表示されるようになります。

連絡先の同期

最後の「連絡先の同期」の項目は、最初の設定のところで説明したものです。

こちらからオンとオフを自由に切り替えることができます。

使ってみた感想

BeRealを使ってみて感じたことは、他のSNSと比べてかなりコンセプトに違いがあるということです。

InstagramやTikTokなどは基本的に不特定多数に表示され、いいね数やフォロワー数も可視化されます。そのため魅力的でなければいけないというプレッシャーのようなものを感じていました。

投稿のためにおしゃれをしたり、レストランのグラスやプレートをオーガナイズしたりとかなりの手間がかかります。こういった手間から逃れるためか、アカウントの登録だけして他の人の投稿を見るだけという使い方をしている人も多い印象です。

一方、BeRealでは投稿の表示範囲をかなりコントロールできる、いいねやフォロワーの数は表示されないなどといった機能によって、普段ほかのSNSでなんとなく感じているSNSカーストのようなものから解放される気がします。その分、日常をシェアするという楽しみにフォーカスすることができると感じました。また、2分という短い時間制限があることや加工、フィルターが使えないことが綺麗に映らない言い訳にもなり、投稿のハードルがぐっと下がっている印象です。

全体を通して、BeRealではSNSに投稿する上での圧のようなものから解放される感覚がありました。かなり成長し大規模になったSNSに疲れてしまった人からするとこのコンセプトは新鮮で安心感があり、これだけシェアが伸びているのも納得できます。

まとめ

BeRealとは、2020年に公開されたフランス発のSNSで、現在急激にシェアを伸ばしています。

アプリ自体は、1日1枚の写真を友人にシェアするという非常にシンプルなものです。

加工やフィルターは使用不可能、自分とその周りを映さなければいけないという制約が、ありのままのリアルをシェアするというコンセプトに合致しています。

今後、新たなスタンダードアプリとして広い世代に認識されることが予想されます。