岡田潤一さんは2019年に大学を卒業して、フリーランスとして活動をはじめました。そこで縁のあった企業に、マーケティング担当として入社しました。そして今まで外注していた、広告運用の業務を社内で担当するように任命されたそうです。
広告運用はまったくの未経験から、3ヶ月間で引き継ぎのミッションを与えられた岡田さんが選んだのは、デジプロ(インターネット広告のスクール)を受講して、プロにアドバイスを受けながら引き継ぎを行う方法でした。どのようにして不安を知識不足や解消していったのでしょうか。
目次
3ヶ月で広告運用を引き継ぐことに
–これまでのキャリアを簡単にご説明いただけますか?
その中で業務委託で仕事をさせてもらえた株式会社INQに、今年から正式にジョインしました。スタートアップの融資支援を専門とする会社です。
–現在のお仕事を教えてください。
マーケティング担当として、自社サービスのリード獲得全般を行っています。メディアのコンテンツ制作、広告運用、提携などのアライアンスの仕事があります。
–広告運用は、どの媒体を使っていますか?
Google広告がメインで、これからFacebookなども活用したいと思っています。
–これまでデジタルマーケティングを学んだ経験はありますか?
コンテンツマーケティングは実務を通じて学んだ部分もありますが、体系的にマーケティングを学んだ経験はありませんでした。広告の運用も一切経験していません。
–では、広告運用の経験がないのに担当しなければいけなくなったんですね?
はい、もともと外部に依頼していた広告運用を社内でやりたいという経営者の意向で、コンテンツマーケティングを担当していた僕が、あわせて担当することになりました。
それで、早急に広告運用に関する知識やノウハウを学ぶ必要があったため、デジプロを受講しました。
比較検討をしてデジプロを選んだ理由
–デジプロ以外にも、広告運用が学べるほかのスクールは検討されましたか?
はい、検討しました。デジプロよりも料金の安いところはあったのですが、実践ですぐに使える知識を得るにはデジプロが最適だと思いました。
ほかのスクールは、学んだ知識を活かして「転職を成功させる」を、ゴールに設定しているところが多かったんです。マーケッターとしてすぐに成果を出せる、実践的な内容を学べそうなところは、ほとんどありませんでした。
–なるほど、転職を目的とした学校が多いんですね。
はい、いますぐに実践しなければいけない自分には合いませんでした。デジプロは少人数の授業で、疑問があればすぐにその場で質問できます。終わった後にチャットで質問も可能です。このサポートの手厚さはほかのスクールにはないものでした。
ですから投資額以上のリターンを得るには、料金が少し高くても、一線で活躍しているプロに直接学べるデジプロがいいと思いました。
–デジプロを受ける前はどのようなプログラムだと想定していましたか?
GoogleやYahoo!の広告だけではなく、SNS広告など網羅的に学べそうだと思いました。
広告の知識だけではなく、そもそものデジタルマーケティングの理解を深められそうな印象もありました。
あとは、実際に運用してみてそれを改善するPDCAの回し方も教えてもらえるかなと。実践的なトレーニングがプログラムの中に組み込まれていたので、そこは安心していました。
広告運用の引き継ぎ前にあった不安は解消できた
–受講する前に不安だったことがあれば教えてください。
引き継いでやらなければいけない広告運用業務が目の前にありました。それを知識ゼロから3ヶ月で、本当に引き継ぎできるのか、怖かったですね。
引き継いだ後も自分一人で運用をして、成果が出せるのか不安でした。僕のせいで広告予算を溶かしてしまったらどうしようかと。でも、やるしか選択肢がない状況でした。
–実際に受講してみた感想はいかがでしたか?
まず初回の授業を受けた感想は、一緒に受講しているメンバーの熱量がすごいなと。みんなめちゃくちゃ積極的に質問していました。
僕は質問をするのが苦手で、自分で考えて処理してしまうタイプなんです。でも、みんなのいろんな観点からの質問を一緒に聞けたので、気づいていないポイントに気がつけました。そこは一人で勉強するのとは全然違う学びがあって、ありがたかったです。
–ほかにはどんな点がよかったですか。
広告の運用を実際にまわすまでの一連の流れを、その場でやって見せてくれて、僕たちも実際にやらせてもらえるんですね。基礎の部分をひとつずつ確認しながらすすめてくれるので、安心感がありました。
まずそれをGoogle、Yahoo!、SNS広告と一通り体験できたので、理解しやすかったです。
–講義の速度は早いと感じましたか?遅いと感じましたか?
講義の速度はちょうどよかったです。隣の人がわからなければメンバー同士教えあう助け合いもありました。僕もいろいろ質問しました。
–広告の本はたくさん出ていますが本で学ぶことはできませんか?
本に掲載されている情報もありますが、本を読んで自分だけで実践すると、これで正しいのかが確認できなくて不安になる。よぶんな時間とエネルギーを浪費してしまいます。デジプロでは、目の前で実際にやってみて、その場で正解が確認できるので効率的です。
また自分の場合は、更新しなければいけない広告があったので、その管理画面を見てもらってどこを改善すればいいのかアドバイスがもらえて、これ以上ない環境でした。引き継ぎで質問すべきポイントまで教えてもらえました。
広告を改善してすぐにコンバージョンが生まれた
–具体的に広告運用のどんなところを改善したんでしょうか?
広告文章を3本設置するといった基本的なところや、広告を必要としていないユーザーに表示されないように「マッチタイプ」の設定を細かく行うなど、王道のところを徹底的に直していきました。
–改善したことで結果に変化はありましたか?
ありました。今までは弊社の狙いたいお客さん以外からも問い合わせがきていました。それがマッチング精度が高まったことで、本来狙いたいお客さんからだけ、問い合わせがくるようになりました。すでに何件かコンバージョンが発生しています。
–ほかに役立っていることはありますか?
僕は社内の運用業務なので、広告運用の提案や、運用報告のレポートを作成する機会は少ないのですが、それも教えてくれるので、広告代理店やフリーランスのメンバーはすごく役だっていました。
奥さん(デジプロ主催者)は大手企業の数億円単位の広告から、中小企業の広告まで経験しているので、現場の裏側までよくわかっている。その人が提案のテンプレートや細かい資料の見せ方などもシェアしてくれるんですよ。
–今なら、いくらの金額までなら広告運用で回せそうなイメージですか?
そうですね、以前は100万円でも怖いと思っていましたが、今は1,000万円ぐらいまでなら回してみたいと思いますね。
–大きな変化ですね!デジプロは、どのような人が受講したらいいと思いますか?
僕の経験からいうと、広告の運用をやる人はもちろんですが、外部に広告運用を発注する、発注担当者も受講した方がいいですね。
広告代理店に広告運用を依頼するのは悪くないと思います。でもどのような方針でやるか、どんなキーワードを狙っていくかなどは、担当者が理解して会話をする必要があります。
広告のことを理解しつつ、自社ならではの知見を伝えるためには、運用の基礎知識はあった方がいい。知識がないまま丸投げすると主導権が握れないので、外注先の運用を評価できるように、デジプロを受講したほうがいいと思いますよ。
–デジプロを友人にすすめるとしたら、どのようにおすすめしますか?
「最短期間で広告運用の実践まで学べるのはもちろん、学ぶ意識の高い、熱いメンバーと出会えるよ」っておすすめしますね。
あとは質問しやすい環境が素晴らしい。奥さんの人柄がよくて、聞いたらなんでも答えてもらえる安心感があるので、そこは友人にも自信を持っておすすめできますね。
—今後の事業の目標を教えてください。
広告とは少し離れてしまいますが、コーチングを通じて、企業や経営者の目標達成をサポートできるような存在になれたらと思っています。
そのためにはマーケティングや経営などについても話せる人間になる必要があると思うので、そこを目指して日々の業務に取り組んでいきたいです。