リスティング広告講座

リスティング広告とは

GoogleやYahoo!、Bingなどの検索結果画面に表示される広告を指します。「検索連動型広告」とも呼ばれており、ユーザーが検索したタイミングに広告を配信することができるため、検索したキーワードに対して親和性の高い商材やサービスを訴求することができれば成果に繋がりやすい広告として注目されてます。

リスティング広告の仕組み

リスティング広告を開始する上で考えなければならないのは下記3点です。

• キーワード
• 広告文
• リンク先URL

キーワード

リスティング広告の特徴として、ユーザーがどのキーワードを検索したときに配信するかを設定することができます。

例えばユーザーが「自動車保険」と検索したときに自動車保険のサービスを訴求する広告を表示させるなど、管理画面で自由に設定が可能です。

キーワードを設定する上で必要な要素がマッチタイプという考え方です。キーワードを設定する際、逐一一言一句キーワードを指定するやり方では、作業工数がかかってしまったり、CVにつながるキーワードが見つからないというケースが発生してしまいます。

そこでマッチタイプという設定をすることで、設定したキーワードの広がりをコントロールすることが可能です。

マッチタイプの種類

• 部分一致
  　マッチタイプの中でも最も広がりのあるマッチタイプです。媒体が関連性の有るキーワードだと判断した場合に広告配信がされます。例えば「学校」の部分一致を設定したとしたら「大学」や「高校」といったキーワードにも配信がなされます。

• フレーズ一致
  　選択したキーワードが含まれている場合に配信されるマッチタイプです。例えば「学校」のフレーズ一致の場合「学校　東京」や「学校　学費」といった「学校」が含まれているキーワードに配信がなされます。

• 完全一致
  　選択したキーワードと全く同じ単語やフレーズのキーワードに配信がなされます。例えば「学校」の完全一致の場合「学校」と検索された場合にしか広告配信がなされません。

上記の条件を駆使して、広告効果最大化を行うための戦略が必要となります。

広告文

広告文は検索しているユーザーに対して広告をクリックしてもらうために重要な要素となります。
いかに検索ユーザーに広告配信できたとしても魅力的な広告文が作成できなければ、クリックがなされずユーザーにスルーされてしまいます。広告文を作成する際は下記を意識してみるのがおすすめです。

• どんなサービスを提供しているのか
• どんなメリットが提供できるのか
• 他社と比較したときの優位性

また検索したユーザーがどんなユーザーなのかを想定して広告文を作成すると、広告を見たユーザーが自分のための商品だと思ってくれてクリックをしてくれるケースが多いです。

リンク先URL

最後にリンク先URLですが、広告をクリックしたユーザーが望んでいるコンテンツを提供することが重要です。
いくら魅力的な広告文でユーザーのクリックを促せたとしても、リンク先がコンテンツとして魅力的でなければ離脱してしまいCVにはつながりません。
そのためリスティング広告を行う上で重要なのは検索ユーザーのモチベーションや知りたい情報や願望を想定しリンク先に反映させることです。そうすることで初めて広告効果の最大化に繋がります。

リスティング広告で成果を上げるためには

リスティング広告で成果を上げるためには、下記を意識したアカウントを作成することが重要です。

• コンバージョンの可能性が高いキーワードから優先的に配信する
• 部分一致を多用しすぎない
• コンバージョンに繋がらないキーワードは除外キーワード設定を行う
• リンク先URLのコンテンツや導線を改善する

コンバージョンの可能性が高いキーワードから優先的に配信する

リスティング広告を始める際に、必ず配信したいキーワードの設定は行いましょう。
どのような検索行動を起こしているユーザーがコンバージョンしてくれるかを想定し、
そのキーワードを管理画面で設定することで、狙っているユーザーに広告配信ができます。
やみくもに広告を配信するのではなく、どのようなキーワードがコンバージョンされやすいかを想定した上でリスティング広告を実施しましょう。

部分一致を多用しすぎない

部分一致は関連性のあるキーワードを自動的に選定して配信ができるため、設定上簡単にできるものではございますが、自分の意図しないキーワードにも配信が広がってしまい、獲得効率悪化の懸念もございます。
獲得数を増やしたいフェーズなのか、まずは獲得単価を安定させたいフェーズなのかを見極めの上、部分一致の実施を決めましょう。

コンバージョンに繋がらないキーワードは除外キーワード設定を行う

リスティング広告は設定完了したら終了ではありません。配信後の数値を見て、分析し、課題を抽出、そして対応策を行い、数字を見て・・・といったPDCAを回していくことが重要です。
仮に配信した結果、コンバージョンに至らないキーワードを見つけた場合、キーワード除外を行い、即停止を行いましょう。

リンク先URLのコンテンツや導線を改善する

配信しているキーワードは良くても、魅力的な訴求文、リンク先がないとユーザーにコンバージョンしてもらえません。
どのような訴求内容、コンテンツが良いのかを想定、把握ししっかりとユーザーに訴求していくことが重要です。またLPに関してもPDCAを回し、改善していくことが重要です。
下記図のLP制作例とPDCAの回し方を元に検証項目やKPI定義をしていきましょう。

リスティング広告を学習する方法

1. 公式ページで学ぶ
2. 独学で学ぶ
3. スクールで学ぶ

公式ページで学ぶ

1つ目の勉強方法は、公式ページで学ぶ方法です。
リスティング広告であれば「Google」「Yahoo!」が代表的な媒体となるので、各媒体が提供するページで勉強します。
公式情報となるので、これから勉強を始める初心者の方におすすめの方法です。

*Google *
Google広告スキルショップ

*Yahoo *
Yahoo広告公式ラーニングポータル

独学で学ぶ

２つ目の勉強方法は独学です。
独学では主に本を活用した勉強方法がおすすめです。

おすすめの本は下記の通りです。

• リスティング広告のやさしい教科書。
• いちばんやさしい［新版］リスティング広告の教本
• 最速で成果を出すリスティング広告の教科書

スクールで学ぶ

最後の勉強方法はWebマーケティングスクールを活用した学習方法です。
「デジプロ」ではリスティング広告はもちろん、運用型広告に特化した広告手法を学ぶことが可能です。
また学習スタイルも動画コンテンツはもちろん、プロのマーケターが講師となり講義していく形となるので、実務に即した学習をすることが可能です。

• 社内の部署異動でマーケティングを担当することになった
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