法人コースをご受講いただいた株式会社DOT ONE担当者の鎌滝さんと三浦さんに、デジプロの研修を受けての感想や受講前後での違いなどについて、お話を伺いました。
目次
事業概要や業務の状況について
――本日はよろしくお願いします。はじめに、簡単に会社の概要や事業についてと、鎌滝様が今取り組んでいらっしゃるミッションや業務内容についてご説明いただけますか。
鎌滝さん(以下鎌滝) はい。株式会社DOT ONEは複数のアパレルブランドを展開している企業で、私はànuansというブランドの事業部に所属しています。部署で言うとECチームの所属です。ECと言っても、プロモーションの部分ではPRチームとの連携も多いです。例えば、弊社では情報発信の手段としてInstagramが一番大きなメディアなので、 Instagramの運用や、どういったコンテンツを作るか数値を見ながら決めるといった企画ミーティングはPRチームと一緒に行っています。
普段は、ECの販売計画、予算管理をメインに広告・SNS運用などデジタルマーケティング業務を担っています。
――ありがとうございます。続いて、三浦さんの担当されている事業内容とミッションについてもご説明お願いいたします。
三浦さん(以下三浦) はい、私はeimy istoireというブランドの事業部所属です。そこにはECとPRという2つの部門があるんですが、そこの部長をしています。
――なるほど。PRというのは、各ブランドごとにPRのチームがあるのでしょうか。
三浦 そうですね。弊社は事業部制なので、ブランドごとに部門が分かれていて、その中でànuansはànuansでPRチームがあって、それとは別にeimy istoireのPRチームがあります。
――そうなんですね、ありがとうございます。WEBマーケティングの部分も含めてメインで広告を回している担当者様はECチームの方になるのでしょうか。
三浦 はい。広告関係の業務は私と鎌滝の2人で、代理店さんと連携しながら行っています。
デジプロ受講前の課題
――講義受講前に悩んでいらっしゃったことやマーケティング全般の課題についてなど教えて頂けますか。
三浦 一つは、LPの定量評価の指標をチームで理解、運用ができていなかったという点ですね。弊社では、LPの作成や広告についてはECチームが担当することが多いんですが、それについて定量的に良かったか悪かったか評価できていませんでした。そもそも振り返り方が分からなかったんです。そこをデジプロの代表である奥さんに講師として教えてもらいましたね。
具体的には、GA4のレクチャーとLPを評価するための数字の取り方について、社内の一番大きい会議室が満員の状態で講義をしてもらいました。講義を受けてからは、みんなのリテラシーが底上げされました。
今までは、私や鎌滝のようないわゆるデジタルマーケティングの人間しか数字を見ていなかったので、振り返りができていなかったんですよ。でも、今はメンバーたちが数字の見方が分かるようになったので、主体的に数字を拾って振り返りをしてくれていて、負担は減りました。私以外のECのメンバーが、GA4から数字を拾って記録しているデータを見比べながら先週どうだったかみたいな話をしてくれています。「で、今週はどうする?」といった内容もECチームのメンバー主体でやってくれるようになったので、すごい良い変化だと思います。
奥 鎌滝さんはいかがですか。
鎌滝 私も同じで、講義を受ける前はコンテンツ企画やページの評価ができるようになりたいと思っていました。 あとは集客の分析ですね。これらのことを私自身よくわかっていなかったので、GAの使い方というか、活用方法などを知りたいと思っていました。加えて、広告の入稿の部分ではInstagramの投稿と連動した広告を自社でスピーディーにできるようになりたいという思いがありました。
評価のところに関しては、三浦が言った通りです。 講義の結果、私の事業部のECチームもすごくデータを見てくれるようになりました。デザイナーといつもやり取りしてくれている企画ページの制作担当がいるのですが、数字をGA4から持ってきてレポーティングして、このコンテンツが良かった、悪かったっていうのを報告してくれています。そこまでできるようになったのが、本当にデジプロの研修を受講して良かった点の一つです。
集客のところはまだまだなんですけど、成長できたと実感できる点もあります。最初に、GAでLPの前後やユーザー経路が分かるレポートなど色々作っていただいたんですけど、それぞれのレポートをどういう目的で使っていいのかが分かりませんでした。なので、実はあの後追加で質問して教えてもらったんですよ。その質問対応を通して、こういう時はこのレポートを見るっていうのが自分で判断できるようになったので、助かりました。
――講義の前後を比べると、全体でデジタル知見が向上して、事業推進もしやすくなったんですね。
三浦 そうですね。弊社ではデジタルマーケティングの研修は無いので、私たち自身がメンバーに教えたりトレーニングしたりする時間がなかなか取れないんですよね。まとまった時間を取って教えていただける機会があると効率的にメンバーのリテラシーを上げられるので、良いポイントだと思います。
――Instagramの投稿と連動した広告は、完全に社内で対応されているのでしょうか。
三浦 はい、そうです。SNSの初動KPIを設けて、その基準に達したものを選別して広告を回すという形をとっているので、効果改善ができていますしアプローチ全体のスピード感も上がっています。
デジプロの研修を受講した効果だと感じています。
独学ではなくデジプロを選んだ理由

――デジタルマーケティングの分野だと、少数ではありますが独学される方もいらっしゃいますよね。そうではなくデジプロを選んでいただいた理由や、独学との違いというのはどういったものを感じていらっしゃるのか教えてください。
三浦 そうですね、デジプロがいいなって思う理由は代表の奥さんですね。
デジプロがいいと思ったというか、そもそも奥さんのデジプロに対しての情熱や思いが相当こもっているなというのを客観的に感じていて、自身のサービスと真摯に向き合ってるっていうのが信頼できるなと思ってデジプロの研修を選びました。
鎌滝 特殊すぎる笑。奥さんのファンみたいになってますね。
三浦 サービスを提供する側がそれぐらいの熱量でいてくれるって結構大事じゃないですか?
それに奥さんに何か聞いたとき、分かんないって返ってくることが絶対無いんですよ。聞いたことに対して100%で答えてくれるし、助けてくれるんです。だから、選んだ理由を聞かれたらそういうところという答えになりますね。サービスの優劣とか独学と比較して……ということ以前に、運営されている方の熱量が決め手でした。
奥 ありがとうございます。
――やっぱりサービスを使う人からすると重要ですよね。どんな背景があるか知っていると安心できるというか。
鎌滝 安心感!
三浦 そう!
鎌滝 何を聞いても返してくれるし、何がしたいからこの作業が必要なのかっていう目的も汲み取ってくれるんですよね。そういったところが細かいんですけどありがたいなと思っています。
あと、抽象から具体まで幅広く悩みに応えてくれるのもありがたいです。こういう感じで進めたくてって言ってふわっと投げたボールもちゃんと具体のところに落とし込んでくれるし、細かいシステムについての質問でも教えてくれるので、デジプロさんのすごさを感じますしありがたいです。
――ちなみに、独学でマーケティングを学ぶ機会はありましたか?
鎌滝 そうですね、前職はデジタルマーケティング関係の仕事ではあったんですが、広告の部署にいて広告の枠を売ったりしていました。なので、独学で包括的に知見を深められたのかというと曖昧なところもあります。
DOT ONEに入社した今は不安になった部分について聞ける人がいなくなっちゃったので、ずっと本を読んだり、YouTubeの解説動画を見たりしながら三浦に相談させてもらったりっていう感じでしたね。
三浦 弊社は事業会社なので、デジタルのプロがいるわけではないんですよね。なので私に関しては、独学の際インプットに偏ってしまって難しい部分がありました。
学んだからこそわかるデジタルマーケティングの奥深さ
――デジプロをご受講された中で難しいと感じた点や、実践の際に難しさを感じた点などありますか?
三浦 デジタルマーケティングってやっぱり奥深くて、極めようと思ったらどこまででもできるじゃないですか。その中で弊社に今必要なものとそうじゃないものを見極めて、それぞれに優先順位を付けなきゃいけなかったりとか、必要だって分かってて深めたいんだけどリソース的にできないとかはありましたね。デジタルマーケティングでカバーできる範囲が広くて、それが見えるようになったからこそ感じる難しさがありました。
――なるほど。優先順位の判断は確かに難しいですよね。
鎌滝 はい。でも、デジタルマーケティングの基礎の部分をプロの方から教えていただいたことで、困ったときにどのデータを見ればいいかという正解を教わったと感じています。困った時にどこを見れば良いかが分かって、すぐに手を動かせられるようになったのがすごくよかったなと思います。
その一方で、基礎からさらに進んで深めようとすると、確かに事業会社の人でデジタルマーケティングを深めている人はあまりいない気がするので、難しいし現実的じゃないのかなと思います。なので、デジプロさんにやってもらったみたいに定期的に重要なポイントを教えていただいたりインプットする機会を作る方がいいんじゃないかなと思います。
三浦 他社の事例とか、最近のアップデート情報をはじめとして新しいものをキャッチアップするのは、どうしても事業会社だけだと難しいと思うので、そこは確かに外部のプロに頼った方がいいですね。
明確な目的をもって使えるようになったブースト広告

――GA4とMeta広告、特にInstagramの投稿と連動した広告(ブースト広告)について学ばれたとのことだったのですが、その中で業務に役立っているものなどありましたら教えてください。
鎌滝 ブースト広告についての知識はすごく役立ってますね。
三浦 そうですね、一番はMetaのブーストですね。これまでは戦略というより検証という程度で、少額の予算でテスト的にしか広告を回していなかったのですが、今はブランドにとって必要な手段としてブースト広告を使えていると感じています。今この商品をこれぐらい売りたいなどの目的のための手段として選択したうえで使えています。
――戦略的な手段としてブースト広告を活用できるようになったんですね。
実践的なカリキュラムやサポート体制
――その他に受講されていく中で、弊社のサポート体制などはいかがでしたか。 講義期間中の質問対応など含めてお聞きしたいです。
三浦 それはもう完璧でした。
鎌滝 完璧です!
――ありがとうございます笑。チームの皆さんを合わせて10名くらいで講義を受けられてたんですよね。習得のスピードや習熟度は結構様々だったのではと思うのですが、そのあたりはいかがですか。
三浦 そうですね、まちまちではありますけど、実践していく中でどのメンバーも分かってくるというか、定着していったかなと思います。すべての事業部で同じようにできているかと言われると怪しいところはありますが、少なくともeimy istoireとànuansはメンバーもGA4を見たり数字を拾ったりというのができるようになっているかなと思います。
数字にはっきり表れた受講前後の違い
――受講後について、先ほどブーストの配信のお話もあったのですが、その他具体的にここが良くなったなとか、定量的に評価して向上したなと思われることなどはありましたか?
鎌滝 そうですね、おかげさまで伸びましたね笑。いいタイミングでブースト広告を活用することができるようになったのが大きいと思います。8月の受注会の時から私が広告をやっているのですが、その時期辺りから一気にリールでのブースト広告を配信して、売り上げはもちろんフォロワー獲得にも繋げられています。
それと、獲得の広告などは単価が結構落ちるじゃないですか。その懸念点についても、多分ブースト広告の効果は一定あるのかなと感じる結果になっています。なので、広告周りはとても好調です。
奥 売り上げは何倍ぐらいになったんでしょうか。
鎌滝 そうですね、130%くらい向上しました。
三浦 ちなみにeimy istoireについても結果が出ています!たしか8月くらいに講義を受けて、私が実践し始めたのが9月くらいですかね、その部分のeimy istoireのデータを見てみると、9月はそこまで結果が出たとは言えないんですけど10月以降はサイトのUUやコンバージョンレートが確実に増えています。いろんな要因があるんですけど、やっぱり講義でレクチャーしてもらったMeta広告、特にInstagramが大きいと思いますね。圧倒的にInstagramのリーチやInstagramからの流入数が増えていて、その影響で自然検索のブランドキーワードのボリュームも増加傾向にあります。
――じゃあやっぱりブーストを戦略的に自社内で回せるようになったっていうのが大きいんですね。
三浦 そうですね。それと、コンテンツの改善も大事だなと感じています。今はどういう理由で何が大事かを理解しているので戦略的に改善できています。例えば、リールをアップロードしてからの最初の12時間を大事にしているんですけど、その理由はその12時間をブーストをかけるかかけないかの判断基準にしているからです。そういった理解がメンバー間で共有されているので、最初の12時間にかける労力がしっかり集まって、結果的に集客などの数字に反映されています。
手段として選択できるようになったマーケティング施策

――デジプロを受講した後に、なにか新しいマーケティング施策は導入されましたか?
三浦 そうですね、新しく始めたことで言うとECのトップページの運用に力を入れるようになりました。
トップページって、オフラインの店舗で言うと最初の入り口部分にあたるじゃないですか、なのでここは大事だと考えて、入り口部分に売れ筋の商品を置くようにしたり、欠品になっているものは絶対出さないようにしたりなどの売り場の管理を徹底しています。GA4から拾ってきた数値を基に毎週必ずやるようになりました。
トラフィックの多いページを改善するとかバナーを変えるとか、そういったことをメンバーが中心となって週次で回せるようになったのが大きな変化だと思います。
――素晴らしいですね。そういったことを自社内でやろうとなった時に、仕組みを整えたりメンバーの体制を刷新されたりなどはあったのでしょうか。
鎌滝 特に変えたりはしていないんですが、今後は変更するかもしれません。ànuansに関しては現在ECチームがデータの分析などを担当しているんですが、今後はPRチームにも数字やデータを見てほしいなと考えています。
最近、私がブーストの報告とかをすると興味をもってくれていて、ブーストしたこのリール良さそうだねってPRチームの方から声をかけてくれることもあるので、数字を全く見たことが無かった今までの状況からすると変化しているなと思います。
――広告業務を御社自身で担当することになってから、鎌滝さんがどういう業務をやっているのか、どういう結果になっているのかというところを話題にするようになって、他のチームにも意識づけができるようになったということなのでしょうか。
鎌滝 まさにそうですね。私が担当するようになってから、EC定例に加えてEC・PR定例というのを増やして、ECとPRで話す場を作りました。その中で、 こういう施策の一環としてブーストをやって、結果こうなりましたっていう内容をPRチームにも共有しています。なので、全部は理解できなくてもなんとなく言葉に慣れたり良い悪いが分かったり、作るときに活かせてはいるのかなと思います。
奥 社内としても組織としてのマーケティング力がより強くなりつつある感じなんですね。
三浦 意識は向上していると思います。
デジプロだからできる研修サポート
――ありがとうございます。仮に、弊社サービスデジプロを他の会社に勧めるとなった時に、どういうところがおすすめポイントになると思いますか?実際に法人研修を受講してみて気付く点などありましたらお聞きしたいです。
三浦 基礎的な内容を確実に抑えた上で応用の部分をサポートしてもらえる点ですね。応用ってデジタルマーケティング初心者だけじゃできないので、講義で教えてもらった基礎をもとにサポートしてもらって応用に発展させるところはありがたかったポイントです。
鎌滝 基礎講義の時の資料がとても分かりやすくて良かったです。参考書というより教科書みたいな感じで、デジタルマーケティングを全く知らない人でも、順番に読めば理解できる感じのすごく丁寧な内容だったので、ああいう資料が手元にあるだけでも変わるなと思いました。
デジプロの講義資料は書いてあることを難しく感じさせない感じがして、最初資料を読んだときデジタルマーケティングが簡単に思えたんですよ。実際にやってみたら難しくてたくさん質問させてもらったんですけど。でも入りやすくなるというか、最初の一歩が踏み出しやすい感じがしました。
――ありがとうございます。
三浦 あとはもう、奥さんのコミットと情熱があるので安心してもらえると思います笑。サービスを安心して使えるって大事なことだと思います。
これからのDOT ONE

――今後の展望についても改めてお伺いできればと思っているのですが、来年や再来年にマーケティングをどうしていきたいか、計画などはあったりされますか?
三浦 直近で言うと、BIとOMOをかなり推進しているので、データがどんどん整い始めています。今後はこのデータを活用していきたいと考えています。
もともと、弊社の強みとしていわゆる感性的なブランドの育て方というか弊社代表の感覚というか右脳的な部分があって、そういうものを基盤にしてànuansやeimy istoireが立ち上がって、一気に会社が伸びました。そういった今までの成功に再現性を持たせるために、今後は感性的な部分に頼るのではなくデータを活用していくことが大事だと考えています。ブランドを伸ばしたりとか、施策を考えたりとか、そういった面でデータを活用して、会社全体に還元していけたらなと。
データが全てではないというのは大前提なんですが、データを全く使わないのは違うし、現状使えていないのが弊社の弱みだと感じています。なので今のうちからBIなどを推進していって、基盤が整った来年以降、どのように活用していくのかが僕らの課題でもあります。
鎌滝 データも使いこなさないとですよね。
ànuansに関しては、2025年は既存のお客様のLTVをどれだけ上げられるかというところにフォーカスしたいと思っています。というのも、昨年から今年にかけて会員数が増えているので、新規の流入は問題ないんですよ。ヒット品番からたくさん入ってきてくださっています。でも、その後の継続購入はしていない方が多いので、ライトユーザーが多いところが課題かなと思っています。一度買ってくれたお客様が次回以降買ってくれるにはどうしたら良いか、データを見ながら仮説を出して、勝ちパターンを見つけるっていうところが直近で取り組んでいきたい課題です。
そこに向けたデータの整理や、どのデータを使って仮説を立てていくかみたいなところは御社にサポートいただきながら取り組んでいきたいです。奥さんにはもうすでに少しずつ相談はしているんですけど、やっぱり難しいですね。アパレルだとやはりヒット品番があるかないかというところで左右されてしまうので、先ほど三浦も言ってましたけど、そこに頼らない再現性をどう作れるかが重要だなと感じています。
――他のチームにもデータを活用してもらうにあたって、組織的にはもっとマーケティングの考え方や部署を強化していきたいなみたいな考えはありますか?マーケティングの部署を増やしたり人員を増やしたりなどはいかがですか。
鎌滝 そうですね、人員は増やしたいですし、部署をまたいでコミュニケーションを取る機会を増やしたいというのを三浦とも話しています。
今は、同じECチームでも事業部をまたぐと何をしているのか分からないんです。私と三浦はコミュニケーションが取れているほうですけど、それ以外のブランドであったり三浦の部下とのコミュニケーションはなかなか取れていないので、新しく部署を作るというよりは単純に交流の場を設けた方がいいかなと思います。前回はブランド横断でやったので、すごくいい機会になりました。
三浦 私はもともと事業間連携というか部門間連携を大事にしたいという考えがあったので、以前自分で社内の広告トレーニング講座を開催した際には、事業部を超えて実施しました。
当時eimy istoireは私一人で広告を回していたので、JOSE MOONとCREDONAは基本的にチーム全員で、加えて興味あると言ってくれたeimy istoireのメンバーを合わせて、計5回のトレーニング講座を行いました。 内容としては、基礎的な用語理解や代理店さんに対しての向き合い方についてなどです。奥さんから教えてもらったことを社内で話しただけなんですけどね笑。
――でも、こちらとしても拡げてもらった方が嬉しいですね。社内向けにお伝えすることによって復習にもなりますし、他の方もしっかり知識として身についていくっていうのはめちゃめちゃ良いことだと思います。今後身に着けたいスキルであったり強化していきたいスキルなどはありますか?
鎌滝 欲しいスキルはたくさんあるんですけど、強いて言うならBIの部分ですかね。先ほどお話した通り、LTVを上げることが事業部の課題としてあるのですが、そのための顧客行動の分析が私の中では まだ納得いっていないので、そこのスキルを身に着けたいです。
考え方としては商品軸や顧客軸、チャネル軸など色々あると思うんですけど、まずそこがうまく整理できていません。なのでネクストアクションを念頭に置いて、どのデータを使って分析してアウトプットするのか、こういうことがしたいからこう分析をするみたいな、一連の流れを自分でプランニングできるようになりたいと思っています。
――データも見出したらキリが無いですよね。
鎌滝 まさにそうです。商品軸で今始めているんですけど、すでに迷走していて笑。これをこうしたいからっていう目標やゴールをしっかり設定しないとダメで、難しいですね。
まとめ
――ありがとうございます。最後に、デジプロについてなにか感想や伝えたいことがあれば教えていただきたいのと、デジプロの講義を受けていただいたうえでフィードバックや改善点、要望などあれば教えてください。
三浦 フィードバックというか改善点は思いつかないですね。でも要望として、超上級者向けカリキュラムみたいなものがあったら受けてみたいです。
今回はデジタルマーケティングについて何も分からないメンバーたちが基礎を理解するための研修だったじゃないですか。それとは別に、今まさに僕らが向き合っている事業とか課題に対して、デジタルマーケティングの観点で解決していくためのトレーニングというか、伴走してくれるようなサービスがあったらいいなと思います。 一緒に壁打ちをしたりとか、より実践的でハイレベルなカリキュラムがあるとしたら興味があります。
鎌滝 私はワークショップみたいなものがあったらいいなと思います。何人かで集まって、提示されたお題に対して施策まで落とし込むっていう、ケーススタディみたいなものには興味があります。人数が足りなければ弊社だけじゃなく他の会社の方と合同でもいいですし、上流から考えて施策まで落とし込むっていうのをワークショップ形式でできたらありがたいですね。
三浦 弊社代表をはじめ周りの方がすごい人ばかりなので、負けてられないなと常々感じています。デジプロの講義を受けると毎回新しいことを知れるので、次はこうしよう、今度のミーティングではこれを提案してみようというアイデアが出てモチベーションになります。
――我々も成長の一助になれたらと思っております。本日は貴重なお時間ありがとうございました!